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家族を想うとき

2019年12月13日(金)~ 公開中

家族を追い込む労働を社会派の名匠が描く

photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

監督

: ケン・ローチ

出演

: クリス・ヒッチェンズ/デビー・ハニーウッド/リス・ストーン/ケイティ・プロクター

製作年

: 2019

製作国

: イギリス=フランス=ベルギー

配給

: ロングライド

上映時間

: 100分

解説・あらすじ

イギリスのニューカッスルで暮らすターナー一家。父親のリッキーは、マイホーム購入のためにフランチャイズの宅配ドライバーとして独立を決意する。妻のアビーはパートタイムの介護福祉士として、1日14時間労働をしているが、リッキーの仕事のために車を売らねばならない。二人とも仕事が忙しく、16歳の息子セブと12歳の娘ライザとゆっくりする時間もない。家族のすれ違いから、ある事件が起きる。
社会派として名高いイギリスの名匠ケン・ローチ監督。長年にわたって社会の日の当たらない人々を描き、ほぼそのすべてが高評価を得ている。とりわけ前作『わたしは、ダニエル・ブレイク』はカンヌ国際映画祭最高賞であるパルム・ドールを受賞するなど、高い評価を受けた。本作でも社会問題を提起する流れは受け継ぎ、仕事に追われる両親と子どもたちを描いている。宅配や福祉の仕事の過酷さと低賃金は、日本でも知られている。共に今の社会にはなくてはならぬ仕事だが、彼らの待遇がいいという話は聞いたことがない。自分の時間を犠牲にして必死に働いても、家族は崩壊していく。長年にわたって先人たちが築いてきた労働者の権利を、あっという間に崩壊させたフランチャイズのシステムとはなんだろう。幸せになれない仕事を生み出しながら、それを「自己責任」にしてしまう社会とは。いつものように深く考えさせられるケン・ローチ映画だ。

ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開

家族を想うとき公式HP>>

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