このイベントは終了しました
中里伸也による新作の展覧会。写真作品の撮影のために制作した小さな部屋に、一つの鑑賞空間を制作し、それは「『見る行為』の動機付けを与える一つの装置のようなもの」と作家は表現している。鑑賞者に様々な要素やスタイルを想起させる作品となっている。
中里伸也は写真と絵画というメディアを同時に用い、抽象表現を行って参りました。
過去にはウジェーヌ・アジェの作品を再構成して制作したり、またセザンヌやモランディ、デ・クーニング、ド・スタールなどの作家の作品から着想したアイディアで、独自の作品観を構築して参りました。
下記の作家自身のステートメントにもございますように、写真のために制作した小さな部屋に、一つの鑑賞空間を制作しています。「『見る行為』の動機付けを与える一つの装置のようなもの」と作家は表現しておりますが、鑑賞者に様々な要素やスタイルを想起させる作品となっております。
是非とも御高覧、御掲載のほど、よろしくお願い申し上げます。
数年前から写真と絵画の両方のメディアを通じ抽象表現を試みてきました。それは今までの伝統的な写真、または絵画に変わる何か中間的な表現の模索であり、またそれは作為、不作為のどちらでもないどこか浮遊したイメージを定着させる試みでもあったと思います。今回、写真のために制作した小さな部屋には日々の創作の過程で創出された断片を散りばめた一つの鑑賞空間を制作しました。それは一見何の意味も持たない断片に対して「見る行為」の動機付けを与える一つの装置のようなものだと考えます。そして、その装置が鑑賞者を新たな抽象の世界へと導く入口を示す一つのガイドになればと思います。
中里伸也
お気に入りに保存しました
お気に入りから削除しました
お気に入りの保存に失敗しました
閲覧履歴をすべて削除しました
メールアドレスを変更しました
パスワードを変更しました
好きなエリアを変更しました
好きなカテゴリを変更しました
認証コードを再送しました
クレジットカードを変更しました
にエントリーしました
処理に失敗しました