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内海信彦展 New Innerscape Series 2020, Autopoietic Universe

  • 2020/09/28(月) ~ 2020/10/10(土)
  • 展示・展覧会
  • 内海信彦展 New Innerscape Series 2020, Autopoietic Universe_1

    「 Innerscape 2019 “ Multiverse ” - 11」 ミクストメディア 直径820mm 2019年

ミクロからマクロまでを貫く広大無辺な宇宙最古の光

内海信彦が1985年から35年間継続してきた「Innnerscape Seriese」は、宇宙の始まりから、地球、生命、そして人間へと、全てを貫く根源的な形態形成の姿を私たちの前に浮かび上がらせます。顔料、墨、金属粉などを紙の表面で流動させつつ定着させる内海独自の技法は、作者個人の主観的なイメージを表出するのではなく、自らの意識、身体と物質(画材)との相互作用を引き起こし、普遍的な形態形成の原理を作動させるべく、長年にわたり練り上げられてきたものです。
「あらゆる部分に全体が遍在し、自己組織化された形態形成(self-organized morphogenesis)のシステムが作品の裡に作用して、138億年前の宇宙創成から生命誕生の時空が作品に顕現してくるのです。私の作品の裡に在る光こそは、ミクロからマクロまでを貫く広大無辺な宇宙最古の光、すなわち宇宙背景放射(cosmic microwave background)なのだと思います。」
内海はそう語ります。

内海信彦 
Utsumi Nobuhiko

美術家

1953年生まれ 東京都出身
1974年 慶應義塾大学法学部政治学科中退
1975年 美学校中村宏油彩画工房終了
1981年 多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。
ハーヴァード大学客員芸術家 早稲田大学日米研究機構招聘研究員
ペルー国立美術学校名誉教授。ペルー国立教育大学客員教授。
早稲田リベラルアーツ・アソシエーション(旧早稲田大学「内海先生のドロップアウト塾」)主宰。
駿台予備学校論文科講師。

1985年より 斎藤記念川口現代美術館、新潟市美術館、ヒルサイドギャラリー、愛宕山画廊、
ギャラリイK、ギャラりーなつか、ぎゃらりいセンターポイント、スカイドア・アートプレイス青山、
キリンプラザ大阪、早稲田大学大隈講堂および早稲田大学小野梓講堂、東京造形大学など国内
外で107回個展開催。

1992年 ハーヴァード大学客員芸術家としてカーペンターセンター・フォー・ザ・ビジュアルアーツで個展開催。
1996年 ヴァーモント・スタジオセンター、カトマンズシビックセンター、カトマンズロシアンセンターで個展開催。
1997年 イェール大学客員芸術家として、ヘンリー・R・ルースホール、トランブルカレッジで講義と滞在制作による個展開催。同年ペルー政府より招待され、ペルー国立博物館、ペルー日本文化センター
滞在制作による個展開催。客員芸術家として国立美術学校、カトリック大学で講義。
1999年 ペルー政府により招待され、ペルー国立博物館、ペルー日本文化センターで滞在制作による個展開催。韓国ジョクサン・インターナショナル・アートフェスティバルでライブペインティング。ペルー国立美術学校付属美術館、ペルー国立教育大学で個展開催。ペルー国立美術学校、リカルドパルマ大学で講義と公開制作、ライブペインティング。韓国国立ソウルアートセンターでの舞踏家・金梅子公演の舞台美術。
2000年 オシフィエンチム・アウシュヴィッツ強制収容所跡でのライブペインティング。ポーランド国立ヴロツワフ美術館での公開制作。ポーランド国立美術アカデミーでの講義。マイダネク強制収容所跡でのマイダネク・アート・トリエンナーレ初日のオープニングセレモニーでのライブペインティング。ワルシャワ、聖スタニスワフ・コストカ教会で聖人ポピューシコ神父追悼のライブペインティング。「大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ」における「内海信彦サマーセッション」でのレクチャーとライブペインティング。ポーランド国立ヴロツワフ美術館での個展とライブペインティング。
2004年 横浜BANKART、横浜開港記念会館で「内海信彦コズミックスパイラル2004」開催。アメリカ・ニューメキシコ、アリゾナ、テキサスなどでネイティブ・アメリカンとのワークショップを開催する(U.S.)
2005年 横浜市民ギャラリー「今日の作家2005」で24mの大作を出品し、ワークショップを行なう。 東京藝術大学先端芸術学科での講演とコラボレーション。
2006年 東京大学先端科学技術研究センターでの講義および御厨貴教授との対談(‘05~‘11)

