脚本:小林靖子×演出:朴璐美×振付・ステージング:森山開次。『平家物語 -胡蝶の被斬-』が、新国立劇場中劇場にて上演決定!
日本の声優界を牽引し続け、至高の芸を極めてきた巨匠・羽佐間道夫。九十余年の人生を捧げ、追い求め続けた『平家物語』の真髄が、いま、かつてない舞台芸術として昇華される。
その演出の指揮を執るのは、アニメ『鋼の錬金術師』『進撃の巨人』などで世界を魅了し、舞台『千と千尋の神隠し』ロンドン公演でイギリスの観客を熱狂させた気鋭の表現者・朴璐美。声優・女優・創作、多彩な顔を持つ芸術家が放つ革新の光が、平家の栄枯盛衰に新たな息吹を吹き込む。
脚本は、『岸辺露伴は動かない』で人間の狂気と美学を描ききり、『平成仮面ライダー』で魂の闇を照らし出し、『進撃の巨人』で人類の叫びを世界へと届けた鬼才・小林靖子が、人間の業を炙り出した自身初の舞台戯曲として、繊細に紡ぎ出す。
そして、振付・ステージングには『KATANA』で世界の喝采を浴び、東京2020パラリンピック開会式で感動の渦を巻き起こし、オペラ『ラ・ボエーム』で芸術の新境地を切り拓いた舞踊界の異端児・森山開次が参画し、平家物語の世界に新たな次元をもたらす。
錚々たる声優陣、個性際立つ俳優陣、そして魂を震わせるダンサーたち。
各界の精鋭が結集し、平家一門の栄光と没落を鮮やかに描き出す。
さらに、次代の表現者として厳選された数十名の新星たちが未知なる才能の輝きを放つとき、劇場は息を呑む興奮に包まれる。伝統と革新が交錯する瞬間、音と言霊と身体が一つとなり、平安絵巻は現代のエンターテインメントへと生まれ変わる。
慈愛と憎悪、栄光と没落、祈りと叫び――
人間の魂が持つあらゆる色彩が、最新の演出技術と伝統の美学により、かつてない輝きを放つ。
いま、八百年の時を超えて。
新たなる『平家物語』の扉が開かれる。
物語は、永遠に。
感動は、無限に。
─────『平家物語 ―胡蝶の被斬―』、開幕。
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