高級旅館のような雰囲気に心が浮き立つ/宮前平源泉 湯けむりの庄

渋谷から片道30分弱の宮前平駅から徒歩約5分。やって来たのは人気の日帰り温泉施設「宮前平源泉 湯けむりの庄」です。


坂道をのぼった先に見えてくる立派な建物と、旅館のような趣のある門に、期待が膨らみます♪

▲写真提供:宮前平源泉 湯けむりの庄

▲写真提供:宮前平源泉 湯けむりの庄

門から入口までのアプローチで、日常から非日常へと気持ちがシフト。鍵付きのシューズボックスに靴をしまったら自動ドアの奥へと進み、入館受付カウンターで入館手続きを行います。

料金は後払い。入館料をはじめ館内エステやレストランの料金はすべて、受付で渡されるバーコード付きのリストバンドで管理され、帰りに精算フロントでまとめて精算する仕組みです。


なお、入館料は平日が1,430円、土日祝日が1,540円。岩盤浴は別途820円かかります。

ロビーを抜け、まずは渡り廊下で離れへ移動。上質で高級感あふれる内装に、リゾート気分が高まります♡

廊下の先にあるのは、レンタルセットの受取&返却カウンター。リストバンドを提示すると、館内着、フェイスタオル、バスタオルが入ったメッシュのバッグを渡してもらえます。岩盤浴を申し込んだ場合は、岩盤浴着とマットも入ったセットを受け取れます。

脱衣所も清潔。ロッカーは十分に間隔を空けて並んでいるので、ストレスなく着替えられるでしょう。ロッカーの鍵もリストバンドになっています。

大きな窓と広い浴槽がうれしい「内湯エリア」

女湯の内湯は、ゆったり浸かれる大きな内風呂と、太陽光がたっぷり入る大きな窓が印象的。同店のお湯は地下1,500mから毎分350l湧出するナトリウム炭酸水素塩温泉で、主成分は重曹。褐色でとろみがあるのが特徴です。

火照った身体を休めたいときは、背中で温泉を楽しめる「腰かけ湯」を試してみて。背面から流れ落ちるお湯と足湯で温まりながら、適度に身体を冷ませます。窓の外を眺めながらボーッとできると人気だそう。

白湯で楽しむ2種類のジェットバスも人気です。横になるタイプは、ひんやりした枕に頭をのせてみて。身も心もほぐれる至福のひとときを堪能できるはず。

80~90℃のフィンランド式サウナでは、熱した石にアロマ水をかけて蒸気を発生させる人気の「ロウリュ」を実施。事前予約や追加料金は不要で、熱波とアロマを楽しめます。


平日は一日3回、休日は4回。サウナの入り口に実施時間が書いてあるので、興味がある人は最初に確認しておくと良いでしょう。


※当面の間、ロウリュイベントは休止しています(2023年8月追記)

サウナを出たところには、水風呂がスタンバイしています。18℃ほどあるので冷たくて驚くということはないでしょう。深さのあるバイブラバスなので、スッキリ爽快感が得られるはずです。

さえぎるもののない広い空が魅力の「露天エリア」

「湯けむりの庄」は小高い丘の上に位置しているため、空をさえぎるものがなく、露天エリアは開放感たっぷり。深さ120㎝の「立ち湯(女性限定)」、脚を伸ばして入れる「親子つぼ湯」などバラエティー豊かなお風呂のお湯は、すべて温泉です。

中でも、温泉気分を満喫できる岩風呂は外せません。上下2段になっているのも風情がありますよね。

上段の湯舟には、加熱した源泉が注がれています。源泉は見事な褐色で、ジャボジャボという音も心地よく、心身ともにリラックスできるはず。昼間でも月夜の晩でも、ゆっくり浸かりたい湯舟です。

冷え性の人にぜひ試してほしいのは、一番人気の「炭酸琥珀湯®」。


医療分野でも活用されている「中空糸膜」を通して、炭酸ガスをお湯に溶かし込んでいるのが特徴です。入ると身体に面白いほど泡がつきますよ。

身体が十分に温まったら、ぜひ「うたたね湯」へ。小屋のようになっていて雨風が防げるため、快適に利用できると評判です。横たわるとちょうど空が見える造りも心憎い♪


昼は木洩れ日、夜は星空の下でまどろむことができます。本当に気持ちが良いので、熟睡してしまわないよう注意が必要かも!

