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ソロ活の達人に聞く!

2014/9/10

お台場“うんち展” 大人が行っても楽しめるのか

日本科学未来館で好評開催中の通称“うんち展”。 「おっさんが一人でうんち展」というシチュエーションは、アリかナシか確認してみた

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アート&カルチャーの達人

熊山 准さん

1974年徳島県生まれ。モノ系、旅行、恋愛など幅広くこなすフリーライター。自身のゆるキャラ“ミニくまちゃん”を世界中に連れまわすアート活動も展開中。

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ツイッター(@kumaya ) / KUMAYAMA.com
【第1回・"うんち展”編】夏休みが終わっても大人の自由研究

【第1回・"うんち展”編】夏休みが終わっても大人の自由研究

関東近郊の小学生にはいわずと知れたサイエンススポット・日本科学未来館。この夏、フジテレビと共催した企画展『トイレ?行っトイレ!ボクらのうんちの地球のみらい』、通称“うんち展”は多くの話題を集め、夏休み期間中は入場券を購入するだけでも90分待ちという大盛況ぶり。いきおい地方に住む甥っ子姪っ子からも「行きたい」「連れて行け」というリクエストが絶えませんでした(本当は隣のお台場新大陸に行きたいんだろ!)。

ともあれ無条件でうんこちんちんに反応してしまう小学生はもちろん、そのアバンギャルドな展示に大人(俺!)も興味津々。なんせうんちの被り物を装着し、トイレ型すべり台でジャーッと流されるアトラクションというか、インスタレーションまであるらしいですからね。あまたある2014年の夏休み期間中アートスポットでもっとも香ばしい展示のひとつと見て間違いないでしょう。

そこで、あくまで甥っ子姪っ子に教えてあげるためと称し、おっさんが単身うんち展に潜入して参りました。「おっさんが一人でうんち展」って、ありそうでないシチュエーションです。やっぱり家族連れとか多いのかしら、童心に帰って楽しめるのかしら……という不安はありつつも、行ってまいりたいと思います。

まず、筆者の心を打ったのが展覧会の冒頭を飾る「ごあいさつ」に記された、うんち展のスローガンです。それは「恥ずかしがらずに、トイレの話をしよう!」というもの。

“うんちをすることは生きる証。(略)うんちをした友達がいたら、思いっきりほめてあげましょう。さあ、くさいものにフタをするのは、もうやめです”

21世紀になって早10年以上経とうというのに、小学校でうんちはいまだ禁忌事項(リクシルの調査では小学生の53%が学校でうんちができないと回答)。ひとたび個室に閉じこもったり、我慢できずに漏らそうものなら、卒業まで「クソ野郎」「うんこ」「ゲーリー」の不名誉に甘んじなくてはいけません。小学校時代、胃腸が弱く週3の割合でおなかを下しながら下校まで便意と格闘していた筆者も、「よくぞ言ってくれた!」と拍手喝采を贈りたい気分です。展示をまとめた学芸員の方も同じようなトラウマを抱えているのかもしれません。

もし、このうんち展からインスパイアされた自由研究を、夏休みの宿題として提出した小学生がいたら、その勇気を誉めたいと思います。だからこそ科学の殿堂・未来館で取りあげ、うんち権の開放を啓蒙する意味があったと言えましょう。

▲展示のコンパニオンたち。個人的には「紙だけに細かいことは水に流しちゃうお調子者」のフッキーが好きです

▲早速お目見えするのが人糞模型の数々。おさわり禁止なのにみんなガンガン触ってます

▲こちらが問題の展示「うんちの匂い」体験。物怖じせず嗅ぐ小学生をおっさんは讃えたい

▲粘土で作るうんちDIYコーナー。(青色というあたり、ちょっと日和った感じが拭えません)

小学生にとってみれば、扱い方ひとつで一生を左右するヘビーなテーマであるうんち。それだけに展覧会では「ブリットくん」「トイレの助」「ベンデル教授」などのポップなキャラクターが会場をナビゲートします。このあたり、さすがフジテレビの仕事です。

こうして始まる展示は、「1.今日どんなうんち出た?」という動物や人間のうんちの紹介をはじめ、「2.きみはトイレで何してる」「3.うんちはどこへ行くんだろう?」「4.宇宙のトイレは未来のトイレ?」「5.みんなが幸せになるトイレって?」と進み、最後は13台の便器が合唱する『ありがトイレ』で大団円を迎えます。

なかでもかなりアグレッシブだった展示は、「1.今日はどんなうんち出た?」内にあった「うんちの臭いを嗅ぐ」体験コーナー。こんなのマニア以外喜ばないんじゃないかと思いきや、「人間が良いと感じる香水には、あえてくさい匂いが混ぜられている」ということを体感できる興味深い展示なのでした。

▲「2.きみはトイレでなにしてる?」にあるトイレゲームの紹介。放尿はエンタテイメントだ!)

