自然との調和を掲げる緑豊かなラグジュアリーホテル/パレスホテル東京

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皇居外苑に隣接し、日本の四季の美しさを感じながら上質なおもてなしを受けられる「パレスホテル東京」。


その始まりは古く、前身となる「ホテルスイート」は1947年に開業した国有国営ホテルでした。1961年に建替えがあり「パレスホテル」が開業。以来、多くの国内外の賓客を迎えてきました。2009年から3年間の休館と建て替えを経て、2012年5月に「パレスホテル東京」として新しく生まれ変わり、今年で10周年となります。

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大手町駅C13b出口から直結している地下フロアからエスカレーターをのぼっていくと、季節ごとの花が出迎えてくれるロビーにたどり着きます。


天井が高く開放的なロビーは、大きな窓から自然光が差し込み、明るく洗練された雰囲気。


東京とは思えない緑豊かな自然、伝統文化を感じさせるロケーションからインスピレーションを受けた和モダンなインテリアデザインになっています。


パレスホテルの客室やロビーの様子は動画でもご覧いただけます。


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ラウンジバー プリヴェでいただくアフタヌーンティーがリピ確実!

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パレスホテル東京が提供するアフタヌーンティーは2種。今回いただくアフタヌーンティーは、6Fにあるラウンジバー「プリヴェ」でいただくことができます。


店名である「プリヴェ」は、フランス語で「プライベート」の意。その名の通り、素敵なプライベートタイムを演出してくれる大人のための落ち着いたバーです。


バーでアフタヌーンティーがいただけるなんて珍しいですよね。一体どんなメニューなのか、期待が高まります。

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店内は、落ち着いた雰囲気のシックな内装。リーフ形のカウンターやソファ席、開放的なテラス席もあります。テラス席や窓際の席からは皇居外苑の緑豊かな眺望が楽しめますよ。


高級ホテルのバーと聞くと敷居が高く感じるかもしれませんが、おひとり様での利用も大歓迎とのこと。気の置けない友人や恋人、家族と充実した時間を過ごすのはもちろん、ひとりでゆったりとした時間を楽しむのにもピッタリの場所です。

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アフタヌーンティーは、バーに隣接するフレンチファインダイニング「エステール」のペストリーシェフが手掛ける旬の素材を活かした繊細なフレンチスタイル。季節にあわせて年に4回メニューが変わります。


現在は「夏のアフタヌーンティー」(6000円)を提供しています。グラスシャンパーニュ付き(8400円)、プレミアムティープラン(8600円)も。(税込み料金。別途、サービス料金として15%加算)


プレミアムティープランは、季節限定のティーがメニューに含まれているのでお茶好きはこちらがおすすめです。

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ハーブを使った「タラゴンケーキ」は目の前でサーブ。スタンド最下段にあるフランボワーズのマーマレードをつければ、ほどよい酸味も加わって味変も楽しめますよ。

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スイーツの最上段を飾るのは、ペストリーシェフのお気に入りだという「ココナッツとブルーベリーのパブロヴァ」。焼いたメレンゲに生クリームを絞ったココナッツ風味のパヴロヴァは、上品なひと口サイズ。メレンゲの甘みとブルーベリーの酸味が心地よく合わさります。

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二段目には、左から時計回りに、とろけるようになめらかな舌触りの「アプリコットチーズケーキ」、香り豊かで軽い口当たりの「オレンジの花の香りのロールケーキ」、桃の風味にレモンの酸味と香りも楽しめる「ピーチタルト」です。

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下段は、左から時計回りに、ライム・レモン・オレンジを使用してはちみつと合わせた「柑橘類のマドレーヌ」、メロンの果肉感も味わえる「ヴァニラとメロンのパンナコッタ」、タラゴンケーキ用の「フランボワーズのマーマレード」、通年で提供される「ル・ショコラ・アラン・デュカスのショコラ」。

三段目に配されたセイボリーは3種。

三段目に配されたセイボリーは3種。

写真左から、フレッシュなミニトマトがのった「トマトとバジルのタルトレット」、ズッキーニをスープ状にしてレモンゼストとブラックオリーブを飾った「ズッキーニのヴルーテ ブラックオリーブとレモンのコンフィ」、通年提供の定番メニュー「サーモンケーキ ゴールドキャビアとフレッシュクリーム」です。


ひとつひとつのスイーツとセイボリーは小ぶりで、お腹いっぱいになりすぎない程度にほどよい充実感を得られるメニューでした。

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パレスホテル東京のアフタヌーンティーは、ドリンクの種類がコーヒーや日本茶も含めて、なんと30種以上と驚くほど豊富に用意されています。


これからの季節におすすめのティーとして、夏摘みの「ダージリンサマーゴールド」(左)と、球状に丸めた新鮮なジャスミンの香りが楽しめる「ジャスミンパール」(右)をいただきました。


この季節はアイスロイヤルミルクティーやアイスロイヤルチャイティーも人気なのだそう。


ロンネフェルト社認定のティーマイスターさんがお茶の豆知識とともに、スイーツやセイボリーに合うおすすめのお茶をベストな状態かつほど良い量で出してくれるので、とても満足感の高いアフタヌーンティーになりました。

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なお、ロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」では漆塗りの重箱で提供されるアフタヌーンティーも。こちらも「ココナッツのブランマンジェ」「マンゴムース」など夏らしいスイーツ、セイボリーが並びます。


「プリヴェ」で提供されているアフタヌーンティーとは内容がまったく違うので、食べ比べてみても面白いかもしれません。


人気のため土日はほぼ予約がいっぱいのようですが、平日は空きもあるそうなので、気になる方はホームページをチェックしてみてください。

まとめ

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着色料などは使わず、素材本来のよさを活かして優しい味わいに仕上げたスイーツとセイボリーが並んだプリヴェのアフタヌーンティー。


おひとり様でも行きやすい雰囲気なので、上半期がんばった自分へのご褒美として、特別な日のお祝いとして……、ぜひ味わってみてくださいね。

パレスホテル東京 ラウンジバー プリヴェ
  • 所在地

    東京都丸の内1‐1‐1 6F

  • 最寄り駅

    大手町/東京

  • 営業時間

    14:30~15:30、17:30 ※前日までの事前予約の上、2時間半制

  • 定休日

    月曜・火曜はアフタヌーンティーの提供はありません

  • 電話番号

    アフタヌーンティー予約専用 03-3211-5350

週末のホカンスにもおすすめのパレスホテル。客室の様子は動画でご覧いただけます。

取材・文・写真/小林麻美

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※本記事内の情報は2022年07月14日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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