おしゃれのスポット・イベントおでかけ記事
鉄道にアニメ、音楽、読書など多趣味なことでも知られるモデル・市川紗椰さん。ファッション誌で見せる清楚なルックスとはギャップのある“オタク”な一面も持つ彼女がナビゲートするのは、都内屈指の古書街、神保町。個性的なセレクトの本屋さんや昔ながらの洋食店など、今回は市川さんのこだわり目線で選ばれたお店を紹介。モデルならではの感度の高いファッションセンスや普段のおでかけの時に持ち歩いている私物にも注目!
鉄道にアニメ、音楽、読書など多趣味なことでも知られるモデル・市川紗椰さん。ファッション誌で見せる清楚なルックスとはギャップのある“オタク”な一面も持つ彼女がナビゲートするのは、都内屈指の古書街、神保町。個性的なセレクトの本屋さんや昔ながらの洋食店など、今回は市川さんのこだわり目線で選ばれたお店を紹介。モデルならではの感度の高いファッションセンスや普段おでかけの時に持ち歩いている私物にも注目!
Featuring Saya Ichikawa
photo/Mariko Tosa styling/Menko Nishino hair&make-up/Shohei Inoue(Super Continental)
text/Kei Osawa
アディアムのニット35,000円、中に着たブラウス28,000円、スカート63,000円(すべてアディアム) イントロピア ホスのネックレス12,000円(デュアルヴュー) ポミカーキのバッグ23,000円(vert 青山店) サッコ バレッティのパンプス36,000円、サヤカデイビスのピアス 24,000円、ブレスレット19,000円、リング18,000円(すべてアーバンリサーチ 表参道ヒルズ店)
昔から読書が大好きだったと話す市川さん。神保町へは自然と足が向かうようになったというのも納得。
「高校生の時に初めて訪れてから、ずっと通い続けている街です。一時期住んでいたこともあったので、神保町には少し詳しいんです。プライベートでも遊びにきますが、このあたりは出版社が多いので、雑誌のお仕事で来ることも多いですね。月に2、3回は来ていて、仕事の空き時間にも色々なお店をちょこちょこと覗いたりしています。昔ながらの雰囲気がある本屋さんやご飯屋さんなど、個性的でこだわりの強いお店がぎゅっと詰まっているのが楽しいんです。歩いているだけでも色んなものが目に飛び込んできて、私にとって神保町は"何かに出会える街"。古書店が有名ですが、鉄道や音楽、建築など、各ジャンルごとに特化した専門の書店も多くあるんです。そういうコアな部分も神保町ならではの魅力だと思います」。
東京メトロのマスコットキャラクターである、駅乃みちかちゃんとの撮影ではこの笑顔!「今日初めてお会い(?)しましたけど、すごくかわいいです(笑)!LINEスタンプもあるんですね、さっそく使ってみます」。
今回は市川さんがおでかけする時に持ち歩いている私物を見せてもらいました!読書好きで知られる彼女らしく、いつも1~2冊は持ち歩いているという本。そしてipadでは地図アプリが起動中。電車やロケバスで移動している道を地図で追いかけるのが好きなのだとか。最近愛用のマスク「PITTA」と、東京メトロのキャラター“みちかちゃんタオル”もおでかけのお供に。
まず訪れたのは"書籍の街・神保町"を代表する老舗書店、『書泉グランデ』。
「本のセレクトが他のお店と違っていて私のツボにぴったりなんです。ちょっとマニアックなところが好きですね。普段だとあまり見かけないような本と出会えることが多いので、個人的にはすごく"相性のいい"本屋さんだなと思って気に入っています。最近は鉄道雑誌のお仕事で原稿を書かせてもらうことも多いので、そのための資料を6Fの鉄道フロアで探したり、読書が趣味なので、1Fで一般書や新刊などをチェックしています。普段はSFやミステリー、ノンフィクション系の作品が好きでよく読んでいます。今日持ち歩いている本もノンフィクション作品です。読書の他には電車も街歩きも好きなので、オフの日など時間が取れる時には電車ででかけて、のんびり美味しいものを食べ歩いたりしています」。
