注目の企画展など、この夏おすすめの美術館・博物館のイベント情報をお届け。暑い夏は快適な屋内でゆったりと美術展や展覧会を楽しむのもいいかも。夏のおでかけの参考に!
アート・カルチャー
アート・カルチャー
上野駅/東京都
2022年7月、待望の開催!“幻の国宝”が10年ぶりに里帰り。
2020年4月から開催予定されるも、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった本展。このたび、ほぼ同じ内容での開催が決定!東京都美術館でが2022年7月23日(土)から10月2日(日)まで開催されます。 古今東西の権力者たちは、その力を示し、維持するために芸術の力を利用しました。威厳に満ちた肖像画は権力を強め、美しい工芸品は彼らの宮廷を彩っていました。さらに、多くの権力者たちは、貴重な作品を収集し手元におきました。彼らが築いたコレクションは、今日の美術館の礎ともなっています。 本展では、エジプト、ヨーロッパ、インド、中国、日本などさまざまな地域で生み出された約60点の作品を通して、力とともにあった芸術の歴史を振り返ります。 また“日本にあれば国宝”とも言われる《吉備大臣入唐絵巻》、《平治物語絵巻 三条殿夜討巻》が本展のために里帰りを果たし、2作品が揃って展示されるほか、江戸時代 伊勢・長島藩の藩主だった増山雪斎の代表作《孔雀図》が本展のために修復され、日本で初公開されます。
両国駅/東京都
人気の錦絵「百物語」や版本などから鬼に関連する作品を紹介。鬼才・北斎がどのように鬼を捉え、表現してきたかに迫る。
古来、日本人は鬼の存在を信じ、暮らしにも取り入れ、ともに生きてきました。神話・伝説、芸能、小説、マンガ、アニメ、ゲームに至るまで、鬼が登場する創作物は数多く、それだけ、鬼は日本人の心に深く根ざし、その精神世界の形成に大きな影響を与えています。そして、古典や芸能、また新たに江戸時代に起こった読本などを題材とする浮世絵にも、鬼は多く登場します。 本展覧会では、人気の錦絵「百物語」や版本などから鬼に関連する作品を紹介し、鬼才・北斎がどのように鬼を捉え、表現してきたかに迫ります。また、当館初公開の貴重な北斎の肉筆画も展示予定です。北斎が描くさまざまな鬼が展覧会に集結する迫力ある様を楽しんでみてはいかがでしょうか。 ※前期後期で一部展示替えあり。
三鷹駅/東京都
宮崎駿監督の初監督作品、連続テレビアニメーションシリーズ『未来少年コナン』全26話の中に描かれた"漫画映画の魅力"を紹介。
三鷹の森ジブリ美術館では、2022年5月28日(土)から約一年間の予定で、新しい企画展示「未来少年コナン」展を開催します。 映画監督宮崎駿の作品の特徴の一つに、"見終わったとき、前よりちょっぴり元気になっている自分がいる点"があげられます。 見るものが、主人公や主人公の活躍する世界の情景に引き込まれ、自分の中に秘めている願いや憧れが呼び起こされる。非現実的な虚構の世界であるがゆえに物語はリラックスして楽しめ、思い切りの良さがもたらす爽快感や、すっきりと気が晴れた気分になる清涼感こそが元気の素と言えるのではないでしょうか。 想像力の産物がもたらした荒唐無稽な世界の中で、見ている自分が物語の主人公になりきり、思う存分に動き回った気分になる"漫画映画"こそが、宮崎駿監督の作品の源点であり、根本を成すものだと思われます。 宮崎駿監督の初監督作品である連続テレビアニメーションシリーズ『未来少年コナン』(1978年)には、その様相が最も強く表れています。 本展示では、全26話の中に描かれた"漫画映画の魅力"を2つの展示室にて、ストーリーや登場する機械類、創作過程で描かれた設定資料やイメージボードなどを用いて紐解いていきます。 延べ13時間におよぶ作品は、一本の映画のように作られた"底抜けに面白くて楽しいアニメーション作品"です。元気の源が明日への一歩に変わる瞬間を、展示室で味わえる機会となるかもしれません。 ■TVシリーズ「未来少年コナン」 放映期間:1978年4月4日~10月31日 放映局 : NHK総合 話数: 全26話 原作: アレグサンダー・ケイ「残された人びと」 (c) NIPPON ANIMATION CO., LTD. (c) Studio Ghibli (c) Museo d'Arte Ghibli
