ハッピー・バースデー 家族のいる時間
2021年01月08日(金)~ 公開中
壊れていても面倒でも集まってくるのが家族
- 監督
: セドリック・カーン
- 出演
: カトリーヌ・ドヌーヴ/エマニュエル・ベルコ/ヴァンサン・マケーニュ/セドリック・カーン
- 製作年
: 2019
- 製作国
: フランス
- 配給
: 彩プロ、東京テアトル、STAR CHANNEL MOVIES
- 上映時間
: 101分
- トップ
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最新情報
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2021年01月08日(金)~ 公開中
: セドリック・カーン
: カトリーヌ・ドヌーヴ/エマニュエル・ベルコ/ヴァンサン・マケーニュ/セドリック・カーン
: 2019
: フランス
: 彩プロ、東京テアトル、STAR CHANNEL MOVIES
: 101分
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解説・あらすじ
夫のジャン、そして孫娘のエマと共に住んでいる母アンドレアの誕生日を祝うため、郊外の邸宅にその子供たちが集まってくる。しっかり者の長男ヴァンサンとその家族、いい歳だが定職はない映画監督志望の次男ロマンとその恋人だ。昼食が始まろうとしたその時、しばらく連絡のなかった長女クレールが現れる。アンドレアは温かく娘を迎え入れるが、他の家族は戸惑いを隠せない。案の定、情緒不安定なクレールは次々と問題を起こしていく。
年齢を重ねていきながらもより存在感を増し、フランスの至宝と言われている大女優カトリーヌ・ドヌーヴ。本作では彼女が演じる母親の誕生日に集まった家族を通し、家族とはと考える作品だ。ふだんバラバラに暮らす家族が年に一度会う程度では、ふつうは何も問題も起きずに予定調和の1日が過ぎるが、ここではそれを長女がぶち壊す。なので宣伝ビジュアルのようなほんのりとしたぬるい作品をイメージすると、観客は面喰らうだろう。ただ母親だけは、どうであれ彼らを温かく見守ろうとする。アメリカ映画で描かれるような家族と違い、ここでは家族の結束がハッピーエンドとはしていない。家族のために変わる必要はない。そのままでいいのだというのは、なかなか日本人から出てこない発想だ。
YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開
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