野菜料理が美味しいレストラン3選【東京&都内近郊】

【おでかけ時のポイント】

・体調に不安を感じるときは外出を控えましょう
・なるべく空いている時間に行きましょう
・周囲の人との距離をできるだけ保つようにしましょう
・マスクを着用し、手洗いは小まめに行いましょう

バーニャカウダが大好評！神楽坂の裏路地にある人気店／ARBOL神楽坂

神楽坂の裏路地の石畳を抜け、階段を下った先にある「ARBOL（アルボール）神楽坂」は、一軒家を改築した隠れ家レストラン。パッと見たところは民家ですが、入口には表札の横に「ARBOL」という文字も出ているので、こちらを目印にすると良いでしょう。

民家をリノベーションしているだけあって、玄関では靴を脱いでスリッパに履き替えます。店内は広々とした空間で、中央にあるオープンキッチンの周りにテーブルが配置。活気ある1階に対し、2階は落ち着いた雰囲気です。

料理は、全国から厳選食材を取り寄せ、素材本来の美味しさを生かしたメニューを提供。4,500円（7品）、5, 500円（8品）、7, 500円（8品）の3種類あるお得なコースがオススメです。

どれも前菜からデザートまで付いた満足できる内容です。コースは2名からですが、単品の注文も可能なので一人での利用もOKですよ。

看板メニューは、鎌倉、三浦、愛媛、丹波から取り寄せているこだわり野菜12～15種類を使った「季節野菜の菜園パーフェクトベジタブルバーニャカウダソース」（1,500円）。ニンニクとアンチョビが効いたまろやかな自家製ソースが、野菜のうま味を引き立てます♪

さらに、日替わりのパスタや野菜スープ、「COBBサラダ 半熟玉子を乗せて」（写真左、1,400円）、「飛騨高山 千両ナスとズッキーニ！モッツァレラチーズのラザニア」（1,200円）、「鎌倉野菜のラタトゥイユ」（600円）など、野菜の美味しさが際立つ料理が豊富にそろっています。

コールラビやトランペットズッキーニ、茎がカラフルなスイスチャード、4枚で牛乳100ml分のカルシウムを含むというグラパラリーフなど、スーパーではあまり見かけない野菜も取り扱っているので、新しい野菜と出合えるかもしれません。

リーズナブルで、時間制限なくゆったり食事を楽しめる同店。2020年７月からは土曜日と祝日のみランチ営業もスタート。陽光降り注ぐテラス席での食事も気持ち良さそうです♪人気店なので予約がベター。2週間くらい前なら予約が取りやすいですよ。

ARBOL神楽坂
所在地：東京都新宿区神楽坂4-7
電話番号：03-6457-5637
最寄駅：牛込神楽坂／飯田橋／神楽坂

庭に面した開放的な空間♪低農薬野菜のメニューをいただく／ハーブ&おいしい野菜塾レストラン

西台駅東口から15分。住宅街の一角にある「ハーブ&おいしい野菜塾レストラン」は、元は2005年に地域住民のために開校した農業塾の併設施設でした。食育プログラムの一環として塾生に食事を提供する場でしたが、野菜塾が休講となった2009年、誰もが利用できるレストランに生まれ変わりました。

現在は、庭を眺めながら開放的な空間で食事を楽しめる店として人気に。栃木県に持っている農場の低農薬野菜を中心に、庭で育てている無農薬野菜やハーブなどを使用したヘルシーな料理が提供されています。

ランチで定番の「ランチA」（1,650円）は前菜、スープ、メインディッシュ、デザート、ソフトドリンク。メインディッシュは魚料理、肉料理、パスタ、ピザから選べ、肉料理と魚料理の場合はパンもしくはライスも付きます。330円の「ランチワイン」を追加で頼めば、ちょっぴり贅沢気分に♡

