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フランスのカフェを思わせる店内で、格別な朝食を/プルミエメ

美食コンシェルジュ・グルメライターの道明寺さくらです。


今回ご紹介するのは、2021年5月1日(土)、代々木公園駅からすぐの場所にオープンした「プルミエメ」。“ちょっとよそゆきの朝ごはん” が1日を通じて楽しめる隠れ家カフェです。

“フランスの朝食”が一日中楽しめる!代々木公園「プルミエメ」レポ_106377

もともとカフェ巡りが趣味で出張の時には全国のカフェを巡っていたというオーナー・すず。さんが、その知見を生かし、ご自身の理想をカタチにしたという同店。


店舗名「プルミエメ」は、フランス語の 5月1日 (Le premier mai)を語源とした造語です。フランスでは“すずらんの日”ともいわれ、幸福が訪れるようにとすずらんを贈る習慣がある特別な日。また、店舗オーナーの名前の一部である“すず”の名にもちなむことから、この名がつけられました。

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看板のない建物を入り、元は事務所だったというスペースをリノベーションした空間に入ると、まず目に入るのがペールグリーンの色彩。一部の壁にモールディングを使った店内は、まるでインテリア雑誌の世界のようにおしゃれです。


調理姿を目の前で見ながら食事を楽しめるカウンター席と、ゆったり過ごせるテーブル席、そして窓側のハイテーブル席に分かれ、シーンや気分によって使いわけができます。


コンセントやFree Wi-Fiも完備され、支払いもキャッシュレス、注文メニューもQRコード付きなど、スマートな店舗づくりを目指して細やかな配慮もなされています。

まるでフランスの朝ごはん。さまざまなスタイルで絶品食パンが楽しめる

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「プルミエメ」ではアイコンメニューの「ムイエットプレート」(1,600円)をはじめ、行列ができる人気店「考えた人すごいわ」の高級食パンを使ったさまざまなスタイルのトーストメニューがいただけます。


ムイエットとは細長いパンを半熟卵につけて食べるものでフランスの定番朝ごはん。フランスでも卵を2つ添えるのが一般的なようですが、同店のムイエットは、白赤2種類の卵がのっているから、見た目もさらに楽しいですよね。

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添えてある専用のエッグカッターは、上から玉を落として卵の殻に衝撃を加えることできれいに殻が割れる仕組み。


ちなみにこの雰囲気バツグンのプレートも特注。ヴィンテージの銀製のものを使ったカトラリーも、ステキな1日の始まりにふさわしい朝ごはんをより魅力的にしています。

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また「お食事フレンチトーストプレート」(1,600円)は、京都にあるベーコンとハチミツの老舗「ミールミィ」 の季節のハチミツを添えた一皿。海外でよく見る甘いとしょっぱいを同時にいただくタイプのフレンチトーストです。


浸す時間が長すぎないのも特徴で、食後感が重すぎないようにとこだわって調理。甘さは添えられたハチミツで調整してくださいね。

SNSにアップするなら、チーズトーストとオムレツトーストが確実

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続けてオススメしたいのが、「極厚鉄板チーズトースト」(1,500円) 。チーズはスキレットの中でとろとろになった状態で、トーストと一緒にテーブルへ運ばれてきます。


きつね色に焼かれた厚切りトーストの上に、とろ〜っとチーズが流れる光景は壮観!確実にスマホを向けるチャンスです。しかも動画で撮りたい!

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添えてあるオレガノを自分で散らして風味を加え、こちらにも蜂蜜をかけていただきます。ちなみにチーズは何度も試作を重ね、モッツァレラやラクレットチーズなどの配合を調整し、重すぎずとろ〜り感が楽しくなるものをチョイスしたのだとか。

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もう一つのSNS映えメニューは、トーストの上に白いオムレツがドンっとのり、チーズソースがたっぷりかかった「白い鉄板オムレツプレート」(1,800円)です。割った時にオムレツがプルプル半熟なのもたまりません。

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お米を食べて育ったという卵は、農場直送。新鮮な卵を贅沢に3つ使ったオムレツです。もともと白っぽい黄身の卵ですが、焼いていくうちにさらに白っぽくなるんだとか。

美味しさの秘訣は鉄板にあり。

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カウンター席では、目の前に鉄板が置かれ、食パンやオムレツを焼いている様子を楽しむことができます。


あれ、これってどこかで見た光景では・・・?そう、お好み焼きです!実は、大阪のお好み焼専門店「ぼてぢゅう」から直々に指導も受けたというではありませんか。

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鉄板の上で焼かれる食パンは、クロシェも使いじっくりトーストしたもの。トースターやオーブンでは出せない美味しさが生まれます。こうすることで厚くカットした食パンにもじっくり火が入るから、美味しく焼けるんですね。

カフェマニアが作る充実のドリンクメニューも

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多くのカフェを巡ったというオーナー・すず。さんが作り出すドリンクは、かなり楽しい。 温かなカフェオレであってもグラスで提供するのにこだわっています。


「2層のカフェオレ(H)」(700 円)は、ふわふわのクリームがのった見た目もかわいい一杯ですが、飲んだ時にミルクフォームの口当たりがやさしいのも◎。ちょっとよそゆきの上質な朝食なのだから、せっかくならばドリンクにもこだわりたいですよね。

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「ハンドドリップコーヒー(H)」(600 円)は、ご近所にある人気ロースター「ロストロ」で焙煎された豆を使用。ハンドドリップで丁寧に入れられる一杯です。

まとめ

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フランスのカフェをイメージしたオシャレな店内でいただく、ちょっとよそゆきの朝ごはんは、美しい見た目だけでなく、食材や調理法にもこだわっており、満足度高め。オリジナルの器やヴィンテージのカトラリーなど、ちょっとした工夫にも、心が躍りました。上質な朝ごはんを食べて、ステキな一日をスタートさせてみてくださいね。

プルミエメ
  • 所在地

    東京都渋谷区 富ヶ谷1-6-10 代々木公園ビル2F

  • 最寄駅

    代々木公園

取材・文/道明寺さくら


※2021年9月22日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。

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