1. ソロ活>
  2. 別世界をみつける>
  3. 中野・吉祥寺・荻窪>
  4. 調布~吉祥寺間で脳内地下鉄建設!【駅名ソムリエール・能町みね子の夢の地下鉄21号線】

能町みね子の夢の地下鉄21号線

第三回 吉祥寺線 その1(調布駅〜吉祥寺駅)

能町みね子の夢の地下鉄21号線

「駅名ソムリエール」で独自の視点で新たな駅名を考案しまくった能町みね子さんが、今度は脳内地下鉄建設に着手。ときにみなさんの意見を汲み取りつつ、能町さんの個人的思惑で、今まで線路がなかったあの場所とこの場所の間を脳内地下鉄が走ります。名付けて「夢の地下鉄21号線」!


大学時代の私の夢を叶えるときが来た!

これこそ私がかつて描いた夢!
私がかつて上京して初めて住んだ場所は、調布市深大寺東町というところでした。経済的に「中の下」の実家から仕送りをもらって大学生活をするには家賃が安くなきゃならず、当時は東京の地理感覚も貧弱だったために、いろんな条件を加味してなんとなく選んでしまった物件はなんと、京王線つつじヶ丘駅から坂を延々のぼって徒歩18分。超不便(しかも家賃も特に安くなかった)。

周辺環境が実家よりも不便なこのアパートで、私はちょくちょく自転車を立ちこぎしながら吉祥寺や調布にでかけ、ああこの間を鉄道が結んでいたならなあ……と夢見ていたのでした。

あの頃の私を救うために今の私が立ち上がった。調布と吉祥寺を地下鉄で結ぶのだ。なんとなく環境的には路面電車のほうが似合う気がするけど、連載が地下鉄なので地下鉄で押し通します!




駅名ソムリエールの命名法に新ルール誕生

と、威勢よく始まったものの、古い地名を調べていたらいきなり「調布」からつまずいてしまいました。「調布」という地名はどうやら多摩川や多摩川周辺地域を表す美称で、本来このへんは「布田五ヶ宿」といって五つの小さな町の寄せ集め。「調布」という地名はこのあたりをまとめて明治につけられた案外新しい地名らしい(「田園調布」も多摩川の近くだし、元はといえば同じ由来なんだそう)。

しかし、新地名は明治期につけられた「味のあるヤツ」ならセーフ、と私の中で決まりました(前回の荒玉線の「砧駅」も同じ基準でOK)。基準がいいかげんですが、私は女王なので気にしません。調布駅は「調布駅」のままでいきます。




最寄り駅からバス利用だった深大寺に徒歩でいけるように

さて、やっと調布の地下を出た電車は左にカーブし、深大寺方面へ向かいます。やっぱりこのへんでいちばんの観光名所である深大寺は通りたい。野川を越えたところの「佐須(さず)」という住宅地で「佐須駅」を造ってから、三鷹通りを北進して深大寺小学校のところで「深大寺駅」。ここからはお寺もほど近いです。

そこから電車は消防大学通りの地下を進み、調布深大寺郵便局のあたりで「野ヶ谷(のがや)駅」。これも古い地名です。




民の健康を考え、病院の前には駅を必ず作ります

その先、消防大学校の敷地を貫いて「杏林大学病院前」へ。私は、電車とバスは病院を大事にするべきだと思う。東京はともかく、田舎に行ったら電車やバスに乗ってるのは病院に通うじいちゃんばあちゃんばかりですもの。前の路線でも病院の前に駅を造りました。やはり女王としては民の健康を大事にしたいのです。

そこからはひたすら真北へ。やや栄えてる三鷹市新川交差点に「新川駅」。この「新川」という地名も明治期の創作地名で、もっと古い「長久保」とか「野川」という地名もあったので迷いましたが、長久保は練馬区にあるものがわりと有名だし、野川はそういう川が少し離れたところにあってややこしいので、「明治セーフ」ということで新川を採用します!




人気名所の目の前に駅を作って利便性UP!

その次は「狐久保(きつねくぼ)交差点」で駅をつくる。当然「狐久保駅」。ああいい名前だ〜。

こんな古い地名も使いつつ、その次の駅は「ジブリ美術館前」にしちゃいます。歴史は浅いけれどもう名所として完全に定着してますよね。吉祥寺駅からちょっと遠いし、建物のすぐ前に駅を造っちゃう。

路線はそのまま吉祥寺通りの地下を進み、吉祥寺駅へ。この路線、調布市在住だった私が吉祥寺に行きたくて作った路線ですから、そのまま「吉祥寺線」とします!

この路線、さらに北に延ばすつもりです。次回へ続く。



吉祥寺線



◆「吉祥寺線」の編集部オススメおでかけスポットはこちら!

深大寺(深大寺駅)
スポット詳細はこちら
名物は深大寺そば。調布市が水木しげる氏の第二の故郷という縁で、門前に「鬼太郎茶屋」もある。

TohoBAKERY(狐久保駅)
スポット詳細はこちら
創業60年を超える、地元に愛されるパン屋さん。

三鷹の森ジブリ美術館(ジブリ美術館前駅)
スポット詳細はこちら
ジブリ作品の世界が体感できる美術館。迷路のような空間が魅力。

CatCafe てまりのおうち(吉祥寺駅)
スポット詳細はこちら
時間制限のない猫カフェ。半個室のツリーハウスがあるなど、まるで“猫がいる遊園地”。

能町みね子

能町みね子さん

文筆業兼イラストレーター。
「オカマだけどOLやってます。」でデビューし、近刊に「『能町みね子のときめきデートスポット』、略して 能スポ」(講談社文庫)「ときめかない日記」(幻冬舎文庫)など。「久保みねヒャダ こじらせナイト」にも出演中。
Twitter:@nmcmnc





ソロ活免許皆伝絵巻

ソロ活免許皆伝絵巻

  • 一人飲み

    一人飲み

  • 一人レジャー

    一人レジャー

  • ダイエット

    ダイエット

  • 自分にぴったりをみつける

    自分にぴったりをみつける

  • 自分ご褒美

    自分ご褒美

  • 一人ご褒美ディナー

    一人ご褒美ディナー

  • 一人カラオケ

    一人カラオケ

  • 一人焼肉

    一人焼肉

注目の記事

注目の記事