隣には、信楽焼きの「つぼ湯」と、ミストが充満した「潤い美肌湯」があります。「潤い美肌湯」は女湯限定。大量に噴射されるミストに包まれて、まるで雲の中にいるようです。

「スチーム塩サウナ」も女湯のみの施設。50℃程度の低温サウナですが、室内に用意された塩を肌の上にのせて数分経つと、じんわり汗が出てきます。


イベントごとに期間限定の香りが楽しめる薄明かりの空間で、癒やしの効果も得られそう。

入浴後は、汗がひくまで薄着でゆっくりしたいですよね。そんなときにピッタリの休憩スペースが脱衣所の横に用意されています。髪や身体をちゃんと拭けば、下着姿でのんびり休めますよ。

まるでテーマパーク♪女子歓喜の岩盤浴エリア

同施設の魅力はお風呂だけではありません。母屋の地下にある岩盤浴フロアには、温度や鉱石の異なる6種類もの部屋が用意されています。いずれも男女共用、うち5種類は出入り自由で時間制限もありません。

写真は、まるで雲のような柔らかいミストに包まれながらリラックスできる「天」。ナノミスト&マイクロクラウドが導入されており、ナノレベルの温ミストを全身で体感できます。


※完全予約制・入れ替え制

天然の岩塩が敷き詰められた50℃前後の「塩」(写真)、7種類の鉱石を使った40℃前後の「岩」、超微粒子ナノスチームを使用した45℃前後の「潤」も人気があります。体調と好みに合わせて自由に楽しんで。

「氷」はクールダウンできる部屋。10℃前後に設定されており、穏やかに身体を冷やしてくれます。


趣向を凝らした岩盤浴の数々は、まるでテーマパークのよう。快適なだけでなく非日常感まで味わえるのが魅力です。

マットが用意された「和(ナゴミ)」は、ゴロゴロしながら雑誌を読んだりテレビを観たりできちゃうリラックス度いっぱいの部屋。休憩スペースのように気軽に使えます。

食事処、休憩スペース、女性専用個室、癒し処も人気

たっぷり汗をかいた後は、ヘルシーな食事で栄養をチャージ。食事処「とうふ旬彩 心音(ココネ)」では、和食を中心に旬の素材を使ったお料理を堪能できます。

看板メニューはサーモン、オクラ、とろろ、納豆、メカブ、イカ、温泉卵がのった「健康増進丼御膳」(1,360円)。ほか、「店仕込み青竹二種豆冨」(640円)などの豆冨料理も、マストでオーダーしたい美味しさです。


スイーツは、店内カウンターで8時間かけて抽出する水出しコーヒーを使ったコーヒーゼリー(490円)が人気なのだそう。

テレビ付きのリクライニングチェア、雑誌や漫画が用意された休憩スペースは、食事の後にまったりするのに最適。1階と地下を合わせて計118席あり、1階の窓際は女性専用エリアとなっています。

一人で静かに過ごしたいなら、当日予約制の女性専用個室(平日3時間1,500円~、土日祝日3時間1,800円~)を利用すると良いでしょう。室内にはテレビ付きのフルフラットリクライナーにブランケット、テーブル&チェア、温冷風機、耳栓、アイマスクなどが用意されています。


アカスリから本格的なエステまで体験できる癒し処もあり、充実したソロ時間を満喫できること間違いなしです。

まとめ

豊富な温泉と岩盤浴、快適な食事処に休憩スペース。どれもハイレベルで、リピートしたくなる要素がいっぱい♪女性一人でも安心して一日滞在できる、癒やしのソロ活スポットです。

宮前平源泉 湯けむりの庄
  • 所在地

    神奈川県川崎市宮前区宮前平 2-13-3

  • 最寄駅

    宮前平

  • 電話番号

    044-860-2641

本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2023年08月06日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事は2020年03月22日に公開した内容を一部加筆・修正した上で、2023年08月06日に再公開しております。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。
※2020年3月22日初回公開。