東京メトロ関連の書籍を抱える市川さん、メトロの中でも好きな路線をうかがうと。「基本的には車両が好きなんです(笑)。でも路線で挙げるなら南北線ですね、南北線の走る場所や傾斜が好きです」。
1Fの書籍売り場でノンフィクション系の本を探す市川さん。最近オススメの一冊は?「<『罪と罰』を読まない>は、どんな方でも楽しめる作品だと思うのでおすすめですよ」。
続いて訪れたのは、メンズのアメリカ古着を中心に扱うショップ『ワドル』。以前から気にはなっていたものの、訪れるのは今回が初めてだそう。
「気になるお店だったので、今回来ることができてよかったです。もともと古着は好きで、特に最近は古着を使ったラフなカジュアルコーデが気になっています。メンズアイテムを取れ入れることもありますよ。」
モデルという仕事柄、様々なファッションを着こなす市川さん。そんな彼女のスタイルキープ法はなんともユニーク。
「Myタンバリン&サイリウムを持ち込んでの全力カラオケです(笑)友達とフリープランで予約して、合宿するくらいの勢いで本気で臨みます。みなさんが想像する5倍は運動していると思ってください(笑)。
あとは体の内側からのケアも大事にしています。腸のケアは毎日欠かさずにやっていますね。「腸モミ」というものなんですが、横になって硬くなった腸やその裏側を柔らかく揉みほぐすことでリンパ腺が刺激されて、全身のむくみがとれるんです。一時期、肌荒れですごく悩んでいたんですけど、腸をケアするようになってからは肌の調子もすごくいいんです」。
「お洋服以外にも、スニーカーや雑貨などカワイイものがいっぱいですね。発色のいいマスタードカラーのブルゾンが気になったんですけど、残念ながらボーイズサイズだったので今回は諦めます(涙)」
メッシュ素材と、クッション性に長けたシャークソールのスポーツティなデザインはこれからの季節にぴったり。サンダルとスニーカーの要素を取り入れたコンテンポラリーな雰囲気も◎。
ユナイテッドヌードのサンダル 27,000円(ユナイテッド ヌード ルミネ新宿店)
ブルーにピンク、散りばめられたポップカラーとエッジーなヒールがフューチャリスティックなパンプスは履くだけで着こなしをハッピーに仕上げてくれる遊び心いっぱいの一足。
ユナイテッドヌードのパンプス 33,000円(ユナイテッド ヌード ルミネ新宿店)
トレンドのフリンジやスタッズが効いたロックなデザインのポーチも、爽やかな水色でガーリーな雰囲気に。ブランドのシンボルモチーフ「ピラミッド」も健在。
(W16×H10.5×D6cm)
ルースターのポーチ 38,000円(シアン PR)
使い込むほどに馴染んでくるレザーのトートバッグは、間口が広く使い勝手も抜群。存在感のあるメタリックネイビーの光沢が着こなしのアクセントに。
(W28×H47×D16cm)
アニタ ビラルディのトートバッグ 20,000円(アーバンリサーチ 表参道ヒルズ店)
「サルエルパンツやドルマンスリーブのワイドワンピなど、どれもデザインやシルエットがモードな雰囲気で、好きなテイストです。凝った仕立てなのにお手頃なのも嬉しいですね」。
次に向かった『ヴェクト』は、オーナー自ら買い付けに海外へ足を運び、こだわりのセレクトで選ばれたアイテムが並ぶセレクトショップ。
「お店の隣がよくお仕事で行く撮影スタジなんです。ガラス張りのお店なので通りかかる度にアクセサリーのディスプレイが目に入ってきて"かわいいな"って思っていました。大粒のパールを使ったものや、個性的な幾何学模様だったり、目を引くデザインのアクセサリーがステキですね」。
ポップなデザインのアイテムを使ったカラフルなファッションが好みと話す市川さん、今シーズン気になるアイテムは?
