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一色ちか子と鴫剛による展覧会。半世紀にも渡り、共に制作し続けてきた二人の世界観が繰り広げられる。一色は油彩、鴫はドローイングを発表。
一色ちか子は双ギャラリーでは馴染みの作家になりますが、パートナーでもあります鴫剛は双ギャラリーでは初めての展示となる二人展になります。
2人は同じ東京藝大の日本画科を卒業して、かれこれ半世紀以上の長き間、ともに制作をし続けてきました。
鴫は団地や高速道路などを、度肝を抜くほどの大きさで、それもスーパーリアリズムで丁寧に描きます。過去の作品は複数の美術館へ収蔵されていますし、一度は見たことのある作品ではないでしょうか。
今回双ギャラリーで発表する作品は、彼がこのコロナ禍の中、悶々として鉛筆で描いた身の回りの風景です。特に鉛筆には秀逸の描きを見せますが、この風景は内包される精神性が如実に出ているような、そして作品が大きく見えてきます。
一色は鴫と同じアトリエを使いながら、全く異なる世界を求めて続けています。女性作家らしく身の回りの、花やキャベツ、白菜など、ありふれておよそモティーフになりにくいような素材を描き続けています。野菜や花といったものは単純に素材として使っていますが、自分とモノ、モノとモノが、それに加えて光との関係と。年々それは複雑化していくような感じですが、小さなキャンバスと毎日格闘して、日々を過ごしているように思えます。
二人の作家の魂の響き合いとも言える展覧会になるのではないでしょうか。
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