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銅版画家・浜口陽三の光を帯び闇から浮かび上がる作品世界は今もなお新鮮に映る。少年少女を軽い筆致と透明感ある色彩で描くカロリーナ・ラケル・アンティッチ。ふと目にする事物や景色を、ユーモアを交え写生するように彫り出す前原冬樹。色を重ねワックスで包むことで画面から滲み出るような光を表現する向山喜章。浜口と3人の現代作家による身近なものを題材とし、見る人に何かを思い起こさせるような作品を集めた展示を行う。
銅版画家・浜口陽三は、さくらんぼや毛糸などのモチーフを選び、カラーメゾチント技法を用いて新しい作品
世界を生みだしました。光を帯び闇から浮かび上がる静物は半世紀たった今でも新鮮に映ります。
本展では、身近なものを題材にし、見る人に何かを思い起こさせ、胸を満たしてくれる作品を集めました。
カロリーナ・ラケル・アンティッチは、思春期を思わせる少年少女を、軽い筆致と透明感ある色彩で描きます。
シンプルな構図と大きくとられた余白の中に、いくつもの感情と物語が内包されているかのようです。
前原冬樹は、日常ふと目にする事物や景色に着眼し、ユーモアを交えて写生するように彫刻します。
一本の木から彫り出した像は、時の経過までも再現され、卓越した技巧が注目を集めています。
向山喜章は、一貫して不可視に宿る光の表現に向き合ってきました。彼方から届く光を、色を重ね、ワックスで
包むことで現わします。画面から光が滲み出て、その場にいる人々を包みこむような感覚をもたらします。
4 人の作家のつくりだす空間は、私たちの記憶やイメージと交差します。
ひきだしの奥にしまってあった心のかけらにささやきかける作品の数々をご覧ください。
* 展覧会顧問として「太田市美術館・図書館」学芸員の小金沢智氏をお迎えし、アドヴァイスをいただきました。
開催場所・
最寄駅
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
水天宮前駅
/ 人形町駅
所在地
会場
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
開催期間
月曜日休館(2/12は開館)、2/4[日]、2/13[火]
時間
開場 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション / 開始 火~金:11:00、、土日祝:10:00 / 終了 17:00
・会期中の第1・3金曜日(1/19、2/2、2/16、3/2、3/16、4/6)は20:00まで開館、 最終入館19:30
※2/4[ 日] はイベント参加者のみご入館いただけます。
※3/24[ 土]、3/25[ 日] はイベント開催のため会場が鑑賞しにくくなります。
主催・共催・協力
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
問い合わせ
03-3665-0251
備考:お問合せ:月曜、休館日を除く11:00-17:00
公式サイト
※掲載内容が変更となっている場合があります。最新情報については、会場・主催者の公式サイト等でご確認ください。
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