東急 暮らしと街の文化ーー100年の時を拓く

  • 2024/11/30(土) ~ 2025/02/02(日) 休館日:毎週月曜日 ※2025/01/13(月・祝)は開館、01/14(火)は休館、年末年始(2024/12/29(日)~2025/01/03(金))
  • 世田谷美術館
  • 用賀駅
    展示・展覧会
  • 東急 暮らしと街の文化ーー100年の時を拓く_1

    チラシ表面

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    田園調布を視察する人々、1921年、東急株式会社提供

  • 東急 暮らしと街の文化ーー100年の時を拓く_3

    丸子駅(現在の沼部駅)にて目黒~丸子間開通直前の重役一行(左端が五島慶太)、1923年、東急株式会社提供

  • 東急 暮らしと街の文化ーー100年の時を拓く_4

    吉田初三郎画「目黒蒲田電鉄 東京横浜電鉄 沿線名所案内」、目黒蒲田電鉄株式会社・東京横浜電鉄株式会社、1925年、世田谷区立郷土資料館蔵

  • 東急 暮らしと街の文化ーー100年の時を拓く_5

    「沿線案内 東京横濱電鐵 目黒蒲田電鐵」、東京横浜電鉄株式会社・目黒蒲田電鉄株式会社、1930年、電車とバスの博物館蔵

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    「東横、目蒲電車沿線案内」、東京横浜電鉄株式会社・目黒蒲田電鉄株式会社、1937年頃、世田谷美術館蔵

  • 東急 暮らしと街の文化ーー100年の時を拓く_7

    蒲田駅(1958年)再現模型、電車とバスの博物館蔵

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    こどもの国線開通告知ポスター、東京急行電鉄株式会社、1967年、電車とバスの博物館蔵

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    新玉川線開通パンフレット、東京急行電鉄株式会社、1977年、電車とバスの博物館蔵

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    車両模型デハ200形、電車とバスの博物館蔵

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    鉄道職員道具各種(検札鋏、ダッチングなど)、電車とバスの博物館蔵

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    五島プラネタリウム(閉館する2001年3月の投影の様子)、2001年、東急株式会社提供

  • 東急 暮らしと街の文化ーー100年の時を拓く_13

    東急バス行先表示幕、東急バス株式会社蔵

  • 東急 暮らしと街の文化ーー100年の時を拓く_14

    多摩川台分譲地(現在の田園調布)のマンホール蓋、1923年頃、電車とバスの博物館蔵

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    多摩川スピードウェイ案内パンフレット、目黒蒲田電鉄株式会社、東京横浜電鉄株式会社、1938年頃、個人蔵

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    石川直樹〈STREETS ARE MINE〉#003、2020-2021年、世田谷美術館蔵

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    堀江栞《輪郭 #15》2020年、世田谷美術館蔵

「東急 暮らしと街の文化ーー100年の時を拓く」が、世田谷美術館にて開催されます。

本展は、「企業と美術シリーズ」の第5回として企画し、開催されるものです。世田谷美術館ではこれまでに、資生堂(2007)、髙島屋(2013)、東宝スタジオ(2015)、竹中工務店(2016)とタイアップし、この「企業と美術シリーズ」が開催されました。

このシリーズのねらいは、人間の暮らしと密接な関係をもつ企業活動のなかで蓄積された、さまざまな文化的な側面に光をあて、各企業が保管している多種多様な資料を、歴史的、社会的な文化資源としてとらえ、そこから、私たちの日常の変化や展開、また社会の変遷を探ることにあります。このたび、東急株式会社の理解と協力のもと、「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」が開催されることとなりました。

世田谷区内には世田谷線、田園都市線、大井町線、目黒線が走り、区内に駅は所在しないものの東横線も世田谷区民にとっては大切な暮らしの路線であり、東急バスの各路線が面的に地域をカバーしています。世田谷区南部のほとんどが、東急各線の沿線地域であるといっても過言ではありません。東急の鉄道事業は、その多くが宅地開発と結びついており、その草創期は洗足、大岡山、田園調布の開発に根をおろし、戦後は多摩川を越えて、良質で大規模な多摩地域の宅地開発へと結びついています。田園都市線という名が示すとおり、東急は今もなお、田園と人間生活が交わる住環境を醸成し、たんに利便性を追求するのではなく、豊かな暮らしの時を提案しつづけていると言えましょう。

また、本展では、東急沿線に住んだ世田谷の美術家たちの仕事にも目を向け、さらに五島育英会、東急財団、五島プラネタリウム、五島美術館、電車とバスの博物館、Bunkamuraなどの社会的な事業も紹介し、それぞれが相まって、東京という大都市圏における生活基盤の整備に、どのようにコミットしてきたのかを探ります。この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

《展示構成》
◆第1章「暮らしの時を運ぶ」/東急の輸送事業
東急各線にまつわる、さまざまな鉄道関係資料、そしてバス事業関係資料などが紹介されます。鉄道やバスのファンのみならず、東急各線になじみの深い方々にとっては、懐かしい世界も楽しめます。

