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ネコ好きの欲望を満たす、看板猫のいる喫茶店

ネコ付きマンションなんていうものまで登場する近年のネコブーム、ネコ好き人口は右肩上がり。だが、ネコを飼いたいが住宅事情で飼えない人も多い。ネコと交わりたい人々の満たされない欲望が膨れ上がっている。溢れ出すそのネコへの「偏愛」を満たす、甘い時間を一人じっくり味わえるお店をご紹介。

では、いただきます! まだ2歳弱という若いネコ特有のこの柔らかさ。この人懐っこさ、子供のような無垢なオーラ。嗚呼、そんな目で見つめられたら頬が緩みに緩んでヨダレが出てしまう。
身の任せ方が半端じゃない。ソファ? 俺ソファなの? この多幸感が続くなら、もうこのままずっとソファとして生きていくのでもいいな…。

▲懐にすっぽり収まりここまでリラックスされるなんて、ネコ好きとしては至福の時間。

▲肉球ー!ピンクで小さくて、なんという愛おしさ。かっ、嗅いでもいいですか?

はっ! いけないっ。一応公共の場だった。ソロ活で「ネコと出会える」スポットを紹介する、あくまで「お仕事」としていま自分がここにいることを忘れてはいけない。仕事を名目にたくさんのネコに会い、愛でる、抱きまくる、一人でその甘い時間を独占できるという欲望は、そっと心のうちにしまっておこう。大人だから。

今回訪れたのは、浅草にあるギャラリー・エフというカフェ&ギャラリー。ここの看板猫(見習い)が、白黒の八割れ模様の「すずのすけ」だ。

▲落ち着いた佇まいでネコ好きもそうでないお客さんも温かく迎えてくれる。

元々この店には、銀次親分という先代のネコがいた。野良ネコだった銀次親分をスタッフのIzumiさんが保護して、長い間ギャラリー・エフの顔として、みんなに愛されていた。銀次親分に会いに全国各地から、たくさんのお客さんが訪れた。いわば守りネコだった。

▲その名にふさわしく、器が大きく優しい性格で愛されていた銀次親分との日々を綴ったIzumiさん著書『銀次親分物語』(KADOKAWA)が出版されている。

▲2代目看板猫としてかわいさ全快で修行中。

その銀次親分が他界した後、しばらくしてIzumiさんが高速道路の路肩で出会ったのが、まだ子猫だったすずのすけだった。このすずのすけ、とにかく人懐っこい。

ふだんは2階のバックヤードにいるが、お客さんの要望に応じて店に顔を出すこともある。その際は、誰が抱っこしてもまったく嫌がる様子はない。生まれついての接客業向きの性格なのだ。

▲Izumiさんに成すがまま。あご下に汚れ(模様)がありマニア受けする要素も十分満たす。

▲下町のネコらしく唐草模様もこれまた似合う。若気の至りで店外へ飛び出すのを防ぐためリード着用。

▲だ、大事なところが陰陽マーク! 鑑賞ポイントが多すぎるっ!

そうそう、ここでソロ活で、看板猫に会いにいく際のアドバイスを少し。まず、ネコとの距離の取り方を間違ってはいけない。今回のすずのすけは、とてもオープンな性格なので抱くこともできたが、全てのネコがそうとは限らない。あくまでネコ主体で、その距離が決まる。

▲箱入り息子のすずのすけ。全国各地の看板猫を撮影して巡っているマニアなお客さんもすずのすけ目当てにご来店。

眺めるだけがよいのか、触れてもよいのか、抱けるのか、肉球を嗅いでもよいのかなど、ネコからの許しをもとに、一匹と一人、ふたりの距離(関係性)の中で、あくまで合意の上でのコミュニケーションを楽しむことを肝に銘じねばならない。

今回のようなお店の場合は、まずお店の人に自分がネコ好きであることを明かすのが第一歩となる。人見知り、内気な人へのおすすめはさりげなくネコのものを身にまとっておくこと。ネコ主題の本を読書して、注文時にテーブルの上に置いてアピールしたりするのもよい。

▲ネコ好きアピールに役立つ内田百聞著『ノラや』。ネコ好き必読の書。

▲ネコだけじゃなく料理も絶品。おすすめはこの納豆クリームパスタ。極旨でこれ目当てのリピーターも多い。

ギャラリー・エフには、店の奥に江戸時代から建つ土蔵があり、不定期だがライブや展覧会などのイベントも行われている。関東大震災、東京大空襲にも耐え抜き、生き残った蔵で文化庁登録有形文化財にも登録されている。

▲蔵ではライブも行われる。音の響きの良さは鳥肌ものだ。

職人に依頼して修復された内部、ゆっくりと流れる時間、清い空気が漂い、背筋がピンと伸びる。ネコ同様、生き物として人々に愛され、大切にされていることが伝わってくる。

▲犬に負けないあごの力! 一生懸命座布団を運ぶ姿に胸がキュンとなる。

「2階から座布団をくわえてお店の方までもってくるんですよ」とIzumiさんが、階段に座布団を置くと、すずのすけが駆け上がり、口にくわえて運びだす。たまらない。動画で押さえるべきだったと後悔。

▲いい一日をありがとう。後ろ髪引かれながら、また来るねとお礼を告げて店を出る。

▲帰途、服に付いたすずのすけの毛を見て、腕に残るあの柔らかな感触を思い出す。

場所とネコのもっている純粋で柔らかい空気に、ぼーっと、しばし時を忘れてしまった。帰りがけふと腕を見ると、すずのすけの白い毛のお土産があった。ネコに触れ、人に触れ、歴史に触れる、一人思う存分ネコを堪能したよい一日であった。

石井芳征(ネコ偏愛者/クリエイティブディレクター/Cat’s Whiskers編集長)

この場所の詳細

ギャラリー・エフ(Gallery ef)

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電話

03-3841-0442
※お問い合わせの際はレッツエンジョイ東京を見たとお伝えになるとスムーズです

住所

東京都台東区雷門 2-19-18

営業時間

カフェ 11:00~18:00(L.O 18:00)、BAR 18:00~24:30

定休日

火曜日(他、臨時クローズあり)

最寄り駅

浅草

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電話番号

03-3841-0442
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カフェ 11:00~18:00(L.O 18:00)、BAR 18:00~24:30

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