横丁ブームに乗って一度は訪れてみたい、吉祥寺のハーモニカ横丁。ハーモニカの吹き口のように、小さなお店がぎっしり並んでいることから名付けられただけあり、100軒近くものお店が密集!たくさんありすぎて、どこに行けばいいかわからないというオトナ女子のために、初心者も気負わず入れるお店をピックアップ。秋のイベントと合わせて、ふらりと訪れてみては?

あふれるスープがたまらない!肉汁はじける焼き小籠包を堪能/上海 焼き小籠包


上海 焼き小籠包

▲6個580円。皮はもっちり厚めの生地で、底の香ばしい焼き色も食欲をそそる。


上海っ子のおやつの定番、焼き小籠包のテイクアウト専門店「上海 焼き小籠包」。吉祥寺でも6年に渡り愛される、人気のファーストフードだ。


上海 焼き小籠包


アツアツの焼き小籠包は、そのままかぶりつくと中のスープが飛び散って危険なので、はやる気持ちをぐっとこらえ、まずは箸で穴を開けるのがコツ。

中からあふれ出す黄金色に輝くスープをすすれば、凝縮された肉のうま味が口中に広がり、至福の味わい!

この極上スープは、豚皮を5時間煮込んでいるので、コラーゲンもたっぷりなのも女性にはうれしいポイント。




焼き小籠包は1個売り(110円)もしてくれるので、ちょっとだけ食べたいおひとりさまにもやさしい♡



上海 焼き小籠包
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-4 ハーモニカ横丁平和通り面
TEL:0422-24-7660
営業時間:11:00~20:00
定休日:水曜(祝日の場合は営業)


並んででも食べるべし!吉祥寺名物・羽根付きのたい焼き/天音(あまね)


天音

▲はね付きたい菓子(粒あん)1個155円。お客さんの要望から羽根付きになったそう。


ひっきりなしにお客さんが訪れる人気店の「有職たい菓子本舗 天音(あまね)」。

都内でも珍しい、羽根が付いたたい焼きが評判のテイクアウト専門店。


天音


羽根はパリッと香ばしく、皮はさっくりもっちりの薄皮。そして中にはアッツアツの上品な甘さの自家製あんこがぎっしり!

皮とあんこに黒糖を使用し、コクのある甘さを双方にプラスしているから、生地とあんが一体になって楽しめる。

“たい焼き”ではなく“たい菓子”と命名したのは、冷めてしまうと固くなってしまいがちなたい焼きを、冷めてももっちりと柔らかくおいしいお菓子のように食べてほしい、という気持ちが込められているから。


天音

▲店頭に飾られているのは、たい菓子の焼き型。”福”と”笑”の文字が入った縁起の良いデザイン。


天音

▲こしが自慢の団子(みたらし、焼醤油、くるみだれ)各125円も人気商品。こうばしい色でおいしそう!


ちょっと小腹が空いたときにもちょうどいい甘さで、吉祥寺散策のお供にぴったり!

たい菓子以外に、食べ歩きの定番・くし団子もあり、辛党のオトナ女子にはこちらがオススメ。



有職たい菓子本舗 天音(あまね)
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-9 ハーモニカ横丁内
TEL:0422-22-3986
営業時間:11:00~売り切れ次第終了
定休日:不定休

昭和レトロな雰囲気のなか、ほろ酔い気分で名物ポテサラを/コパンダ


コパンダ

▲くんせい卵のポテサラ400円。パンダラベルがかわいい、親子パンダビール700円。


週末ともなれば、オープンと同時ににぎわうことも多い人気の居酒屋「コパンダ」。

又吉直樹原作の配信ドラマ「火花」のロケ地としても使われた店内は、丸椅子が並ぶこぢんまりとした雰囲気が、いかにも横丁っぽくていい感じ!


コパンダ


メニューは、煮込みや揚げ物系など居酒屋定番メニューから、シメにおすすめの麺類まで約40種類がずらり!

お客さんのほとんどが注文する、くんせい卵のポテサラは、燻製卵やコンビーフ、フライドエシャロットなどが入った、お酒が進む大人仕様。


コパンダ

▲パンダワンカップ600円。容器は持ち帰りOK!


コパンダ

▲キムチ牛すじ煮込みやおでんなど、煮込み系メニューも人気。


ディープでありながらアットホーム、屋台のような空気感が居心地のいい居酒屋なので、一人客がほとんど。臆せず飛び込むのが正解!



コパンダ
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-4 ハーモニカ横丁内
TEL:0422-22-9300
営業時間:16:00~翌2:00
定休日:なし

サクッと食べて飲んで帰るのが粋!気軽に楽しめる江戸前寿司/片口


片口

▲納豆、たくわん、中落ち、いくら、ウニなどをよく混ぜて、海苔で包んで食す、ばくだん680円。


ハーモニカ横丁でひときわ目を引くスタイリッシュな構えの寿司屋が「片口」。

お寿司屋さん特有の敷居の高さがなく、路地との仕切りがないオープンスタイルの店内なので、女性一人客もふらりと入りやすい。


片口


片口


大将が目の前で握ってくれる江戸前にぎりはもちろんのこと、刺身や串焼きといったお酒に合う一品料理も豊富。

飲んで食べて平均予算3,000円というのも、気軽に訪れられるポイント。


コパンダ

▲にぎり3個(赤身)480円。左から、ほたて、まぐろ、カンパチ。


贅沢する気はないけれど、ちょっと軽くお寿司をつまんで飲みたいな、なんて日の気分にぴったり!



片口
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-1 ハーモニカ横丁内
TEL:0422-21-3066
営業時間:11:30~14:00、17:00~23:00
定休日:なし

<まとめ>


片口

▲ハーモニカ横丁の路地のあちこちにある地図。お目当ての店はこれを見て探して!


横丁というとどうしてもディープなイメージがつきものだけど、ハーモニカ横丁は一人でも入りやすいオープンエアな造りの店が多く、一見コワモテのご主人も話してみると気さくなのが魅力。

ジャンルもいろいろ、テイクアウトグルメで小腹を満たすも、リーズナブルにおいしい酒と食事を楽しむこともできるのが、ハーモニカ横丁の懐の深さ。

予定のない自由な休日に探索するもよし、ショッピングの合間や、ちょっと人恋しい夜の〆の一杯を求めて訪れるもよし。気分に合わせて楽しんでみては?






取材・文/岡井美絹子

※メニュー、価格、サービス内容は2016年9月4日時点の情報です






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