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ソロ活の達人に聞く!

2015/9/4

東京の水かけ地蔵を巡り自分も濡れる

地蔵というものがある。お寺や道端などにあるものだ。誰もが一度は見たことがあると思う。このお地蔵さんにはいろいろな種類が存在する。塩を盛る地蔵や水をかける地蔵など。今回は水をかけるお地蔵さんを巡ってみようと思う。

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一人三脚使いの達人

地主 恵亮さん

1985年福岡生まれ。基本的には運だけで生きているが取材日はだいたい雨になる。2014年より東京農業大学非常勤講師。著書に「妄想彼女」(鉄人社)、「昔のグルメガイドで東京おのぼり観光」(アスペクト)がある。なお、記事の写真は三脚2台使用での完全一人撮影。

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東京の水かけ地蔵を巡り自分も濡れる


水かけ地蔵

東京ディズニーランドでは8月31日まで、「ディズニー夏イベント」が行われ、シンデレラ城やステージから大量の水が大放出され、会場全体がずぶ濡れになるイベントが行われていたそうだ。


▲地蔵もそんなイベントに負けていません!


ディズニーランドに一人で行く勇気はないけれど、私もそんな夏っぽいイベントに参加してみたかった。水をかけずぶ濡れるになる。なんとも涼しげで楽しそうだ。でも、一人でディズニーランドに行く勇気はないのだ。


▲だからこそ、地蔵です!


お地蔵さんにはいろいろな種類があり、スタンダードに手をあわせるだけのものから、縄で縛る地蔵、塩を盛る地蔵、そして「水をかける地蔵」もあるのだ。また地蔵だけではなく観音様にも水をかけるタイプがある。


▲これは水をかけるタイプの観音様です!


よく考えるとミッキーが地蔵や観音様になっただけで、どちらも水で濡れる。また地蔵の方は年中開催中だ。ディズニーランドには一人では行けないけれど、こちらなら一人で行ける。ということで、水かけ地蔵(観音)を巡ろうと思う。


▲ということで、御徒町に来ました!


台東区の水かけ地蔵

お地蔵さんのいいところは、その辺の道端にあったりすることだ。気軽に手をあわせることができる。最初に目指す水かけ地蔵もそんな地蔵。道端でも水をかけていいのだ。道端ディズニーランドと呼びたい。


▲この日は雨降りでした!


御徒町駅から歩いて15分ほど。古い住宅街の中に目指していた水かけ地蔵があった。とくに言われなどは書かれておらず、このあたりの人の日常に馴染んでいる地蔵だった。


▲名もなき地蔵


メインは「如意輪観音」のようだけれど、その周りをお地蔵さんが囲んでいる。水かけ地蔵なのかもわからないけれど、近所の方に話を聞けば、「水をかける方もいますよ」とのことだった。ぜひ私も水をかけようと思う。


▲お地蔵さんに、


▲水をかける


水をかけるだけだけれど、徳を積んでいる気がしてくる。お地蔵さんが濡れていく感じがなんとも素晴らしい。これが私のディズニーランドなのではないだろうか。一人でも行けるディズニーランドは台東区にあったのだ。


▲振り向けば三脚


▲そして、私も濡れている


ちなみに雨のために、地蔵だけではなく、私も濡れている。傘を持っていないのだ。ここまでも傘をささずに来た。私も濡れることで地蔵のような人気を得ることができるかもしれない。


▲傘をささずにここまできました!


荒川区の水かけ地蔵

次は日暮里駅から歩いて「延命地蔵尊」に行こうと思う。こちらも水かけ地蔵である。夕焼けだんだんを下り、よみせ通りを歩き、「延命地蔵尊」に着く。谷中銀座は人が多いが、「延命地蔵尊」まで来ると人が少ない。


▲延命寺地蔵尊


お願い事を唱えながら水をかける。私もこのような人になりたい。水をかけられることで、水をかけた人を幸せにする。そのシステムが謎だけれど、素晴らしいことなのではないだろうか。


▲水をかけます


▲なんだか笑顔になります!


▲私の瞳に映るのは三脚だけど


一人でもこのように気軽に水をかけに行けるのが、水かけ地蔵のいいところ。ディズニーランドでは一人はあれだけれど、こちらは一人でいることも自然だ。春風のような気持ちになることができる。


▲ちなみに私も濡れています


▲傘がないから!


港区の水かけ観音

井上陽水が「傘がない」と歌っていた。行かなくちゃ、地蔵に逢いに行かなくちゃ、なのだ。水をかけることにより地蔵も濡れるが、傘のない私も濡れるのだ。恐れ多いが濡れるという点では私も地蔵と同じだ。


▲次は白金高輪駅から歩いて行ける、


▲覚林寺にやってきました!


最後は地蔵ではなく、水かけ観音がある、港区の「覚林寺」にやってきた。水をかけるのは地蔵だけではなく、観音様という可能性もあるのだ。


▲実に分かりやすい感じ(ミネラルウォーターがお供えしてある)


▲水をかける


こちらのお寺は「加藤清正」ゆかりのお寺だそうだ。そんなお寺で水をかける。濡れることで願いが叶う。それはなぜなのだろう。自分も濡れることで、その答えを見つけることができるのではないだろうか。


▲ということで、多摩川の河川敷に来ました!


私も濡れる

自分もお地蔵様や観音様のように濡れるとどうなるのだろうか。考えてみれば修行僧も滝行などをして濡れる。濡れることで自分はもちろん、周りにも幸せを振りまくことができるのかもしれない。


▲私も、


▲水をかける


水をかけて分かった。寒い。まだ夏だけれど、この日は雨が降り、肌寒く、秋の終わりのような一日だった。そんな時に水をかける。修行だ。水かけ地蔵の始まりはわからないけれど、水をかけられる側の修行なのではないだろうか。


▲でも悟った気がする!


そして濡れると寒くて悟りそうなのだ。地蔵に水をかけるのも、悟りへのお手伝いなのではないだろうか。お手伝いすることで徳を積めて、ご利益があるのだ。自分に水をかけることで、もしかして、そうなのでは、と思った。寒くて修行という言葉しか浮かばないのだ。


▲私の前には三脚。これも修行だ!


この記事を書いた人

地主 恵亮さん

1985年福岡生まれ。基本的には運だけで生きているが取材日はだいたい雨になる。2014年より東京農業大学非常勤講師。著書に「妄想彼女」(鉄人社)、「昔のグルメガイドで東京おのぼり観光」(アスペクト)がある。なお、記事の写真は三脚2台使用での完全一人撮影。

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