愛せよコスメ!リターンズ-おかげさまで200周年-

  • 2025/06/25(水) ~ 2025/09/28(日) 休館日:毎週月・火曜日、7月4日(金)
    ※会期中は、休館日を変更します。6/23~9/28の間、日曜日を開館し、月・火曜日が休館となります。ご来館の際はご注意ください。
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    「愛せよコスメ!リターンズ-おかげさまで200周年-」

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    「キスミースーパー口紅」(砲弾型)1955~1971年、(新容器スクエア型)1959~1961年

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    「本紅製造問屋組合設立願」1885(明治18)年12月17日

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    「艶蝶小町紅」「艶蝶棒紅」大正末期~昭和初期 従来の猪口形の小町紅をはじめ、棒紅・煉口紅・頬紅・眉墨・粉白粉・水白粉などを展開していた。ロゴマークはデフォルメした蝶のイラストと「艶」の文字を組み合わせている。

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    「初期のエリザベス化粧品」1956~1960年 (株)エリザベスは、問屋を通じて定価販売を行う「準制度品」として新しい流通形態を確立した。

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    (左)「キスミーリュアシリーズ」1988年、(右)「キスミーリュアホワイトCシリーズ」1989年 全製品が「医薬部外品」のスキンケアシリーズ。高品質なものを低価格で売り出し話題を集めた。

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    左から)「ヒロインメイク インパクトリキッドアイライナー」2007年発売、「ヒロインメイク ロング&カール マスカラ」2005年発売、「ヒロインメイク インパクトアイラッシュ」2009年発売 涙を流しても雨に降られても顔が崩れず完璧な美しさをキープする少女マンガのヒロインを、耐久性の高さの象徴として、パッケージへデザイン。発売初年から大手口コミサイトの上位にランクインする大ヒットとなった。今も、機能性の高さから年代問わず「ヒロインメイク」ブランドの支持者は多い。

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    「海外視察時のノート」1951年6~7月 店頭サービスの内容やスケッチ画など見聞きしたものを細かに記録した。

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    「素人ジャズのど自慢の公開放送風景」1953年~1959年の約5年半、文化放送で続いた聴取者参加型の人気ラジオ番組。キスミー化粧料本舗が1社提供していた。ジャズブームの中、若年層に高い支持を受けた当番組は、化粧品の流行に敏感な層とも合致。ターゲットを意識した宣伝だった。

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    (左)「キスミー特殊口紅・頬紅のサンプルケース」1951年、(右)「キスミー特殊口紅・頬紅の色見本陳列台」1950年 化粧品の多色展開が進むと、正確な色合いの見本が求められるようになり、徐々に実際の化粧料を使用しテスターも兼ねた色見本が増えていった。左は接客スペースを有効に使えるよう開閉式になったもの。

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    「キスミーファンデ宝石くじPOP」1960年 「キスミーファンデ」と化粧水の「キスミー果汁アスト」のプレゼントキャンペーンのPOP。商品にスピードくじがついており、当たると宝石付きの指輪がその場で貰えるとアピールされた。またくじに外れても、再抽選のダブルチャンスがあった。

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    「初期のPSPディスプレイ台」1966年

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    「小町紅 クラシカ mint/violet/cream」(ケース色全3種)

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    「キスミー フェルム ルージュアクト」

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    紅ミュージアム常設展示

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    紅ミュージアム外観

伊勢半グループ創業200周年記念企業史展「愛せよコスメ!リターンズ-おかげさまで200周年-」が開催されます。

紅屋から始まった伊勢半は、昭和に入り総合化粧品メーカーへと転換します。昭和初期に誕生したコスメブランド「キスミー」は、数々の画期的商品やユニークな宣伝方法で、戦後の世の中を席巻しました。本展では、キスミーをはじめとする伊勢半グループ各社の、時代のトレンドに寄り添った名作コスメを一堂に集めて紹介します。

《併催企画》 
夏休みこども自由研究 特別編「化粧品会社研究員と作ろう!スキンケア化粧品手づくり体験」(要予約)
開催日:2025年7月24日(木)〔午前の回〕10:30~12:30〔午後の回〕14:30~16:30
対象:小学3年生~6年生 (定員 各回8名)
参加費:1,000円(税込、教材費含む)
講師:(株)伊勢半 研究本部 研究員
研究員から化粧品製造についての話を聞き、紅づくりに使用した紅花からアップサイクルした保湿成分を使って乳液づくりを行います。

《出展資料紹介》 展示点数 約570点
ここ見てポイント① 
歴代口紅から選りすぐった286本でつくる口紅ツリーを目撃せよ!
昭和初期に誕生したコスメブランド「キスミー」の口紅は、戦後、女性たちの圧倒的な支持を受け「口紅のキスミー」と称されるほど高い知名度を誇った。戦後から現在まで、伊勢半グループ各社から販売された商品でつくるケーキのような口紅ツリーの目撃者となれ!

