クリスマスマーケットも！六本木のクリスマススポットをレポ

けやき坂を彩る白銀のイルミネーションを中心に、毎年冬はクリスマスムードで賑わう街・六本木。11月27日（日）からは「六本木ヒルズ　大屋根プラザ」でクリスマスマーケットがスタートし、より一層盛り上がりをみせています。

本記事では、クリスマスマーケットをメインに、一緒に楽しみたい周辺スポットのイルミネーションやクリスマス限定ショップもあわせて紹介します！

2021年で開催15年目を迎える同イベント。世界最大といわれるドイツ・シュツットガルトのクリスマスマーケットを再現した会場内では、ドイツオリジナルのクリスマス雑貨、ソーセージやビールといったドイツ料理の店など、7店舗が出店しています。

クリスマス雑貨を扱うのは4店舗。1964年創業の「ケーテ・ウォルファルト」は世界的に有名なドイツのクリスマス用品専門店で、日本ではこの時期にしか出店しない貴重な木細工のお店です。

2,000～3,000あるアイテムの中でもとくに人気の「スモーキー」（4,000円～）は、お香を入れて楽しむ卵型の人形。定番のデザインだけでなく、世界中で10,000台限定販売のデザインも並び、わざわざ買い求めに来る人も多いのだとか。

写真の「キンダートラウム」も同店で注目したいアイテムの一つです。

人形の髪の毛一本一本までが木を使って表現されており、職人技が光る繊細さに思わず目を奪われます。クリスマスだけでなくオールシーズン飾ることができるアイテムもあるので、お気に入りを見つけてみてくださいね。

「ケーテ・ウォルファルト」が運営する「アドヴェントショップ フロム　ジャーマニー」には、紙や布の製品を中心に、家の中をデコレーションするクリスマスアイテムがたくさん！

中でもクリスマスまでの日数をカウントダウンする「アドベントカレンダー」（布タイプ3,680円～、紙タイプ720円～）が人気で、紙と布の両方が用意されています。クリスマス当日だけでなく、訪れるまでのワクワク感も楽しみたい人はぜひ手に取ってみて。

また、スパイスを使ったクリスマス雑貨を扱うお店「ラスプ スパイスデコレーション」も出店しています。

同店の雑貨に施されるスパイスデコレーションは、オーストリアの古都・ザルツブルクで200年続く伝統工芸。健康のシンボルとして花嫁のブーケなどに使われていたデコレーションが起源なのだとか。

シナモンやクローブなどでデコレーションされた品々は香りも魅力です。ほとんどの商品にスパイスが装飾されており、種類は300～400ほど。とくに写真の「スパイスツリー」（小2,600円、大3,600円）が今の時期の人気商品だそうです。

マーケット内には、ドイツ料理が楽しめる3つの飲食店も。中でも「ケーニッヒ」では「あらびきポーク」（600円）、「ほうれん草チーズ」（700円）など7種類のソーセージ、南ドイツのパン「プレッツェル」（プレーン400円、バター入り450円）などがいただけます。

あわせて注文したいのが、冬ならではのホットワイン（600円）。ほんのり甘くスパイスも効いているので身体が温まること間違いなし。リンゴの甘酸っぱい風味が感じられる「ホットアップルワイン」（600円）もありますよ。

マーケットの開催は2021年11月27日（土）～12月25日（土）。混雑時は規制入場となるので、時間に余裕をもって訪れてくださいね。

六本木ヒルズから徒歩約10分、「東京ミッドタウン」でもクリスマスショップが期間限定オープンしています。クリスマスインテリア雑貨を扱う「Harmonier（ハルモニア）」は、12月７日（火）～25日（土）のあいだ「東京ミッドタウン　ガレリアB1 期間限定ショップ」に出店します。

「Harmonier」は、中世ヨーロッパの普遍的な美意識と、今を生きるコンテンポラリーなライフスタイルを融合したというブランド。一年中クリスマスアイテムを取り扱っているという同店からは今回、「ミニスノードーム／ナッツカウラッカー」（写真左、1体1,650円）や「アジサイリース 」（写真右、6,600円）などの商品が販売されています。おうちを華やかに飾りたい人はぜひチェックを。

街のクリスマスムードを高めてくれるイルミネーションも見逃せないですよね。白と青のクールな電灯がけやき坂の木々を彩る「けやき坂　イルミネーション」は、誰もがテレビや雑誌などで一度は目にしたことがある、六本木の冬の風物詩です。

イルミネーションに囲まれるように東京タワーが佇む光景は、ロマンチックそのもの。間近で観るのも良いですが、「けやき坂　連絡ブリッジ」からゆったり一望するのもオススメです。期間は12月25日（土）まで。

「六本木ヒルズ　ウェストウォーク」2階には、チョコレートのボンボンショコラをイメージした「お花のボンボン」のクリスマスツリーが登場。ツリーボンボンショコラを覆うドライフラワーには、ロスフラワー（廃棄予定となっていた花材）が再活用されています。

「六本木ヒルズ　66プラザ」にはカルティエのクリスマスツリーも登場。“LOVE IS ALL”をテーマに、レッドを用いた約10mのツリーは、華やかなに色を添えてくれます。フォトスポットも用意されているので、記念撮影もお忘れなく！

「ミッドタウン・ガーデン」内、 21_21 DESIGN SIGHT前芝生エリアには、高さ約3m、直径約4.5mの大きなスノードーム「SNOW LIGHT GLOBE」が出現。

春夏秋冬、四季折々の美しい瞬間を閉じ込めた光の演出に加え、今年は雪のようにふわりと漂うシャボン玉によるスペシャル演出も実施されます。

雪に見立てたシャボン玉の舞いを合図に色が変化するイルミネーションは、エモーショナルでドラマチック。イルミネーションの点灯は12月25日（土）まで、シャボン玉の演出は12月12日（日）まで行われます（シャボン玉演出は、毎時00分より12分に1回）。

クリスマスまでのカウントダウンを刻むプレゼントボックスが飾られた「プレゼントのなる木」も同じく「ミッドタウン・ガーデン」に登場。

こちらは12月1日（水）から1日ずつさまざまなカラーに変化、クリスマス当日を迎えるとカラフルなクリスマスツリーが出来上がる仕組みです。

さらに、そばにある“木の木サンタ”が持っているプレゼントに手をかざすと、まるで魔法をかけたようにクリスマスツリーとプレゼントボックスが輝き出す演出も！毎夜輝きを増していくツリーとともに、クリスマスの訪れをワクワクと待ちわびてみて。

ゴールドの光が木々を彩るツリーイルミネーション「光の散歩道」。今年は新たに、波打つ17時の点灯・23時の消灯演出と毎時00分に木々が共鳴し合っているかのような調光演出が登場しています。

開放的なミッドタウン・ガーデンで、ゆったり散歩しながら上品で温かみのあるイルミネーションを楽しんでみて。ガーデンエリアに面したレストランから見ることもできるので、食事をしながら眺めるのも◎。「光の散歩道」は2022年2月27日（日）まで開催されています。

ガレリア館内の装飾も要チェック。クリエイティブユニットSPREADが手掛ける「Color Jungle」が吹き抜けを色鮮やかに彩ります。

また、毎年人気の「サンタツリー」は今年のテーマ“VIVID”にあわせ、VIVIDな洋服をまとったサンタも紛れ込んでいるのだとか。目を凝らして探してみるのも楽しそうです。

クリスマスマーケットや周辺施設で食事や買い物を楽しんだあと、すぐ近くでイルミネーションを観賞できるのも魅力。クリスマスは六本木で堪能してみては？

写真：大下杏子

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