記念すべき10回目を迎える本コンテストでは過去最高の120キャンパスが参加。一次審査(書類審査)では、開催後に提出されるレポートをもとに学園祭実行委員会の代表者【約60人】が学生の目線で審査を行いました。続く、二次審査では一次審査を通過した10キャンパスによるプレゼン審査を実施。審査会には、前年(2017年度)の学園祭グランプリ上位10キャンパスと抽選で選ばれた20キャンパスからの代表者を迎え、厳正な審査の上、MVPを決定いたしました。
総合 TOP10
「大学独自の取組み」「地域活性化」「国際交流」の3つの観点がともに優れており、二次審査のプレゼン発表を経て確定した最終ランキング
総合1位 MVP
日本大学芸術学部 江古田キャンパス
日芸祭2018 /夜芸祭 【合計点】24.94
所沢キャンパスを走るバスへの圧巻ライブペイント!
江古田の魅力を伝える謎解き企画を地域と連携して開催!
外国人はもちろん、誰もが理解できる案内を徹底した
評価理由 日芸の学生を「夜になると本性を表すバケモノ」に例え、昼をも夜にするという意味を込めて、“夜芸祭”とテーマを設定。来場者に見守られながらバスの車体に絵を描き上げるライブペイントでは、「内に秘めた芸術性の解放」をコンセプトに実施。また、学園祭以外でも江古田に訪れてもらうべく「江古田謎解き街歩き」を地域と連携して開催しました。期間中の校内では、芸術大学らしく、言語に依存しない案内表示の図案化を行い、子供から大人まで伝わりやすい案内を実施しました。学園祭というストーリーを開催日だけで完結させず、その後も地域や街づくり貢献につながる取り組みを意識した点に多くの審査員から高い評価が集まり、初のMVP受賞に繋がりました。
総合2位
青山学院大学 青山キャンパス
青山祭2018 /FLASH -この一瞬に、惚れ直す。- 【合計点】24.15
学生、企業、地域が一体となったファッションショー
構外をパレードする「ちょうちん行列」で表参道のお店や企業にもアピール
多言語化対応などおもてなしの強化を行いました
評価理由 学生や来場者がかけがえのない一瞬を過ごし、青学らしさを感じ楽しんでもらうことを目標に企画を立案。地元の自治体、企業と共に青山祭を盛り上げることに成功しました。また、ステージではミスインターナショナル世界大会各国の代表者がランウェイするなど、学園祭の領域を超えグローバルな取り組みに、大学をあげて取り組みました。実行委員では少しでも外国人来場者に気軽に話しかけていただくため、おもてなしの強化や実行委員の多言語対応を積極的に行いました。
総合3位
東京外国語大学 府中キャンパス
第96回外語祭 /地球儀に飛び込め 【合計点】24.06
学園祭の前進となった伝統の語劇
竹明かりの温かい光
当日は留学生のスタッフも大活躍
評価理由 テーマの通り、今年は来場者が全身で世界を感じられる企画を行いました。1年生は専攻地域の料理をふるまう「料理店」を実施。2年生の専攻語を用いた「語劇」は今年も大盛況でした。また、留学生も積極的に参加し、来場者と自然な国際交流を実現しました。
総合4位

工学院大学 新宿キャンパス
第69回 新宿祭 /水族館 【合計点】23.36
評価理由 今年度、初の入賞を果たした新宿祭では、1500点以上の装飾でテーマである「水族館」の世界観を見事に表現しました。また、高齢化により運営が困難になりつつある西新宿の伝統的な祭「十二社熊野神社例大祭」に参加。準備から当日の御神輿担ぎまでを実行委員が担当しました。ビルに囲まれた都会の一面を持つ新宿と高齢地域が混在する西新宿との交流により地域の活性化に繋がる取り組みとなりました。
総合5位

東京工業大学 大岡山キャンパス
工大祭 2018 /Frontier 【合計点】23.27
評価理由 昨年から1ランクアップし、5位を獲得した工大祭。東工大を舞台にした人気アニメとのコラボレーションや世界最先端の研究内容を展示し、来場者に楽しんでいただきました。普段見ることの出来ない研究室を70室以上も開放、まさに未来の学園祭に触れ合う貴重な体験となりました。
総合6位

東洋大学 赤羽台キャンパス
第2回 INIAD-FES /Move on to the Next stage 【合計点】23.23
評価理由 設立2年目の学園祭で見事第6位を獲得。紙を一切使用しない大学構内では、デジタル技術を駆使した体験型の企画が多数行われました。未来の大学祭をイメージし、IoTを活用した「INIADからの脱出」は、独自のアプリを実行委員が作成。お子様やお年寄りの方も親しみやすいように工夫しました。また、地元の学校などで宣伝するなど、地域広報にも力をいれました。
総合7位