ここ見てポイント② 
紅は勿論、組合だって、棒紅だって作る!伊勢半の近代化を追え!
1825年に紅屋として創業した伊勢半が、近代的な化粧品製造を始めるまでの過渡期を紹介。初出陳の「本紅製造問屋組合設立願」や、宮内省大膳寮宛の御願書などの史料、「キスミー」が立ち上げられる前に使用していたブランド「艶蝶(つやちょう)」商品、棒紅の金型などを展示。

ここ見てポイント③ 
時流に乗って先へ、先へ!戦後80年の商品ヒストリーが面白い!
「キスミー」という名称は、お客様が恥ずかしがり敬遠されるのではないかという従業員の危惧をよそに、伊勢半 六代澤田亀之助の判断で「キスミーこそ戦後の風潮に合う」と大々的に打ち出すと、口紅に最適なネーミングだと世間から高評価を得て口紅市場で大旋風を巻き起こす。そして口紅をコア市場としながらも、グループ各社からファンデーションや香水、日やけ止めのほか、男性用化粧品や二重まぶた商材など独自性のある商品を次々に発売していった。ここでは、時流に乗って生まれた商品や流行を牽引した商品を、年代を追って展示する。

・Topic展示 
口紅一筋、亀之助の功績
六代澤田亀之助(1914~2007)は、伊勢半を紅屋から総合化粧品メーカーへ育て上げた中興の祖。化粧品工業会の役員を歴任。青年期は工場の隅に作業場をつくり自ら洋風口紅を研究開発。東京大空襲では家族や従業員、店舗も失う苦難に直面したが、焼け残った蔵に蓄えられていた原料を用いて終戦後すぐに口紅製造再開した。ユニークな広告戦略を仕掛け、時代の要請に応じて大胆な改革を断行した亀之助の、口紅一筋に生きた生涯と功績を、愛用品や海外視察時のノート、直筆のラジオCM台本などからたどる。

ここ見てポイント④ 
知名度爆上がり!「口紅のキスミー」時代を生んだ宣伝販促の攻勢!
品質がよくとも、宣伝をしなければ認知度はあがらず、商品が売れなかった戦前の悔しさを教訓に、戦後の1940~1960年代は、広告宣伝に力を注ぎキスミーの名を確固たるものにする。当時宣伝効果が絶大だった新聞や雑誌、ラジオ、さらに普及し始めたテレビなどのメディアで横断的に展開された広告宣伝のほか、多彩なキャンペーン活動を紹介する。会場では、キスミーが11スポンサーをしていた番組で流されたCMやラジオ番組のオープニングも視聴できる。

ここ見てポイント⑤ 
The 1st cosmetics. 伊勢半 いちばんほしいを、いちばんに
来場者特典のお楽しみ企画を用意。今や大きな市場となっているセルフ販売方式の什器を展示室に設置し、伊勢半グループのミニコスメを一人一点プレゼントする。
セルフ販売方式の「PSP(パーフェクト・セルフ・パッケージ)」システムを日本に持ち込んだのは伊勢半が初である。誰でも気軽にメイクを楽しめる時代。セルフ化粧品のメリットを感じ、自由に選べる喜びを体感してほしい。

《特別販売》
紅ミュージアムで買える!創業200周年記念商品の紹介。

・創業200周年記念「小町紅 クラシカ」
1950年に発売した「キスミー特殊口紅」のケースデザインを採用し、板紅(携帯用小町紅)にアレンジ。10色以上展開されていた当時のケースカラーの中から選んだミント、バイオレット、クリームの3種。ミラー付、リフィル交換式。
※口紅の色は1色です
使用目安 約20回程度
販売価格 38,000円(税込 41,800円)

・創業200周年記念「キスミー フェルム ルージュアクト」
<トリコタッチ>
紅ミュージアム限定カラーの「アニバーサリーレッド」を期間限定で発売。紅製造時の原料をアップサイクルしたうるおい成分を配合。
容量 3.6g
販売価格 2,000円(税込 2,200円)

※内容の詳細は公式サイトをご確認ください。

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基本情報Info
  • 開催場所・
    最寄駅

    紅ミュージアム
    表参道駅(徒歩12分) / 広尾駅(徒歩20分)

  • 所在地

    〒107-0062

    東京都港区南青山6-6-20 K's南青山ビル1F  
    MAP

  • 開催期間

    2025/06/25(水) ~ 2025/09/28(日)
    休館日:毎週月・火曜日、7月4日(金)
    ※会期中は、休館日を変更します。6/23~9/28の間、日曜日を開館し、月・火曜日が休館となります。ご来館の際はご注意ください。

  • 時間

    開始 10:00 / 終了 17:00(入館は16:30まで)

  • 定員対象

    展示室内の混雑を避けるため入場制限が行われる場合があります。

  • 料金・費用

    観覧料:一般 200円(限定リーフレット付き)/中学生以下 無料(ジュニアガイド付き)

  • 問い合わせ

    株式会社伊勢半ホールディングス 本紅事業部
    03-5774-0296
    https://www.isehan-beni.co.jp/contact/
    備考:平日:10:00~17:00 土・日・祝日定休

  • 公式サイト

    https://www.isehan-beni.co.jp/cat-museum/exhibition2025/

※掲載内容が変更となっている場合があります。最新情報については、会場・主催者の公式サイト等でご確認ください。

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