1. ソロ活>
  2. 一人飲み>
  3. 四ツ谷・市ヶ谷・麹町>
  4. お坊さんたちが人生相談! 「坊主バー」で心を穏やかに

お坊さんたちが人生相談! 「坊主バー」で心を穏やかに

 ここ数年、お坊さんの本やマンガなどが続々と出版され、テレビ番組でもお坊さんが登場する姿をよく見かけませんか? 実は今、じわじわとお坊さんブームが来ているんです。私も数年前に『美坊主図鑑』(廣済堂出版)という本の編集に携わり、数十人のお坊さんを取材した経験があるのですが、お坊さんに心の癒しを求めている若い女性が急増しているのです。そんな時代のニーズにこたえて、お坊さんたちはバーやカフェをオープンしたり、お寺の体験イベントを開催するなど、仏教を身近に感じてもらう工夫をしているそう。そこで、今回は私のイチオシ、東京・四谷にある「坊主バー」をご紹介! ここは、一人で行くのにとっておきな場所。友達や恋人、会社の同僚には言えないディープな悩みでも、お坊さんが親切に聞いてくれるんです。

マスターは本物のお坊さん。お経を読んだり、説教したり…お坊さんワールド全開!

▲扉には、「坊主bar」の看板と共に「檀家制」という文字が。ユーモアたっぷり


 四谷三丁目駅から徒歩2分。かつて花街だった面影が残る荒木町の一角、古いビルの2階に「坊主バー」はあります。店に入ると、カウンターの中ではお坊さんたちがお酒やおつまみを作っており、この空間にいるだけでなんだかとってもありがた~い雰囲気。週末でもないのに、店内はほぼ満席。うら若き女子からサラリーマンのおじさま、大学教授まで、客層が幅広いのもここの魅力。


そんな私も以前取材で訪れて以来、この「坊主バー」にハマッてしまった人の一人。1500年以上も前に日本に伝わってきた長い歴史を持つ仏教の思想を、常に学び精進しているお坊さんの言葉は、やはり奥深さと重みがあります。「坊主バー」では、仏教の精神をわかりやすい言葉に置き換えて話してくれるので、仏教を身近に感じられます。


▲店主の 浄土真宗本願寺派僧侶・藤岡善信さん。『美坊主図鑑』で表紙にも登場していただいたイケメン!


 メニューにはマンゴーベースの「極楽浄土」、甘酸っぱいクランベリー味の「愛欲地獄」、唐辛子入りウォッカ「灼熱地獄」各800円(税込)など、仏教をイメージしたオリジナルカクテルも用意されています。


▲一番人気の「極楽浄土」(800円税込)。見た目は、赤・青・黄色でカラフル。フルーティーな味わいです。


バーなので、おつまみは、お酒と一緒に楽しめるキンピラやお漬物、こんにゃくの炒め物などが7種類ほど。精進料理をベースにしているので、肉や魚などは一切使っていません。ヘルシーな和のおつまみは、女性にも嬉しいですね。 また、今年からは生麩を蒲焼に見立てた、「うなぎもどき丼(700円税込)」もメニューに加わり、〆のごはんにしてもよさそう。


▲「おふのしぐれ煮」(700円税込)。もちもちと弾力がある生麩は、甘じょっぱい味付けでしっかりとした食べ応えがあります。


▲「味噌きゅうり」300円(税込)。大粒の大豆を使った味噌ときゅうりを一緒にいただく、さっぱりとした逸品。


「人生のツメが甘い」という相談をずばり解決! 読経と説法で、悩める人の心を癒します


 ほろ酔い気分を楽しんでいたら、ここで1日1~2回行われる、恒例の読経タイムに。お寺以外でお経を聞く機会はほとんどないので、何だか新鮮。そして、お坊さんのよく響く重低音のお経は聞いていると意外と心地よいんですよね。いろんな人々が集う混沌としたバーの一角で、お経を聞く不思議な空間は、たとえ意味が分からなくても、心が浄化されるような気がします。


▲お店の奥にある仏壇に向かい、お坊さん2名がお経を読み上げます。


 読経が終わると、お坊さんが説法をしてくれます。この日は、お客さんのお悩みをテーマに話をしてくれたのですが、そのお悩みへの回答に思わず「おおー!」という歓声があがりました。そのお悩みとお答えがこちら!


