駅前に繁華街が広がる池袋。駅からちょっと離れると、レトロなカフェや緑豊かな庭園など、散策途中に立ち寄りたくなるのんびりスポットがいっぱい!今回は、一人の休日にでかけたくなる池袋のオススメ散歩スポットを紹介します。


【おでかけ時のポイント】

・体調に不安を感じるときは外出を控えましょう
・なるべく空いている時間に行きましょう
・周囲の人との距離をできるだけ保つようにしましょう
・マスクを着用し、手洗いは小まめに行いましょう



ブラジル料理や読書が楽しめる一軒家カフェ/KAKULULU

KAKULULU外観


築45年のビルをリノベーションして誕生したカフェ「KAKULULU(カクルル)」。東池袋駅から徒歩約3分、サンシャインシティからもほど近く、ショッピングや散歩の途中で休憩に立ち寄りたくなる場所です。



KAKULULU店内


店内は温かみのある木の空間で、一人で落ち着いてコーヒータイムを楽しむのにもぴったりです。

本棚にはたくさんの書籍が置かれており、自由に閲覧がOK。8割がオーナーの私物で、小説、アート本、スポーツなど幅広いラインナップ。ソファに座りながら、のんびりした読書タイムを楽しむことができます。



KAKULULU料理


キッシュや丼ぶりなど幅広いメニューの中でも、特に人気なのがブラジル料理「ムケッカ」(1,080円)。

ご飯にかかっているのは、トマトで煮込んだ魚介をココナッツミルクで仕上げたシチュー。海鮮がたっぷりで食べ応えも十分!ライムをかけるとさっぱりとした後味になります。

食と読書と温かみのある空間で、リラックスしたひとときが過ごせそうです。



KAKULULU
住所:東京都豊島区東池袋4-29-6
電話番号:03-6907-0652
営業時間:木~土11:30~23:00、火・水11:30~17:00
定休日:日・月・祝日




レトロな洋館でノスタルジックなひとときを/自由学園明日館

自由学園明日館


1921年に建設され、1997年に国の重要文化財にも指定された「自由学園明日館」。自由学園の元校舎で、建築家フランク・ロイド・ライトが設計したことでも知られています。

同館は、一般公開されており、結婚式や講演会などにも利用されています。



自由学園明日館


館内は貸切の部屋がなければ、すべて見学することが可能。ミュージアム、会議室、ホール、講堂など、見どころが盛りだくさん。見学可能日は14時から1時間ほどの建物ガイドを開催しているので、参加してみるのもオススメです。



自由学園明日館


喫茶付見学(600円)は、コーヒー(紅茶)とお手製の焼き菓子が付いてきます。喫茶スペースとなっているホールで、コーヒータイムを楽しめますよ。

夜限定でお酒付見学(1,000円)もあるので、夜間見学のほか、桜の季節は夜桜をお目当てに来る人も多いそう。

池袋駅西口から徒歩約5分の落ち着いた場所にある同館。活気あふれる池袋で、ほっとひと息つきたいというときに足を運んでみては?



自由学園明日館
住所:東京都豊島区西池袋2-31-3
電話番号:03-3971-7535
営業時間:10:00~16:00、夜間見学日 第3金曜日18:00~21:00(入館は30分前まで)
休館日:月曜(月曜が祝日の場合、翌日)、年末年始※土日祝日は見学日が限定。要問合せ
料金:見学のみ400円、喫茶付見学600円、お酒付見学1,000円(夜間見学のみ)




四季の自然やバードウォッチングを満喫/豊島区立 目白庭園

目白庭園


日本らしい趣きのある場所として、豊島区の街づくりの一環として建設された「目白庭園」。池の周囲を歩いて散策できる池泉回遊式庭園で、四季折々の植物もたくさん配植されています。

最寄駅の目白駅からは徒歩約5分。池袋駅からも歩いて15分ほどと、都会の喧騒を忘れて散策しながら、日本の伝統文化を身近に感じるにはぴったりのスポットなんです。



目白庭園


池の南側にあるのは、子供向け雑誌「赤い鳥」に由来した木造瓦葺き平屋建ての数奇建築「赤鳥庵」。眺望がよく、中から庭園を一望することができます。

大池の水際に浮いているように見える「六角浮き見堂」は、散策中の休憩にオススメ。屋根の上には赤い鳥をイメージした益子焼の飾りがあります。



目白庭園


冬には鳥のえさ場を設けているため、メジロやヒヨドリが顔をだすことも。梅といっしょに、バードウォッチングを楽しむのもいいかもしれません。



豊島区立 目白庭園
住所:東京都豊島区目白3-20-18
電話番号:03-5996-4810
営業時間:9:00~17:00、7、8月9:00~19:00
休館日:第2、4月曜、年末年始
入園料:無料






東京都指定有形文化財の歴史ある木造建築/雑司が谷旧宣教師館

雑司が谷旧宣教師館


豊島区にある最古の近代木造建築である「雑司が谷旧宣教師館」。明治40年にアメリカ人宣教師のマッケーレブの邸宅として建てられた建物です。

当時は布教活動や幼児教育の拠点として利用されていましたが、東京都指定有形文化財に登録され、現在では一般公開されています。玄関ポーチの方杖やベイウィンドウなど、おしゃれな外観も魅力です。



雑司が谷旧宣教師館


1階は宣教師マッケーレブの活動や当時の生活を見ることができる展示コーナー。児童雑誌や図書を閲覧できる部屋もあります。



雑司が谷旧宣教師館


1階の居間にはマントルピースを設置。アールヌーボー風のタイルが使われており、ケヤキ材の装飾がついています。2階には雑司が谷の近代の文化活動を展示。地元ならではのさまざまな様子を知ることができます。

都電荒川線雑司ヶ谷駅から徒歩約8分、地下鉄有楽町線東池袋駅から10分ほどと散策を楽しみながら立ち寄るのにもオススメ。入館料が無料なので、気軽に足を運べるのもうれしいですね。



雑司が谷旧宣教師館
住所:東京都豊島区雑司が谷1-25-5
電話番号:03-3985-4081
営業時間:9:00~16:30
休館日:月曜、第3日曜、祝日の翌日、年末年始
入館料:無料




取材・文:酒井 明子
※2019年1月21日の情報です。
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