東京まち歩きコンシェル

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Vol.11「新生活は職人の手仕事品でイメチェン!」

社会人や学生など、多くの人が新生活をスタートするこの季節。手軽に気分を変えるなら、何か新しいモノを身につけてみるのも一興。せっかくの機会に、職人手作りの品でイメチェンしてみては?

イメチェン度
★★★

店舗併設の工房で製作
職人入魂の一生モノの革鞄

「手作りにこだわった」という内装には、革製品の雰囲気に合うよう温もり感のある木材を使い、スタッフ総出で仕上げたそう。

数年から20年超の経験を持つ職人が、注文を受けた商品をひとつずつ作り上げていく。自分でオーダーした鞄を作る姿も見られるかも?

実は職人でもある末吉さんが手にするのは、ロングセラーのソフトダレスバッグ40,950円(左)、シンプルデザインの女性用トートバッグ34,650円(右)。

「春先は入学や入社はもちろん、新年度に向けて鞄を新調しようと訪れる方は多いですね」と話すのは、創業40年を迎えた革鞄メーカー「HERZ」広報の末吉隼人さん。ここ最近、良いものを長く使いたいという価値観が広がる中、「一生使える」をテーマにした同社のハンドメイド革鞄が人気を集めている。

 HERZの鞄は、イタリアのタンナーに特注する天然タンニンなめしの牛革を使い、革の裁断から縫製まですべての行程を自社で行っている。1人の職人が1つの製品を完成まで、一貫して作り上げていくのがHERZの最大の特徴だ。1月には「作り手と買い手の距離が近い」ことをコンセプトにした、工房併設のショップを本店としてオープン。職人たちが鞄作りに励む光景を仕切りひとつない空間で間近に見られるほか、交代で店頭に立つ職人と会話をしながら鞄選びができるのも魅力だ。

「鞄は毎日持ち歩くものですし、新しく良いものを買うとテンションが上がりますよね」と末吉さん。長く使うには、直感で気に入ったものを選び、その上で『A4書類を入れる』『お弁当を入れる』など具体的なイメージを店員に伝えるのが鞄選びのコツだとか。「みんな本気で鞄を作っているので、お客様も本気で買いに来ていただけたらうれしいですね」。この春は、使い込むほど自分色に馴染んでいく“一生モノ”の鞄を手に入れよう。

表参道駅

HERZ 本店
渋谷区神宮前5-46-16 イルチェントロ
セレーノB1F 03-3406-1471

イメチェン度
★★★★★

オシャレのアクセントに!
職人手作りの帽子で華麗にイメチェン

インドネシアの草を編んだハットのピープザパンダン12,600円(奥)やコルクハット9,450円(手前)など。

サイズを伸ばしたり、簡単な修理などはショップ内のスペースを使ってその場で対応してくれる。アフターケアも万全だ。

 ものづくりの街として注目される御徒町の高架下施設にある「帽子工房ikhtiart」。海外から輸入する革や草などの上質な素材を使い、兵庫県の自社工房で職人が手作りする帽子が約600種と豊富に並ぶ。店内にも工房スペースがあり、簡単なサイズ調整や手直し程度ならその場で対応可能だ。

「帽子は選ぶのが難しい印象もあるかもしれませんが、たくさん試着すると自分に似合うタイプがわかってきます」と話すのは田中直樹店長。顔や髪型、身長などにより似合うものは人それぞれだが、「帽子が似合う人は、実は自分に似合う帽子のタイプを知っている人」なんだとか。帽子をかぶるシーンや服装などに合わせて選べば、失敗は少ないとアドバイスする。

 ハットやキャップ、ハンチングなど、作り手の温もりを感じるハンドメイド帽子をファッションに取り入れて、自分のスタイルを少し変えてみては?

末広町駅

帽子工房 ikhtiart
台東区上野5-9-8 2k540 AKI-OKA
ARTISAN E-1 03-5812-4739

イメチェン度
★★★★

一生大切にしたくなる
ツウの眼鏡選びは至極の木製フレーム

製作中の木製フレーム。ローズウッドやウォールナットなど木材は多彩に選べる。「自然界のものを使ってほしい」との思いから、表面は亜麻仁油などで艶を出すそう。

店舗地下の工房で黙々とフレーム作りに精を出す佐藤さん。眼鏡の形に荒く切り出したものが、瞬く間に美しい眼鏡のフォルムに。

「眼鏡は一瞬で“変身”できるのが魅力」と話すのは、店主の佐藤八郎さん。「glass工房 602」は都内で唯一、店内に工房を持つ珍しい眼鏡店だ。

 セルからチタン製まで何でも工房で作ってしまうというオリジナルフレームの中でも、特に人気が高いのがチーク材や黒檀などの木を使ったフレーム。木材から型を切り出し、ひとつ一つ丁寧に削っていく木製フレームは、もはや芸術品の域。通常なら1本10万円は下らないが「こだわりあるモノを持ちたいというお客さんの気持ちを大事にしたい。若い人でも手が届くように」と、価格を3万5000円に抑えているのは感涙もの。

「眼鏡選びは自分がどう変わりたいのかイメージを決めて、選ぶのがおすすめ。どんなスタイルにも合う1本と欲張らず、いろんなタイプを変えて楽しむのがオシャレです」と佐藤さん。まずは、個性的ながら顔にも馴染みやすい、木のフレームから選んでみるのもおもしろいかもしれない。

西荻窪駅

glass工房 602
杉並区西荻北3-17-8
03-5382-1062

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