まるで芸術作品のように美しいパフェを創作するデザート専門店「L'atelier à ma façon(ラトリエ ア マ ファソン)」はご存じ?旬のフルーツを使った芸術的なパフェは、あまりの美しさに連日行列ができるほど大人気なんです。アンティーク調のおしゃれな店内で、美味しいパフェを味わいつつ、贅沢な一人時間を満喫してみてはいかが?


【おでかけ時のポイント】

・居住地やおでかけ先の都道府県の要請に従って行動しましょう
・体調に不安を感じるときは外出を控えましょう
・なるべく少人数で空いている時間に行きましょう
・周囲の人との距離をできるだけ保つようにしましょう
・マスクを着用し、手洗いは小まめに行いましょう



独創的なパフェが楽しめる名店/L'atelier à ma façon


ラトリエアマファソン


こんにちは!スイーツコンシェルジュの「はなとも」です。

今回ご紹介するのは、東京・上野毛にあるデザート専門店「L'atelier à ma façon(ラトリエ ア マ ファソン)」。今はなき町田の人気店「カフェ中野屋」(※現在は「茶房中野屋」という屋号で甘味処として再開)でシェフを務めていた森郁磨さんが2019年12月にオープンした、話題のお店です。



ラトリエアマファソン


お店は上野毛駅から徒歩1分ほど、駅前通りの一本脇に入った住宅街の一角にあります。

アンティーク調の椅子が並ぶおしゃれな店内は、テーブルとカウンター席を合わせて全20席。店内の至る所に、オーナーシェフの思いが詰まったこだわりのアイテムが飾られています。



ラトリエアマファソン


一人で訪れるのなら奥にあるカウンター席もオススメ。4席ほどのスペースで、周りを気にせずゆっくりと一人時間が過ごせます。



ラトリエアマファソン


同店自慢のパフェは、旬のフルーツにさまざまな素材を合わせた、独創的で美しい見た目が特徴。パフェ単体での注文はできないので、必ずドリンクも一緒にオーダーしてくださいね。

なお同店のパフェは、旬の素材を使用して作られるため、ほとんどのメニューが季節限定。頻繁にメニューが変わるので、気になるパフェを見かけたらすぐに食べに行くのがオススメです。



贅沢の極み・・・!こだわりパフェの作り方を見せてもらった


ラトリエアマファソン


今回は特別に2020年5月末~7月まで(仕入れに準ずる)の限定メニュー「フレッシュアメリカンチェリーと栗蜂蜜のムース フランボワーズとシブーストクリームのパフェ」(3,080円)を作るところを見せてもらいました!

まずは7月が旬のアメリカンチェリーをカット。パフェグラスの側面に、断面を外にした状態で並べていきます。



ラトリエアマファソン


そして、栗の花から採れる栗蜂蜜を使ったムースにピスタチオをまぶし、アメリカンチェリーの上に。

グラスの中央部にはダコワーズと角切りのクレームダマンド(アーモンドクリーム)、さらにアメリカンチェリーのコンポートを重ねます。

旬のアメリカンチェリーをそのまま食べられるだけでなく、コンポートされた状態のお味も同時に楽しめるなんて・・・すでに贅沢の極みです!



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さらに上から、薄くのばして焼き、細かく砕いたクレープ生地を振りかけ、ピスタチオとサクランボをミックスしたアイスをのせます。



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そして、スポンジケーキやパイ生地の上にクリームをのせ、中央に表面を焦がしたカラメルで覆った洋菓子・シブーストを置き、周りをイチゴとブルーベリー、パート・ド・フリュイ(フルーツピュレを固めたゼリー)とバーベナの花で彩ったら・・・。



ラトリエアマファソン


真ん中に黒く美しく光るアメリカンチェリーを添え、完成です!



いよいよ実食!お花畑のようなパフェ、お味は・・・


ラトリエアマファソン


見てください!このうっとりするほどの美しさ・・・!

