女性のお一人様にも優しいラーメン店、あるんです

▲ラーメン店のロゴも、こんなにおしゃれに。

▲ラーメン店のロゴも、こんなにおしゃれに。

老若男女問わず人気が高く、いまや日本の国民食と言われるラーメン。だけど巷のラーメン店はどこも男性客が大半で、店構えからして女性一人で入るのは勇気がいる…

そう思っている女性の皆さん。どうぞご安心ください。最近は、内装や雰囲気、接客、味作りなど細部まで女性を意識した店が増え、女性一人でも入りやすいラーメン店があちこちに登場しているのだ。

▲新宿駅から徒歩5分。ラーメン店らしからぬスタイリッシュな外観。

▲新宿駅から徒歩5分。ラーメン店らしからぬスタイリッシュな外観。

▲店内はカウンターに加え、テーブル席も4席。

▲店内はカウンターに加え、テーブル席も4席。

新宿南口の「Miso Noodle Spot 角栄」も、そんな女性にやさしいラーメン店の一つ。幡ヶ谷の人気ラーメン店「我無者羅」の3号店として、2014年9月にオープンした新店だ。女性比率は約4割と、ラーメン店としては異例の女性率の高さを誇っている。

▲1号店の「我無者羅」は、幡ヶ谷駅そば。

▲1号店の「我無者羅」は、幡ヶ谷駅そば。

▲「我無者羅」の「生姜醤油ラーメン」。醤油の旨みと生姜の香りが際立つすっきりとした味わい。

▲「我無者羅」の「生姜醤油ラーメン」。醤油の旨みと生姜の香りが際立つすっきりとした味わい。

「我無者羅」は、新潟のご当地ラーメンをコンセプトに、「生姜醤油」、「割スープ付濃厚味噌」、「背脂煮干醤油」、という3種類のラーメンを曜日ごとに提供するという「三毛作業態」で評判に。それぞれのメニューに根強いファンがついたことから、2013年7月に「背脂煮干醤油」専門の2号店「どっかん」をオープンしており、今回、土日限定で提供していた「割スープ付濃厚味噌」を柱にオープンしたのが、「Miso Noodle Spot 角栄」だ。

▲店主の蓮沼さんは、元フレンチシェフ。料理の腕が丁寧な仕事ぶりに現れている

▲店主の蓮沼さんは、元フレンチシェフ。料理の腕が丁寧な仕事ぶりに現れている

「女性のお客さまが一人でも入りやすい店を意識しました」と語るのは、店主の蓮沼さん。白を基調にしたスタイリッシュな店内は清潔感に溢れ、「ラーメン業界一キレイ好き」とも言われる蓮沼さんの気配りが伺える。

▲女性に嬉しいヘアゴムや紙エプロンも完備

▲女性に嬉しいヘアゴムや紙エプロンも完備

▲女性は麺を少なめにすると、トッピングが1品無料に!

▲女性は麺を少なめにすると、トッピングが1品無料に!

そして「我無者羅」同様に感心するのが、スタッフの接客のよさ。券売機で食券を購入し、ものの数分でラーメンが出されて、冷めないうちに急いで食べる―。入店からの滞在時間は長くても30分ほどというラーメン業界においては、そこまで接客を重視しているお店は多くないように思う。しかし「角栄」に来ると、「あぁ、居心地がいいな」と感じる。それには、店内の清潔感、料理の提供スピード、店員さんの口調、BGMなどさまざまな要因が関係しているのだけれども、とくに店員さんの対応が印象に残るのだ。

▲笑顔が素敵なスタッフのゆーちゃん。

▲笑顔が素敵なスタッフのゆーちゃん。

スタッフの明るく丁寧な対応に加え、「女性のお客さまが入りやすいように、できるだけ女性スタッフをおくようにしています」という蓮沼さんの言葉にも、お客を大事にしたいという姿勢が表れている。

▲「濃厚味噌」(800円)。濃厚ながらも食べ飽きず、むしろあとを引く味わい

▲「濃厚味噌」(800円)。濃厚ながらも食べ飽きず、むしろあとを引く味わい

さて、肝心のラーメンについて。

メニューは、濃厚味噌・カレー味噌・激辛味噌、の3種で、いずれもラーメンかつけ麺かを選べる。一番人気は、定番の濃厚味噌ラーメン。スープは、越後の味噌をベースに5種類をブレンド。ラーメンと言いながらもどろっと濃厚なテクスチャーは、まるでポタージュのよう。まろやかな旨みがモチモチっとした麺によく絡む。

▲「カレー味噌つけ麺」(850円)。時折感じるセロリの清涼感がアクセントに。

▲「カレー味噌つけ麺」(850円)。時折感じるセロリの清涼感がアクセントに。

これがつけ麺になると、スープの濃度はさらに増す。女性に人気があるのは、カレー味噌つけ麺。味噌の香りとスパイスの刺激、チーズのコクが絶妙に混ざり合ったスープがのどごしのよい中太麺にとろりと絡み、するするする~と胃におさまっていく。濃厚なスープながらもしつこく感じさせないのは、国産小麦100%麺の力強い味わいがあるからだ。

▲黄金色の割りスープは、お替わり自由。

▲黄金色の割りスープは、お替わり自由。

そして、最後にぜひ試してもらいたいのが「割りスープ」。割りスープ用に丁寧にとっているというその味は、まさに裏の主役。割りスープだけでもおいしく飲めるほどしっかりとした旨みを持っており、味噌スープと合わせると実にまろやかな味わいに変化する。


さらに脇を固めるトッピングは、定番のあじ玉をはじめ、トマト、チーズ、納豆、じゃがバタ、辛もやしなど個性派揃い。ご飯を入れてリゾット風に楽しむ「リゾットごはん」もおすすめだ。


女性だって、濃厚ラーメンをがっつり食べたい時がある。そんな日には迷わず駆け込んでほしい。期待を裏切らない味と満足感を約束しよう。

「角栄」を楽しむための3か条

その1 「今日は一人でラーメンを思いきり食べたい!」そんな気分の日にぜひ!

その2 トマト、チーズ、納豆、じゃがバタ…。お好みのトッピングや割りスープで多彩な味の変化を楽しもう!

その3 気さくな店員さんとのやりとりに小さな幸せを感じるのも「ソロ活」ならでは!

※2015年1月時点の情報です。メニュー、価格等は変更になる場合があります。

本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2015年01月08日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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