▲来場者が「あったらいいな」「あったら嫌だな」というトイレを挙げるコーナー。確かに前の人のウンチは見たくないわな

甥っ子姪っ子に教えてあげたら物知りおじさんとして喜ばれそうなのは、下水道やトイレの歴史が学べる「3.うんちはどこへ行くんだろう?」と、未来のトイレを考える「4.宇宙のトイレは未来のトイレ?」、そしてトイレから環境問題や高齢化社会を考える「5.みんなが幸せになるトイレって?」です。小学校高学年あたりからは4.と5.あたりが良さそう。

▲即座に夏休みの自由研究として有効活用できそうなトイレ歴史年表。古代のトイレの模型も展示されています

▲話題のトイレなりきりコーナー。すべり台はなかなかのスピードで、うんちの一生を疑似体験することができます

▲宇宙船で使われている未来のトイレも展示。常設展でもチェックできます

▲筆者にも覚えがある尿もれ対策グッズの数々。先端にパックを付いてるやつが欲しい!

▲プロジェクションマッピングを利用した表情豊かな便器たちによる一大アンセム『ありがトイレ』で大団円

▲展示を見終わったらショップへGO。うんちキャンディとミドリムシクッキーを買いました

それにしても「これ、今から写メっておけば来年の夏休みの自由研究にまるまる使えんじゃね?」というヨコシマな気持ちがムクムクわき上がる良展示の数々。

その際、大切なのは展示をまるまるコピペするのではなく、「自分が住む町の下水道普及の歴史や普及率はどうなのか?」などとテーマを広げるのが、先生から高い評価を得るコツでもありましょう。
と同時に、小学生は冒頭で触れたステートメント「恥ずかしがらずに、トイレの話をしよう!」を、いかに自分のクラスで実践するか自由研究に盛り込むと「こいつはできる」と先生から一目置かれる存在になることでしょう。ぜひ「フリートイレ、フリーうんち」を目指して、戦え小学生!

いずれにしましても、うんち展のみならず未来館は夏休みの宿題や子どもを抜きにしても楽しめるスポットでした。新学期が始まったら、夏休みの宿題を滞納した甥っ子姪っ子を引率するのはもちろんのこと、大人のデートに使うのもようございましょう。しかし、思う存分楽しむのは確実にソロ! 展示物に没頭するならやっぱりソロ。何者にも邪魔されず、じっくりうんちと向き合うひとときは、「これほどまでに自分はうんちに心奪われるものなのか」とセルフつっこみすること請け合い。小学生に混じって1日中遊び倒すがよいでしょう。

おまけ

▲歩きまわるのに疲れたら未来館のシンボルであるGEO-COSMOS下でお昼寝としゃれこみましょう。爆睡できます)

▲企画展を見終わったらぜひ常設展へ。時間によってアシモも公開。半日あっても回りきれないほどのボリューム感です)

▲トランジットジェネラルオフィスがプロデュースする5階カフェ。チーズフォンディソースが載った「惑星カレー」(700円)。月に見立てたプチオムレツが楽しい)

▲隕石アイス(430円)はなんとスパイシーな辛口。地球ソーダ 水Ver.+パチパチアイス(480円)を添えて)

“うんち展”で楽しむための心得

その1
閉館が早いので朝から行こう
その2
甥っ子姪っ子がどう楽しむかを想像して楽しもう
その3
一人でも童心に戻ってうんちの匂いを嗅いじゃおう
その4
お土産にショップでうんちグッズを大人買いしよう
その5
疲れたらGEO-COSMOSで休んでしまおう

この場所の詳細

日本科学未来館

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電話

03-3570-9151
※お問い合わせの際はレッツエンジョイ東京を見たとお伝えになるとスムーズです

住所

東京都江東区青海2-3-6

営業時間

10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)

定休日

火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月1日) ※春、夏、冬休み期間等は火曜日も開館する場合があります。

最寄り駅

テレコムセンター (徒歩4分) / 船の科学館 (徒歩5分) / 東京テレポート (徒歩15分)

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電話番号

03-3570-9151
※お問い合わせの際はレッツエンジョイ東京を見たとお伝えになるとスムーズです

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東京都江東区青海2-3-6

営業時間

10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)

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火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月1日) ※春、夏、冬休み期間等は火曜日も開館する場合があります。

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この記事を書いた人

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