Q:「人生においてツメが甘くて困っています。失敗してムダにしていることが多く、自分を責めてしまう日々。どうやって生きていけばいいでしょうか?」(20代・女性)


A:失敗するのは気持ちが緩んでいるから。たいてい失敗を起こすのは、心がほっとしたときのはずです。自分のツメが甘いとがわかっているのなら、ものごとが完結するまで気を抜かないこと。そんな風に普通の人ならアドバイスをしてくれるかもしれません。でも、私が思うのは「自分が考えた通りに進む人生なんかない」ということ。思い通りの人生なんかどこにもありません。うまくいくのもご縁、失敗するのもご縁。今、あなたは生きています。それはご縁がはたらき、今ここにいるということなんです。だから、今のままで大丈夫。失敗というご縁を運んでいただきありがとう、という気持ちを持って過ごしてください。


▲お坊さんが、バーのお客さんのお悩みにこたえてくれるのが他のバーとはひと味違う!


 さすが、お坊さん! 広い心で包み込んでくれるようなメッセージをくださいました。心が救われたのは、相談した本人だけではなく、まわりで聞いている人たちも同じ。深く何度もうなずいていました。


もちろん、お酒を飲みながらバーカウンター越しにお坊さんと話すも自由。1対1で、お客さんの仕事の悩み、恋や人間関係の相談などを聞くことも多いそう。


▲お坊さんと気軽に話せるカウンター。お坊さんがカクテルを作ってくれます。


 こちらの坊主バー、現在働いているお坊さんは12~13名。大学で仏教を学んでいる学生さんから、有名なお寺で働く方、お寺の跡取りなど、経歴はそれぞれ。宗派の違うお坊さんたちが集まっているので、宗派の違いを尋ねるのもおもしろそう。また、お坊さんたちで坊主バンドを結成していたり、「お坊さんと行く○○」というイベントを不定期で開催していたり、新しいことにもいろいろ挑戦しています。


系列店「牧師バー」が新オープン。仏教とキリスト教の世界をハシゴで体験


 さらに、取材した6月には坊主バーの系列として、同じビルの3階に新しく「牧師バー」がオープンしていたのでのぞいてみることに!


▲3階の「牧師バー」は「坊主バー」同様に、本物の牧師さんが職場の悩みや人間関係の相談にのってくれます。


 牧師バーのマスターは、キリスト教の本物の牧師・とおるさん。毎週木曜日限定で営業(19:00~25:00)しています。もともと、坊主バーのお客さんとして仲良くなり、営業をすることに至ったとか。


▲2階「坊主バー」と3階「牧師バー」のおふたり。 2階と3階は行き来できるので、ハシゴを楽しんで。


 今回改めて感じたのは、お坊さんたちの心の安定感、そして包み込むような笑顔。どんな相手でも、お坊さんは偏見の目で見ないとわかっているからこそ、一人で行っても全然寂しくありません。むしろ、一人で行った方が、自分の心を素直に解放できていいんです。バーへのソロデビューが初めての人でも、ここなら怖くないはず。堅苦しくない雰囲気の中、お酒を飲みつつ、お坊さんたちに将来の相談や日ごろのうっぷんを聞いてもらえば、きっと心が軽くなりますよ。ここぞ、現代の駆け込み寺! 一人でうじうじ悩んでいるときは、是非足を運んでみて。


ライター:高橋瑞穂(女子部JAPAN(・v・))

この場所の詳細

坊主バー

詳細を見る
電話

03-3353-1032
※お問い合わせの際はレッツエンジョイ東京を見たとお伝えになるとスムーズです

住所

東京都新宿区荒木町6 AGビル2F

営業時間

月~土 19:00~翌01:00

定休日

毎週日曜日 祝日

最寄り駅

四谷三丁目

大きな地図を見る

この場所の詳細

坊主バー

電話番号

03-3353-1032
※お問い合わせの際はレッツエンジョイ東京を見たとお伝えになるとスムーズです

住所

東京都新宿区荒木町6 AGビル2F

営業時間

月~土 19:00~翌01:00

定休日

毎週日曜日 祝日

最寄り駅

四谷三丁目

※2015年7月時点の情報です。メニュー、価格等は変更になる場合があります。

ソロ活免許皆伝絵巻

ソロ活免許皆伝絵巻

  • 一人飲み

    一人飲み

  • 一人レジャー

    一人レジャー

  • ダイエット

    ダイエット

  • 自分にぴったりをみつける

    自分にぴったりをみつける

  • 自分ご褒美

    自分ご褒美

  • 一人ご褒美ディナー

    一人ご褒美ディナー

  • 一人カラオケ

    一人カラオケ

  • 一人焼肉

    一人焼肉

注目の記事

注目の記事

PR