2005年より現在まで毎年、海外でのワークショップ ”内海信彦サマースクール” を開催
’05 ” タオスWS "(U.S.)/ ’06 " ガウディWS "(フランス、スイス、スペイン) / ’07 " 落水荘 "(U.S.)/ ’08 " バウハウス "(ドイツ、ポーランド、チェコ)/ ’09 " カルナック "(ドイツ、フランス、イギリス)/ ’10 " ルネサンス "(イタリア)/ ’11 " ビザンチン・ルコルビュジェ "(トルコ・ギリシャ・イタリア)/ ’12 " ジブラルタル "(モロッコ・ポルトガル・スペイン)/ ’13 " タオス "(U.S.・メキシコ)/ ’14 " バウハウス "(ドイツ・オーストリア・イタリア)/ ’15 " ラスコー・イロコイ "(フランス・U.S.)/ ’16 " ダヴィンチ・ゲルニカ "(スペイン・イタリア)/ ’17 " US-MEXICO-CUBA "(U.S.・メキシコ・キューバ)/ ’18 " バウハウス・アウシュヴィッツ "(オーストリア・ドイツ・ポーランド・チェコ)/ ’19 " イタリア・トスカーナ "(イタリア)

主なパブリックコレクション
[日本] 板橋区立美術館(東京)/斎藤記念川口現代美術館(埼玉)/真言宗吉祥寺(愛媛)/世田谷美術館(東京)/駐日ペルー共和国大使館(東京)/新潟市美術館(新潟)/ふくやま美術館(広島) 
[USA] ハーヴァード大学フォッグ美術館(マサチューセッツ、USA)/イェール大学ヘンリー・R・ルース・ホール/イェール大学トランブル・カレッジ(コネチカット、USA) 
[イタリア] イタリア・日本文化アカデミア(スペッロ、イタリア) 
[ネパール] ネパール・ナショナルギャラリー(カトマンズ、ネパール)
[ペルー] ペルー国立博物館/ペルー日本文化会館/ペルー大統領府/ペルー共和国外務省/ペルー共和国教育省/ペルー共和国国会議事堂/駐ペルー日本国大使館/ペルー日系人協会/ペルー・カトリック大学美術館/ペルー国立美術大学/ペルー国立美術大学付属美術館/ペルー国立教育大学/リマ市立美術館/リカルド・パルマ大学(リマ、ペルー)/マリア・ライヘ博物館(ナスカ、ペルー)/ナスカ市庁(ナスカ、ペルー) 
[韓国] ラァウフィング・ストーン・ダンスカンパニー(ジョクサン・韓国)
[ポーランド] オシフィエンチム・アウシュヴィッツ国際青年交流センター(オシフィエンチム・ポーランド)/アウシュヴィッツ強制収容所跡国立博物館(オシフィエンチム・ポーランド)/マイダネク強制収容所跡博物館(ルブリン・ポーランド)/ワルシャワ聖スタニスワフ・コストカ教会(ワルシャワ・ポーランド)/ポーランド国立ヴロツワフ美術館(ヴロツワフ、ポーランド)

オフィシャルホームページ http://utsumix.com/Facebook; 内海信彦 Nobuhiko Utsumi

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基本情報
  • 会場

    ギャラリイK  Gallery K
    〒104-0031東京都中央区京橋3-9-7京橋ポイントビル4F

  • 開催期間

    2020/09/28(月) ~ 2020/10/10(土)

  • 時間

    開始 11:30 / 終了 17:00 9日(金)〜19:00 最終日〜15:00
    本展覧会では、新型コロナウイルス感染防止のため、通常より時間を短縮しています

  • 料金・費用

    無料

  • 問い合わせ

    ギャラリイK
    03-3563-4578
    galleryk@nifty.com

  • 公式サイト

    ギャラリイK

※掲載内容が変更となっている場合があります。最新情報については、会場・主催者の公式サイト等でご確認ください。

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