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ルーマニア生まれのアーティスト、ミルチャ・カントル。日本での初個展「あなたの存在に対する形容詞」が、銀座メゾンエルメス フォーラムにて開催されます。
規則や慣習、権力など、透明なものの力によって無意識のうちに縛られている、人間の存在。ミルチャ・カントルは私たちが生きる世界の複雑さや不確かさを、透明な距離や余白をもたらす独特の詩的な表現によって浮かび上がらせます。この展覧会では、銀座メゾンエルメスのガラスブロックの「透明性」に着想を得た新作が紹介されます。人々が透明なプラカードを持って行進する映像作品は、東京のさまざまなロケーションで撮影されました。
「あなた」を形容する言葉についてのシンプルな問いを通じて、不確かな世界のなかで個人の存在を成り立たせる地平についての問いを投げかけるカントルの作品を、静謐な空間にて堪能してみるのはいかがでしょうか。
【日程】
2018年4月25日(水)~2018年7月22日(日)
【時間】
月~土 11:00~20:00(最終入場は19:30まで)
日 11:00~19:00(最終入場は18:30まで)
【会場】
銀座メゾンエルメス フォーラム
【休館日】
不定休
【料金】
入場無料
【主催・後援】
主催: エルメス財団
後援: 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
【お問合わせ】
TEL:03-3569-3300
●ミルチャ・カントル Mircea Cantor
1977年、ルーマニア生まれ。現在パリ在住。日常の世界がいかに複雑で不確かなものかを控えめな身振りで気づかせる、写真や彫刻、映像、インスタレーションなどを手がける。アルバニアの首都ティラナで、スローガンの代わりに大きな鏡を掲げて練り歩く様子を映像に収めた《The landscape is changing》(2003年)や、狼と鹿がギャラリー内で出合う様子を映像に記録した《Deeparture》(2005年)などで国際的な注目を集めるようになる。
主な個展に「Your Ruins Are My Flag」(ジュリアーニ財団、ローマ、2017~2018年)や「Tracking Happiness」(チューリヒ美術館、2009年)など。日本では、ヨコハマトリエンナーレ2011 をはじめ、「幸福はぼくを見つけてくれるかな? ─ 石川コレクション(岡山)からの10作家」(東京オペラシティ アートギャラリー、2014年)、いちはらアート×ミックス2014 にも参加している。マルセル・デュシャン賞(2011年)をはじめ、受賞多数。作品はポンピドゥー・センターやニューヨーク近代美術館などにも収蔵されている。
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