話題のフルーツ大福専門店「弁才天」で“大人買い”してみた。

こんにちは！スイーツコンシェルジュの「はなとも」です。

今回ご紹介するのは、名古屋発のフルーツ大福専門店「覚王山フルーツ大福 弁才天」の東京第1号店。2020年8月、東京メトロ・東銀座駅から徒歩2分のところにオープンしました。

名古屋市覚王山に本店を構える「弁才天」は、フルーツ大福をヒモでカットした際に現れる“断面美”が話題となり、2019年のオープン直後から行列の絶えないお店に。現在は名古屋を中心に70店舗以上を展開し、東京では銀座のほか、自由が丘、三軒茶屋、青山など、ハイソなエリアに出店しています。

今回お邪魔した銀座店は、和モダンな雰囲気が漂う落ち着いた空間。畳を敷いたショーケースには、半分にカットされた大振りのフルーツ大福が並んでいます。

種類は季節により異なりますが、常時12種類のフルーツ大福を用意しているそうですよ。価格は仕入状況によって変動しますが、350円～1,500円（全ラインナップ）と幅広く、一度に4個程度買っていく方が多いそうです。

今回ゲットしてきたのは、こちらの7種類。最も高額な「無花果」（1,500円）は旬ではないため置いてありませんでしたが、それでも総額5,040円。一般的なフルーツ大福の相場から考えるとなかなかのお値段。その分期待に胸が膨らみます！

それでは、さっそく断面と合わせてご紹介しましょう。

まずは、一番人気の「あまおう」。“イチゴの王様”とも呼ばれる福岡県産のブランドイチゴ「あまおう」を1粒使用した贅沢な一品です。

イチゴの甘酸っぱい味わいと、上品な白餡の甘さ、さらに軟らかな求肥が口の中で混然一体となり、絶妙なハーモニーを奏でます。

白餡は、白豆本来の風味を最大限に楽しめるよう甘さ控えめに仕上げているのが特長。求肥には高級羽二重粉を使用しているそうです。

こちらは “白イチゴ”とも呼ばれる希少なイチゴ「淡雪」を使用した一品。取材時には、佐賀県産が使用されていました。

「淡雪」は軟らかな食感が特長で、酸味は弱め。一口食べる度に、華やかな香りが口いっぱいに広がります。

続いて「温州みかん」。甘さと酸味のバランスが取れた愛媛県産「温州みかん」が丸ごと1個使用されています。

ミカンのジューシーさと白餡の上品な甘さのコンビネーションは、一度食べるとヤミツキになる美味しさ！果汁が口いっぱいに広がるので、食べたそばから幸せな気分に浸れます。太陽のようなキレイな断面は、ぜひ写真に収めてみて！

濃厚な甘さの「不知火（しらぬい）」は、果肉感を存分に楽しめるフルーツ好きにはたまらない一品。

不知火のジューシーさと白餡の甘さが美味しいハーモニーを奏でます。しかも果肉はオレンジ色で果汁たっぷり。プチプチと弾ける食感も魅力です。

こちらは、色鮮やかなグリーンが映える「国産キウイ」。甘味と酸味のバランスが良い、愛媛県産のキウイを使用した一品です。

キウイの瑞々しさと爽やかな酸味が印象的で、やさしい甘さの大福とも相性バツグン！さっぱりとしているため、何個でも食べられそうです♪

他店ではなかなかお目にかかれないフルーツ大福があるのも、専門店ならでは。

フィリピン産のパイナップルを使用した「完熟パイン」は、南国の甘い香りが口いっぱいに広がるユニークな一品。甘みと酸味がバランスよく調和しているので、とっても食べやすいですよ。

最後は、「マスクメロン」。最高級品ともいわれる、熊本県産の「マスクメロン」を使用した贅沢な一品です。

一口食べてみると、マスクメロンの芳醇かつ爽やかな香りと甘みが口いっぱいに広がります。果肉も軟らかく、滑らかな白餡とも好相性です。高級感のある贅沢な味わいは、ちょっとした自分へのご褒美にピッタリですよ♪

旬の果物を使ったバラエティー豊かなフルーツ大福が楽しめる「覚王山フルーツ大福 弁才天 銀座店」。時期によって使用されている品種が異なる他、夏はスイカ、秋には柿など、季節によってさまざまフルーツを楽しめるので、何度足を運んでも新しい出合いがあるはずです。断面映えする美しいフルーツ大福を、自宅で一人じっくり味わう、そんな贅沢な休日を過ごしてみてはいかがですか？