秘蜜の花園

「秘蜜の花園」
2018/10/27(土) – 11/17(土) 12:00-19:00　 (日、月、祝 – 休廊)
オープニング・レセプション　10/27(土) 17:00-19:00

ARTISTS：伊東明日香・波磨茜也香・岩崎拓也

秘密ではなく「秘蜜 の花園」
秘蜜は、作品という不思議な蜜で人を呼び寄せ、花園という楽園のような素敵な場所、スペースで新しい出会いを求めることば。
蜜は奥深くまでいかないと得られないもの・・・
三人の作品の奥底、深くまで堪能して、探して、そして同感、共感して頂けましたら嬉しいです。
異なる三色が空間でどう交わるのかもぜひご覧ください。
ーDirector　高橋正宏

◆伊東 明日香　Asuka ITO

1978年 神奈川県生まれ
2003年 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
2005年 東京芸術大学大学院美術研究科修士課程油画技法材料 修了

展覧会歴

2018 年
秘蜜の花園/MASATAKA CONTEMPORARY(東京)
渡、界。/de heart center gallery(上海)

2017年
handpicked artists/MASATAKA CONTEMPORARY(東京)
MEMENTO/Sansiao Gallery Hong Kong(香港)

2016年
Collaboration Project/RISE GALLERY(東京)
8 Japanese Women Artists/Bernarducci Meisel Gallery(ニューヨーク)

2015年
おんなのこ博覧会/FUMA CONTEMPORARY TOKYO(東京)
心秘的願望/MASATAKA CONTEMPORARY(東京)

主に女性性・花・宇宙をテーマに制作しています。
作品の中に登場する女性は全て私がモチーフになっていますが、それは自画像というより、私自身の身体を通して、
この時代を生きている女性であったり、隠しても隠しきれない性(さが)や、日本人として生まれて、背負っている文化などを表しています。
最近では、インスタグラムをはじめSNSなどでは、見た目に美しいことや楽しいことばかり発信する傾向ですが、
その裏で、それぞれの心の中で起きている悲鳴のようなものを隠したりもしています。
今の日本社会では、女性も当たり前のように社会に進出していますが、その環境に社会の仕組みが追いついていけず、心と身体が少し、混乱している状況です。
ですので、私は表向きの顔ではなく、心の中の真実の声を伝えたいと思い、制作をしています。
また、花や宇宙の作品では、自然界の無条件の美しさに、最近ものすごく惹かれています。
心地良すぎて、その世界に吸い込まれそうになり、自然と一体化した気分になります。
その一体化した世界を表現するために出来る限り、心を無意識に保ち、手が自然と動いているような状態で描いています。
ただ、ここまで私が自然に惹かれているのは、少々生きづらい社会だったり、今迄にない自然災害の多さを目の当たりにして、
自然の偉大さ、人間の愚かさを、改めて気づかされているのでは、と思っています。

◆波磨 茜也香　Ayaka HAMA

1991年　横浜生まれ
2015年　多摩美術大学絵画学科油画専攻　卒業

展覧会歴

2016年
個展　AYAKA HAMA AUTUMN/WINTER COLLECTION 2016-2017- Armpit sweat -／HMV&BOOKS TOKYO 6F レジカウンター前 特設スペース (渋谷公演通り MODI 6F)
O’YA展Ⅴ ／MONDAY ART SPACE（東京）
緊急開催!! 熊本地震被災地支援展示 「アートの力の見せ所！」／銀座モダンアート（東京）

2015年
個展「今、事の重大さに気付きました」／ヴァニラ画廊（東京）

2014年
個展「私は非常に気分が良いです」／ヴァニラ画廊（東京 ）

公募・受賞

2014 トーキョーワンダーウォール公募2014入選
2013 第二回ヴァニラ画廊大賞　大賞

少女（プロ、アマ問わず）をモチーフにした作品を中心に制作。現在、自身が発見、感動したモノ・コト等をテーマに制作中。

◆岩崎 拓也　Takuya IWASAKI

1988年　神奈川県横浜市生まれ
2009年　日本工学院専門学校　インテリア・プロダクトデザイン科　卒業
2015年　東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻　入学、在学中

展覧会歴

2018年
「渡、界。」／de heart center gallery（上海）

2017年
蜃気楼　東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻、展覧会／３３３１　ART CYD（東京）

2014年
新、アーティスト展VOL.1／MASATAKA CONTEMPORARY（東京）

公募・受賞
2008年　第21回コイズミ国際学生照明デザインコンペ　入賞

ある１つの場所を作りたいと思っている。
空想の世界や架空の生き物、それはとても魅力的である。
自分の知らない世界や物、事、など、沢山のありえない事があり、
非現実的ではあるが、もしかしたらあるんじゃないか、と期待を持たせてくれる。
そんなワクワクさせてくれるような、ロマンある世界を体験したい。
そんな空想の場をつくりたい。