早稲田大学 早稲田・戸山キャンパス
早稲田祭2018 /「好き」に情熱を。 【合計点】22.91
評価理由 昨年から1ランクアップ、早稲田大学のテーマは「好きに情熱を」。周辺地域の子供たちがたくさんの「好き」をテーマに描いた絵を展示するなど、「好き」の表現を様々な形に変え、発信しました。また、早稲田地域一体を使った大規模な謎解きを企画。だれにでも楽しんでもらえるよう、難易度を分け、小学校高学年からお年寄りまで、多くの方が楽しめるように工夫しました。
総合8位

国際基督教大学(ICU)
ICU Festival 2018 /えん、めぐる 【合計点】22.25
評価理由 来場者の3割近くが小学生以下という子供に愛される学園祭では、子どもたちが1日中楽しめるよう工夫しました。広大な芝生を存分に使った「アスレチック in ICU」は常に多くの子どもたちで賑わい、また、英語を教える企画「えいごであそぼう」は保護者からも大好評でした。
総合9位

国士舘大学 世田谷キャンパス
楓門祭2018 /Unique 【合計点】22.10
評価理由 昨年から1ランクアップし、9位を獲得。テーマの通り、オリジナリティあふれる様々な取り組みを行いました。中でも、地元タクシー会社の協力のもと、楓門祭期間中に最寄り駅とキャンパス間の無料送迎を実現。道が狭く、アップダウンのある大学への道のりを和らげようと、お年寄りから子供まで、多くの方にご利用いただき好評を得ました。
総合10位

東京海洋大学 品川キャンパス
第59回 海鷹祭 /水天一碧 【合計点】21.85
評価理由 学園祭グランプリで初のTOP10入り。テーマにかかげた水天一碧(すいてんいっぺき)とは海と空とが一続きになって、一様に青々としていること。まさに海洋大学らしいテーマの海鷹祭では海や海の生物の大切さを伝えるために、黒マグロの解体実演で注目を集め、マグロの資源の現状や養殖についての研究発表を行ないました。
特別賞
総合順位では惜しくも11位以下だったが、該当ジャンルの企画に対して評価が高かったもの
留学生賞

お茶の水女子大学
第69回徽音祭 /日本文化ガイドツアーと広報
評価理由 昨年に続き外国の方に日本文化を紹介するガイドツアーを開催。事前広報に力を入れ、30校程度の日本語学校へ訪問し、折り紙で日本文化を体験してもらうなど、留学生の心を摑みました。
海外発信賞

実践女子大学・実践女子大学短期大学部渋谷キャンパス
第5回 常磐祭(ときわさい) /国際観光研究部による展示・発表・物品販売 など
評価理由 大学近辺の大使観光局や旅行会社の方の協力を得て、2020年東京オリンピックに向けたセミナーや展示、ブースでは各国の名産品の販売を行い、来場者の方にも異文化の体験を提供しました。また、多数の学部が協力した英語力向上プロジェクトも高く評価されました。
装飾賞

日本工業大学宮代キャンパス
第50回 若杉祭 /イルミネーション
評価理由 昨年好評だったイルミネーションを引き続き実施いたしました。若杉祭もイルミネーションは、町との繋がりでお借りしたイルミネーションを使用し、今年は様々なデザインのイルミネーションを展開。人と街に感動を与える豪華な装飾となりました。
パフォーマンス賞

早稲田大学所沢キャンパス
早稲田大学所沢キャンパス祭 /「スポーツ企画」&「10万円プロジェクト」
評価理由 「パールドカップ」「フォーリンピック」と呼ばれるスポーツ大会を実施。床の上でカーリングをする「カローリング」などちょっと変わったスポーツを企画しました。また、キャンパスにある非常に長い坂を使った流しそうめんパフォーマンスを実施し、多くの人に楽しんでいただきました。
広報PR賞

武蔵大学江古田キャンパス
第66回 白雉祭 /いきもの企画「むさしどうぶつえん」
評価理由 めずらしい動物や、動物と触れ合う「むさしどうぶつえん」を開催。中でも、広報に力を入れたアルパカに人気が集まり、来場者のほとんどがこの企画を目当てに訪れる大人気企画となりました。
学術研究賞

首都大学東京南大沢キャンパス
第14回 みやこ祭 /Projection Mapping
評価理由 学生と実行委員会の力を合わせ、作成したプロジェクションマッピングは、光と音の芸術を楽しんでいただけるだけでなく、大学研究の一面を披露することができる企画となりました。