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2016/6/6

白い屋台バー「TWILLO」を探しに夜の冒険へ

デキる大人の男でも、アウトローに酔いたい気分の時がある。そんな時は、六本木や銀座にあるような洒落たバーではなく、神出鬼没の秘密めいた“白い屋台”バー「TWILLO(トワイロ)」はいかがだろうか。今回はそんなTWILLOでの一夜をお届け。男を格上げする時間とバカラグラスでの最高の一杯、アナタも味わいたくなるはずだ。

デキる大人の男でも、アウトローに酔いたい気分の時がある。そんな時は、六本木や銀座にあるような洒落たバーではなく、神出鬼没の秘密めいた“白い屋台”バー「TWILLO(トワイロ)」はいかがだろうか。今回はそんなTWILLOでの一夜をお届け。男を格上げする時間とバカラグラスでの最高の一杯、アナタも味わいたくなるはずだ。


大人の男の冒険は、ひとつの呟きから始まる。

TWILLO


正体不明、神出鬼没の屋台バー。毎日出現場所が変わり、出会えればラッキー。そんな幻みたいな酒場があるという噂を、聞いたことがあるだろうか?

断片的に聞こえてくる前情報はこんな感じ。
「詩を頼りに場所を探す」
「漂う葉巻の香りが目印」
「路上でバカラのグラスで飲む」



どれも十分すぎるほど魅惑的だ。出現場所の手がかりはTwitter。ポエジー漂う店主のつぶやきがヒントらしい。


TWILLO


「限定復活『東大裏』。。冒険1915日目。山手通り沿い、駒場東大のすぐ横。。松濤よりのところです。今宵はここでゆったり葉巻でも燻らせると致しましょう。。日・月・火、友の力でTWILLO復活です。うさぎなのに。みみがみじかいんだ。。あいらしい。20時半くらいかな(ニヤリ)。。。」


TWILLO


暗号めいたメッセージを頼りに、渋谷から山手通りへ向かう。


TWILLO


松濤を抜け東大キャンパス方面へ……。渋谷の喧噪を離れ、人の気配が少なくなる。平日の22時。この辺りはコンビニすらない。……月夜に輝く白い屋台に「TWILLO」の文字。ついに、発見した。



ダンディズム香る、真夜中の秘密基地へ。

TWILLO


「いらっしゃいませ」

確かに屋台、なのに立派なBARだ。怪しい紳士に勧められるまま、先客の隙間に入る。1杯目を頼むと、噂どおりバカラのグラスに琥珀色の液体が注がれる……旨い。めちゃくちゃ本格的な酒だ。控えめに言っても、立ち飲み屋台で飲める味じゃない。


TWILLO


「屋台なら紙コップでも許してくださるお客様も多いと思います。でも、私は当たり前の期待を徹底的に裏切りたかったんです」

そう語るのは、このバー「TWILLO」の店主・神条さん。聞けば元バーテンダーで、さらに議員秘書、銀行員といった多彩な経歴を持つ。酒のクオリティと落ち着きのある物腰に、豊かなバックボーンが見え隠れする。


バカラで本格的な酒を楽しむ、大人の外飲み。

TWILLO


「TWILLO」へ初めて訪れる人は、きっと3つの理由で驚かされる。人気のない道路に佇む幻想的な屋台の店構え。屋台なのにバカラのラグジュアリー感。そして、ゆったりと葉巻をくゆらせるダンディな紳士……。まるで小説の非日常に迷い込んだ気分だ。

「こんなところに本当にあるのかな?という場所でお店を発見していただくのも、ひとつの“裏切り”ですよね。繁華街は避けて、なるべく景色や風が心地いい場所へ。気の向くまま、風の向くままですね」


TWILLO


アルコールで火照った顔に風が気持ちいい。コンビニ前で仲間と発泡酒を飲んだ学生時代の感覚を思い出す。外で飲む酒は、純粋に上手い。とはいえ、いい歳の大人が路上で飲むには、花見やバーベキューといった大義名分が必要だ。デキる男が駐車場に座り込むわけにはいかないし、できれば酒も旨いやつがいい。


TWILLO


「私自身、外で飲むのが好きなんです。美味しいお酒を外で楽しめるのはいいですよね。ご覧のとおりスペースは限られているので、お出ししているのはドリンクのみ。私が好きなお酒、飲んでいただきたいお酒を厳選して」


路上の屋台だからこそ、出会いが生まれる。

TWILLO


「1杯いいですか?」
「何のお店ですか?」

話している間にも、通りすがりの人が次々とカウンターに加わる。この日は客の約半数が女性。1人客も多い。「恋が生まれることも多いでしょう?」と聞くと、神条さんはパルタガスの葉巻をくゆらせニヤリと微笑む。

「私が知っているだけで、結婚が3組。お付き合いだけでしたらけっこうな数です。把握していないところでは、もっとたくさんのドラマがあるでしょうね」

肩が触れ合うくらいの小さなカウンター。さらに外の開放感も手伝って、お客さん同士の距離は、自然に近くなる。


TWILLO


「隣り合わせたお客様同士が偶然同じマンションだった、なんてことも一度ではありませんよ。同じエリアで暮らしていても案外接点はないですよね。そこに、ある日突然この店が出現する。そうすると、普段この道を利用する方どうしが集まるコネクターの役割になるんです」


TWILLO


常連には、音楽業界やメディア関係の人も多いらしい。近所の人や偶然通りがかった人たちと混ざり合い、その夜だけの特別な人の輪が生まれる。神条さんの名刺に書かれた「モバイルサロン TWILLO」という名前が、この店をよく表している。


純粋に“今”を楽しむ夜こそ、紳士の嗜み。

TWILLO


外飲みの気持ちよさ、ハイクオリティな酒、神条さんを中心に生まれる居心地いい大人のムード。何より屋台を探す道すがらの高揚感が最高だ。つい人に話したくなるし、この不思議なバーを案内できる男は、それだけでカッコいい。

「通常のバーはカウンターの中が舞台で、お客様がそれを眺めるというイメージですよね。でも、ここでは逆なんです。お客様同士が小さな屋台に作る世界こそがステージ。私は葉巻でもくゆらせてカウンターの中からそれを眺めているわけです」


TWILLO


TWILLOというステージは毎日場所が変わる、神出鬼没の巡業スタイル。つまり、明日も出会えることが保証されていない。だからこそ、純粋に今の瞬間を楽しもうという空気がある。

日中スマートに働くことが求められる分、時間から解放された夜は特別だ。贅沢に流れる時間と最高の酒を味わいに、大人の冒険に出かけてみては? 今からの季節は、外飲みのベストシーズンだ。



TWILLO
出現場所のヒントは神条さんのTwitterから。現在は月火のみの限定営業中。ドリンクは800円~でノーチャージ。大抵20~21時頃に開き、朝方にかけて営業。
https://twitter.com/Twillo0?lang=ja



撮影/七咲友梨 取材・文/山若マサヤ


※2016年6月1日時点の情報です。情報、内容等は変更になる場合があります。



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