永遠に眺めていたいほどキレイですね。真上から見ると、お花畑のようでさらに魅力的。つい見とれてしまいますが、写真撮影もお忘れなく。



ラトリエアマファソン


今回ドリンクは、「紫陽花寺」(935円/2020年6月~梅雨明け発表まで販売)をチョイスしてみました。

ソーダー水にレモンとライムシロップを入れ、紫陽花に見立てた氷(ハーブをクラッシュアイスしたもの)を合わせた「紫陽花寺」。ラベンダーやエルダーフラワーといったハーブのさわやかな香りと、レモンのすっきりとした味わいが後を引く美味しさです。



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今回注文したのは、フランス・ノルマンディー地方の伝統菓子「ピュイダムール」の要素を取り入れたパフェ。「ピュイダムール」とは、パイの器の中にクリームをたっぷり絞り、表面をキャラメリゼしたお菓子です。

パフェ中央、シブーストとアイスをスプーンですくって、さっそく一口!

キャラメリゼしたシブーストの香ばしさと、チェリー×ピスタチのアイスの風味豊かな味わいが口の中いっぱいに充満・・・幸福な瞬間が訪れます。



ラトリエアマファソン


続けて、周りを彩るイチゴとブルーベリーもを一緒に。爽やかな酸味も加わり、一味違う美味しさに変化しました。もちろん主役のアメリカンチェリーのお味も極上で、栗蜂蜜ムースの甘さともバランス良く調和しています。

パイ生地やピスタチオがあることでサクサクとした食感も楽しめ、パフェひとつでさまざまな味わいが体験できるのも魅力。

舌の肥えたオトナ女子も満足すること間違いなしです!



季節ごとに変わるパフェ。器やスプーンの“演出”にも注目


ラトリエアマファソン


「L'atelier à ma façon」では季節ごとにフルーツや食材変えた限定パフェが登場します。他にはない唯一無二のビジュアルや美味しさとだけあって、新作の登場日は、いつも以上に来店する人が多いのだそう。

今回は以前提供されていた季節限定パフェも特別にご紹介。

最初の写真は、2019年12月~2020年6月上旬まで提供されていた「フレジェ」。

こちらは、日本で言うショートケーキのようなフランスの伝統菓子「フレジェ」を表現したパフェで、イチゴのジャムやイチゴのソルベ、ピスタチオムースなどを使っています。森シェフが長年作り続けているパフェをさらに新しく改良した一品です。



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そしてこちらは、2020年4月~6月上旬まで提供されていた「ジヴェルニー」。

フランスの画家、クロード・モネが晩年を過ごした自宅池とその唾蓮を模したパフェ。大葉のゼリーで水面を表し、アプリコットとかぼすのソルベ、晩白柚のコンフィ、求肥、ピスタチオのパルフィなどを合わせています。

さらに、パフェごとに素材や見た目に合わせた器やスプーンを選び提供しているのも、同店ならではのこだわり。単体でも美しいパフェを、器を使ってさらに魅力的に見せるこだわりの“演出”には圧倒されるばかりです!

訪れた際は、ぜひ食器とパフェのコラボレーションも楽しみながら、隅々までパフェを堪能してみてくださいね。



まとめ


ラトリエアマファソン


芸術品のようなデコレーションが施された唯一無二のパフェが楽しめる「L'atelier à ma façon」。最後の一口まで感動と驚きを楽しめる魅惑のパフェで、一人時間を贅沢に過ごしてみては?

L'atelier à ma façon
所在地 : 東京都世田谷区上野毛1-26-14
最寄駅:上野毛


はなとも

◆取材・執筆/はなとも

スイーツコンシェルジュ・スイーツライター。
スイーツをこよなく愛するスイーツ男子。食べ歩きが趣味で、1日に5~6軒を食べ歩ける鉄の胃袋を持ち、何時間でも並べる気力と根性が最大の武器!

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[Instagram] https://www.instagram.com/HANATOMO84/




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