恵比寿駅/東京都
1930~40年代に勃興した日本における「前衛写真」の本質に迫る。
日本の前衛写真はシュルレアリスムや抽象美術の影響を受け1930年後半から1940年代までの間に全国各地のアマチュア団体を中心に勃興しました。短期間の潮流であったことから、その活動は長らく検証がなされていませんでしたが、近年各地の美術館により研究が進められてきました。本展では、同時代に流行した前衛絵画との関係性を含め、日本の前衛写真が戦後の主観主義やシュルレアリスム運動とどのように関わっていったのか を詳らかにしていきます。
恵比寿駅/東京都
「メメント・モリ」をテーマに、写真と死について考察する展覧会。
ラテン語で「死を想え」という警句であるメメント・モリは、古代より芸術作品の題材として取り上げられてきましたが、印画紙の中に時間をとどめる写真も例外ではありません。本展では東京都写真美術館所蔵の珠玉の写真・映像作品を織り交ぜながら、人々が死(=見えない世界)をどのように見つめてきたか を探っていきます。
終了しました
東池袋駅/東京都
描き下ろしイラストの黒子たちが迎えてくれる他、これまでのイベントを再現したフォトスポットが登場します。
「黒子のバスケ」アニメ10周年を記念したイベント、黒子&火神や「キセキの世代」のメンバー達と10周年をお祝いしよう!これまでのイベントを再現したフォトスポットも登場!!
アート・カルチャー
終了しました
乃木坂駅/東京都
カラフルなワニたちがくるくるまわるシュールなインスタレーション。
開館15周年という記念の年に、現代美術家・タムラサトルの個展を開催します。代表作「まわるワニ」のカラフルな彫刻を、約12メートルの巨大なワニを中心に、大型インスタレーション作品として展開します。ユーモアに満ちたタムラの作品は、既成の価値観を揺さぶり、「アートとは何か」という問いについて考えさせてくれます。また、作家の自由で豊かな想像力に触れることで、アートを身近に感じ、子どもから大人まで楽しめる展覧会です。 ※画像転載禁止
終了しました
六本木一丁目駅/東京都
泉屋博古館東京リニューアルオープン記念展、第二弾。クロード・モネ《モンソー公園》1876年、ジャン=ポール=ローランス《マルソー将軍の遺体の前のオーストリアの参謀たち》1877年、藤島武二《幸ある朝》明治41年(1908)など展示予定。
住友洋画コレクションは、19世紀末の日本に将来されたモネの実作として最初期の作品《モンソー公園》等にはじまりますが、印象派と同時代のフランスアカデミズムを代表するジャン=ポール=ローランスらの歴史画も収集しました。光を追い求めた印象派と陰影による実在感を追究した写実派。この「光陰」二つの流れから滋養を受けて展開した、初公開の秘蔵名画を含む近代洋画の数々を紹介します。
終了しました
神泉駅/東京都
江戸時代に幕府への献上や、大名家や公家などへの贈答品とされた鍋島焼。その約200年間に及ぶ歴史を辿る展覧会で、約80点が展示される。
2022年、戸栗美術館は開館35周年を迎える。開館以来、陶磁器専門美術館として所蔵品によって展覧会が企画されてきた。 同館の所蔵品のうち、大きな一画を占めているのが鍋島焼。精巧に作られた磁器であり、創設者 戸栗亨氏が好んで蒐集したやきもののひとつである。 同展では、江戸時代の約200年間に及ぶ鍋島焼の歩みが、盛期作品を中心に、成形や装飾の技法、技術に注目して紹介される。約80点を展示。
編集部おすすめ
夏のおすすめイベント&おでかけ情報
pr
おでかけリストに保存しました
おでかけリストから削除しました
おでかけリストの保存に失敗しました
閲覧履歴をすべて削除しました
メールアドレスを変更しました
パスワードを変更しました
好きなエリアを変更しました
好きなカテゴリを変更しました
認証コードを再送しました
クレジットカードを変更しました
にエントリーしました
処理に失敗しました