ディナーはコース2種類で、前日までに予約が必要です。2,750円～とお財布にやさしい価格設定がうれしい♪もっとお得に食べたいという女子は、レディースデイの月曜日（祝日は除く）に訪れましょう。女性はランチもディナーも20%オフになりますよ。

自家製ハーブティー、オーガニックコーヒー、オーガニックワインとドリンクにもこだわっているので、ぜひトライしてみて。

また、金曜日と土曜日をメインに野菜の直売も実施。無農薬・低農薬の野菜は形はふぞろいでも味は絶品です♪

広い敷地内にはボルダリング施設や釣り堀、子どもが乗れるミニ列車、プラレールなどがあり、子どもにも大人気♪家族連れが多く、にぎやかです。毎春行われているイチゴ狩りも好評。明るく楽しい雰囲気の中で食事を楽しみたいという方にオススメなお店です。

ハーブ&おいしい野菜塾レストラン
所在地：東京都板橋区西台2-12-12
電話番号：03-3932-8124（受付10:00〜15:00）
最寄駅：西台

“田舎のおばあちゃん家風”レストラン♪都心から離れてのどかにランチ／農家レストラン 菜七色

「農家レストラン 菜七色（ナナイロ）」は、大宮駅からバスで15分ほど。運営母体の「さいたま榎本農園」では、ハウス栽培のカラフルミニトマトをはじめ、ピーマン、ナス、オクラ、ニンジン、ダイコンなど年間100種類以上の露地野菜も栽培しています。

同店の基本メニューは、サラダとミニデザートが付いた「日替わりランチ」（1,100円）。農園を営む姉弟のお母さんが、近所の主婦の方々と日替わりシェフを務めています。

昔ながらの素朴な農家の食事「おまかせランチ」、調理員などの経験を生かした「由夏ちゃんランチ」、イタリアンが得意な「民家ダイニング163」など、現在5人のシェフが腕を振るっています。

メニューは当日の朝、公式ブログで公開されます。例えば、ある日の「千寿（ちず）ごはん」は、「鶏肉と新ごぼうの春巻き」「夏野菜の焼き浸し」「じゃがいものキッシュ」「きゅうり冷奴」「旬菜盛り合わせ」「豆腐のブラウニー」。

別の日の「貴めし（たかめし）」は、「ガパオライス」「なめこのスープ」「いんげん胡麻炒め」「ニラのお浸し」「豆苗とキャベツの梅酢和え」「茄子と茗荷のみそ焼き」「ブルーベリーのしっとりスコーン」といった具合です。

バラエティーに富んでいますね。共通しているのは、どのお料理も新鮮な野菜をふんだんに使っていること。使う野菜は基本的に榎本農園で作ったもの。農薬と化学肥料を一切使わずに育てているそうなので、安心して食べられますね。

生で食べられるコリンキーカボチャ、肉厚で青臭さや苦味の少ない紫ピーマン、ワカメのように粘りのあるオカワカメなど、珍しい野菜が出ることもあります。

サラダに使われる野菜の種類は5～10類ほど。野菜好きにとって、新鮮なサラダは何よりのごちそうですよね♡

また、お得な野菜の直売も実施。多くの飲食店や百貨店に卸している人気のカラフルミニトマトをはじめ、旬の野菜を購入できます。自慢のトマトを使ったジャムやドレッシングなど加工品もありますよ。

自然光が差し込む広々としたお座敷は、初めて訪れる人でも田舎のおばあちゃんの家に来たような懐かしい気分にしてくれます。女性一人でもリラックスして食事を楽しめそう♪たまには都心を離れて、美味しい手料理でのどかなランチタイムはいかが？

農家レストラン 菜七色
所在地：埼玉県さいたま市西区飯田新田547
電話番号：090-3310-7716
最寄駅：ふじみ野／大宮

まとめ

野菜本来の美味しさを味わえる各店の料理からは、丹精込めて野菜を育てた作り手への信頼や敬意が感じられるはず。ぜひじっくり味わって召し上がってみて♪

取材・文／佐々木 志野

※2020年8月30日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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