朝食の定番といえばハムエッグ、ベーコンエッグ。そのパワーアップ版とも言える「チャーシューエッグ」なる料理を提供しているお店が築地市場にあるとか。その名も「とんかつ八千代」。人気メニューながらお店は13時までの営業、かつ曜日限定のメニューということもあり、チャーシューエッグ定食を目指して朝から多くの人が並ぶとのこと。人気メニューを確実に食べるべく、身軽な一人で突撃してきました!

朝7時には満席に。入店するならそれより前の時間帯がオススメ



「チャーシューエッグ定食」を提供しているお店「とんかつ八千代」は、築地市場 6号館。両脇をお寿司屋さんに挟まれています。6時台に行くとスムーズに入れましたが、7時になる頃には団体のお客さんがきて店内はあっという間の満席に。


とんかつ屋なのに早朝から入店するお客さんがこんなに多いとは、やはり人気のお店。確実に食べるならできるだけ朝早い来店が正解のようです。通勤前に足を伸ばして贅沢するのもいいかもしれません!



火、木、土曜限定で食べられるチャーシューは、見ただけで元気がわく圧巻のボリューム!


▲「スタミナ食 チャーシューエッグ定食」1,300円(税込み)※火、木、土限定。


▲朝早くてまだ少し眠い頭もすっかり冴えわたるほど強烈なインパクト。


さっそく注文すると、運ばれてきた一皿に仰天! 黄身が二つもある目玉焼きに、大ぶりのチャーシューが3枚もドドドンっ、と乗ってます。


▲iPhone(5S)と比べると、チャーシューの大きさがよく分かります。


ごはん、みそ汁、お新香付きなのも、日本の正しい朝食の風景という感じでうれしい限り。ちなみにお茶は、暑くなってくるこの時期にありがたい、冷たい麦茶でした。さぁ、食べるぞ!



まずは目玉焼きから。箸を入れるとトローッとあふれ出す黄身。そう、これこれ! これくらいの半熟具合がいいんです!



この黄身をチャーシューにからめて、一口いただきます。箸で簡単に切れるくらい柔らかいチャーシューをはぐっと口に入れると、とろけるようなぷりっぷりの脂身がたまらない!


しっかり味の染み込んだチャーシューには、備え付けのつんと辛い和カラシも相性バツグン。たまらずに白いごはんをかきこみたくなります。うまい……。やはりお肉がチャーシューともなると、プレミアム感が違いますね。これが3枚も食べられるとは、なんとも贅沢!



目玉焼きとチャーシューが混然一体となって大変なボリュームとなっています。これは食べ応えがある。さらに「通」はプラスで「アジフライ」を注文して「アジフライのせ」にするそうです(!)。


チャーシューだけでもお腹いっぱいなのに!?と驚きましたが、築地で獲れる新鮮なお魚でつくるフライもこのお店のおススメ。お腹に余裕のある方は、真似してみるのもいいかもしれません。


▲ご飯の上にのせ、たまごかけチャーシュー丼にしてみるのもまた美味です。



大人気のチャーシューエッグ。元は常連さんの声から生まれたメニュー


もともとこの店ではハムエッグを作っており、チャーシューは単品で出していたそう。「チャーシューエッグ」を出すきっかけになったのは、ある日お客さんから出た、目玉焼きにチャーシューものせてほしいという要望に応えたことから。そこから人気に火が付き、今では70食ほどの量が午前10時になる前に売り切れてしまうそうです。




フレンチドレッシングがかかったサラダやお新香と、野菜もバランスよく食べられるのも嬉しい限り。このメニューが築地で働くみなさんの健康を支えているのも納得です。



火、木、土の限定メニューというだけあって、来店するお客さん、皆さんチャーシューエッグを注文されていました。中には女性一人のお客さんも。



▲テレビで取材されたときの賞状も、誇らしげに店内に飾られています。


出社前、気合を入れるため早起きして食べていくのもアリかも。また、「とんかつ八千代」は11月に豊洲への移転が決まっている場内市場にあります。曜日も決まっているうえ、今のお店で食べられるのも11月までのチャーシューエッグ。食べに行くなら急いだ方がいいですよ!



とんかつ八千代
住所:東京都中央区築地5-2-1 築地市場 6号館
営業時間:5:00~13:00
※チャーシューエッグの注文は火、木、土のみ
定休日:日曜・祝日・不定休(築地市場に準ずる)


ライター:平原学


※2016年6月時点の情報です。

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