地球にも人にもやさしい「地球飯」の特別企画が、日本科学未来館にて開催されます。
「プラネタリー・ヘルス」の考え方をもとに、地球にも人にもやさしい食を「地球飯」と名づけ、日々の食事に「地球飯」を取り入れていく方法を探ります。料理研究家のコウケンテツさん、長谷川あかりさんが考案した「地球飯レシピ」も公開。
本企画の会場では、日々の食が生産から食卓に届くまでの過程で環境や健康に与える影響や、食品ロスに関する問題を体験型の展示やパネルで紹介。さらに、「プラネタリー・ヘルス」の考え方を取り入れた健康的な食事を研究する林芙美さん(女子栄養大学 栄養学部 准教授)の協力のもと、地球環境にやさしい食事の整え方や、地球や人への影響が小さいたんぱく質の段階的な取り入れ方なども提案されます。また、食を通してウェルビーイングに取り組むコウケンテツさん、長谷川あかりさんが考案したオリジナル料理のレシピも公開。
◆展示のポイント
1.食材の選び方と食品ロスの問題に迫る
さまざまな食材が地球環境や私たちの体に与える影響を、食材ごとにレーダーチャートでわかりやすく紹介。今後の食材選びのヒントが得られます。また、本来は食べられるのに捨てられてしまう食品ロスが、生産から消費に至るどの段階で起きているか、ゴミ箱を模した展示で体験しながら学びます。
2.それぞれの暮らしに合った「地球飯」を探る
「地球飯」を取り入れるヒントとして、地球や人への影響が大きい赤肉などから、より影響の小さい鶏肉や豆類などのたんぱく質への代替や、食品ロスの減らし方などを紹介。また、日々の「地球飯」を無理なく続けていくためのアイデアや体験談など来館者のコメントを投稿するコーナーも設けられます。来館者の食に対する思いや考えを共有することで、それぞれの暮らしに合った「地球飯」を探ります。
3.未来館オリジナル「地球飯」レシピを公開
料理研究家のコウケンテツさん、長谷川あかりさんが考案した「地球飯」のレシピを2品公開。コウさんは、「地球や人への影響が小さいたんぱく質への代替」をテーマに、牛肉の代わりに豆腐を使用した焼き肉丼を考案。長谷川さんは、「食品ロスの減らし方」をテーマに、カブの葉も皮もまるごと使用したパスタを考案。どちらも、料理過程の省エネルギーも意識したオリジナルのレシピです。
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