「もともとカラフルな色使いのアイテムが好きなのですが、特にこの春夏シーズンはニュアンスのある絶妙な色使いだったり、コントラストを効かせた色で遊んだものなどステキなアイテムがとても多かったので、チャレンジしてみたいですね!逆に素肌の出る季節になってくると、毎年モノトーンの着こなしも気になるんです。色味がない分、形が個性的だったりディテールに凝ったアイテムに注目しています。」
「サルエルパンツやドルマンスリーブのワイドワンピなど、どれもデザインやシルエットがモードな雰囲気で、好きなテイストです。凝った仕立てなのにお手頃なのも嬉しいですね」。
コットンリネンのボックスタイプのワンピースコートは、ダークグリーン&ライトピンクを用いたフラワーデザインでインパクト大。これ1枚でコーディネートが決まる主役級アイテム。
カミシマ チナミ イエローのワンピースコート 58,000円 (カミシマチナミ青山店)
生成りデニム×レザーのコンビネーションジャケット。ボーイッシュなデザインを優しい色使いで仕上げた今期らしい1着はドロップショルダー気味にオーバーサイズで着るのが気分。
タイニーダイナソーのコンビジャケット 45,000円 (フロレセンス)
スプリングカラーのフラワープリントがレトロな雰囲気を醸す大人なワンピ。首周りをすっきり見せてくれるVネックや肩やウエスト部分に細かくあしらわれたダーツが美シルエットを叶えてくれる。
シネクァノンのワンピース 23,000円 (シネクァノン 青山店)
大人の女性でも着やすい落ち着いた赤のチェック柄クルーネックワンピース。バックデザインはプレーンな茶色の切り替えという大胆さで、大人の遊び心が冴える一着。
カミシマ チナミのワンピース 64,000円 (カミシマチナミ青山店)
「焼きハヤシ」を前にご満悦の表情の市川さん。じっくり煮込まれたソースの美味しさは、長時間に渡って熟成された秘伝のデミグラスが決め手になっているのだとか。一度食べたら病みつきです。
最後に訪れたのは、昔ながらのイタリア料理が味わえる『クリムト』。洋食屋激戦区の神保町の中でも名店中の名店。
「ここはハンバーグも美味しいのですが、最近はずっと『焼きハヤシ』にハマっています。コクのあるソースとチーズのコンビがたまりません」。
今回のおでかけからも、好きなことに対するこだわりが垣間見えた市川さん。趣味を生かしつつ多くの分野で活躍している彼女にモデルやタレントとして、また一人の女性としての未来像を伺いました。
「今は文章を書くお仕事が少しずつ増えてきていることがすごく嬉しいですね。あと仕事としてはもちろん、リスナーとしてもラジオが大好きなので、ラジオのお仕事にも深く関わっていきたいです。一人の女性としては、素敵な年齢の重ね方をすることが目標です。私の中で別格なのが黒柳徹子さん。見た目はもちろん、気持ちの面でも若々しく、可愛らしくいられるって、とても素敵だなって思います。将来はあんな風に年齢を重ねていけたらいいですね」。
「焼きハヤシ」を前にご満悦の表情の市川さん。じっくり煮込まれたソースの美味しさはもちろん、上に添えられ“たくあん”が絶妙な甘さと歯ごたえで美味しさを引き立てているのだとか。
いちかわ・さや 1987年2月14日生まれ。名古屋出身。16歳の時にスカウトをされたのを機にモデルデビュー。現在も女性ファッション誌を中心に、CMや広告などで幅広く活躍している。また多趣味であることでも有名で『鉄道』を筆頭に、『音楽』や『書籍』、『アニメ』、『プラモデル』、『ハンバーグ』、『相撲』など多岐にわたって造詣が深い。最近ではそのディープな趣味や世界観が反響をよび、多くのバラエティ番組でも人気を集めている。また4月4日よりフジテレビ系でスタートする大型情報報道番組『ユアタイム~あなたの時間(月~木曜23時30、金曜23:58よりオンエア)』ではMCも務める。
最新情報はオフィシャルブログでチェック→
http://saya-ichikawa.com
URBAN RESEARCH
ADEAM
UNITED NUDE
tiny dinosaur
KAMISHIMA CHINAMI/KAMISHIMA CHINAMI YELLOW
Sinequanone
シネクァノン 青山店
※このお店は閉店しました
POMIKAKI
※掲載アイテムに関する情報は、2016年3月16日時点のものです。お問い合わせの際はくれぐれもご注意ください。
【My TOKYO WEEKEND】
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