◆第2章「街の時を拓く」/東急の街づくり
東急の揺籃である田園都市株式会社が1920年代に手がけた住宅地、そして戦後に東急が取り組んだ多摩地域における「現代の田園都市」づくりについて、歴史史料、模型、パンフレット類の資料をとおして紹介されます。

◆第3章「沿線に寄り添う創造」/東急沿線に居住した美術家たち
東急沿線に住んだ世田谷区ゆかりの美術家たちが紹介されます。絵画、彫刻から現代美術まで、総勢40人を超えるバラエティに富んだ表現が一堂に会します。あわせて、文学者の作品や言葉なども紹介されます。

◆第4章「文化を拓き、育てる」/東急の文化的社会貢献
天文博物館五島プラネタリウム、学校法人五島育英会、五島美術館、Bunkamura、東急財団(旧・五島記念文化財団)など、東急がこれまでに取り組んできた文化的な社会貢献活動、また、多摩川スピードウェイ、駒沢野球場、田園コロシアムなど、東急とゆかりの深い歴史的な事業も取り上げ、貴重な諸資料を交えつつ紹介されます。

《展覧会の見どころ》
◆電車とバスの博物館が全面協力。多彩な鉄道・バス資料を一挙公開!
鉄道とバスの車両模型、昭和期の手描きの車両図面、歴代の記念乗車券の数々に加え、改札鋏や切符発券台など、懐かしい鉄道アイテムも展示されます。

◆レールやマンホール蓋… おどろきの資料も展示!
渋谷駅再開発工事で発見され話題となった旧玉川線の遺構レールや、田園調布のマンホール蓋といった実物資料をはじめ、五島プラネタリウムや、多摩川スピードウェイなど、普段目にすることのできない貴重な資料群が紹介されます。

◆バラエティ豊かな美術家たちを紹介!
竹久夢二や岡本太郎、河原温など、総勢40名を超える東急沿線に住んだ美術家たちをはじめ、五島記念文化賞を受賞した石田尚志や堀江栞といった現代アーティストまで、幅広い世代とジャンルの表現を一堂に集めます。

◆ミュージアムショップには東急グッズも!
ミュージアムショップでは、鉄道ファンならずとも、思わず手に取ってしまうような東急グッズも多数展開されます。

《関連イベント》
レクチャー①「東急の歩みと世田谷」(仮)
講師:高嶋修一氏(青山学院大学教授)
日時:12月22日(日)14:00-15:30

レクチャー②「東急の車両設計に携わって」
講師:荻原俊夫氏(東京急行電鉄 車両部OB)
日時:1月11日(土)14:00-15:30

レクチャー③「東急の街づくり」(仮)
講師:髙橋俊之氏(東急株式会社 取締役専務執行役員 都市開発本部長)
日時:1月13日(月・祝)11:00-12:30

レクチャー④「なるほどなっとく、とうきゅうのひみつをさぐる!」
講師:竹内敏浩氏(東急100年史担当・鉄道子ども会会長)
日時:1月13日(月・祝)14:00-15:00
対象:小学生とその保護者

いずれも講堂にて開催、参加無料、手話通訳付き、当日先着140人
開始1時間前より講堂前にて整理券を配布、開場は開始30分前

「100円ワークショップ」
子どもから大人まで楽しめる工作。
日時:会期中の毎土曜日 13:00-15:00 ※予約不要、随時受付
会場:地下創作室、一度に30人まで、1回100円

※内容の詳細は公式サイトをご確認ください。

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基本情報Info
  • 開催場所・
    最寄駅

    世田谷美術館
    用賀駅

  • 所在地

    〒157-0075

    東京都世田谷区砧公園1-2  
    MAP

  • 開催期間

    2024/11/30(土) ~ 2025/02/02(日)
    休館日:毎週月曜日 ※2025/01/13(月・祝)は開館、01/14(火)は休館、年末年始(2024/12/29(日)~2025/01/03(金))

  • 時間

    開始 10:00 / 終了 18:00(入場は17:30まで)

  • 料金・費用

    観覧料:一般1,400(1,200)円、65歳以上1,200(1,000)円、大高生800(600)円、中小生500(300)円
    ※( )内は20名以上の団体料金。事前に電話でお問い合わせください。
    ※障害者の方は500円。ただし小中高大専門学校生の障害者の方は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料(予約不要)。
    ※未就学児は無料(予約不要)。
    ※高校生、大学生、専門学校生、65歳以上の方、各種手帳をお持ちの方は、証明できるものをご提示ください。

  • 問い合わせ

    ハローダイヤル
    050-5541-8600

  • 公式サイト

    https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00221

※掲載内容が変更となっている場合があります。最新情報については、会場・主催者の公式サイト等でご確認ください。

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