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近代日本画の歴史に大きな足跡を残した小林古径と速水御舟、二人の代表作が一堂に勢揃い!二人の天才画家の軌跡を堪能できる展覧会が開催。
近代日本画の歴史に大きな足跡を残した小林古径(こばやし こけい)と速水御舟(はやみ ぎょしゅう)。二人には11歳の年齢差がありながら、彼らの画業をたどると多くの共通点が見出せます。
古径と御舟は、ともに歴史画・人物画から画業をスタートさせました。1914(大正3) 年に再興された院展で活躍した二人は、大正時代半ば以降、細密描写による徹底した写実へと同時期に作風を変化させています。また、実業家・原三溪から支援を受けたことも共通しています。さらに、それぞれの渡欧体験を経て、古径は東洋画の「線の美」に目覚めて独自の画風を確立し、御舟は人物表現や水墨を基調とした花鳥画へと新境地を拓いたのです。
古径の生誕140年を記念する本展では、古径の代表作である《極楽井》(東京国立近代美術館)、《出湯》(東京国立博物館)、会期を通して全8面が5年ぶりに一挙公開となる《清姫》、御舟芸術の粋ともいうべき《炎舞》 【重要文化財】、《翠苔緑芝》をはじめ、初期から晩年までの名品の数々が展示されるほか、二人の交流を示す作品や言葉もあわせて紹介されます。
互いに刺激を受け合いながら、時代の先駆けとなって活躍し、同時代や後世の画家たちに大きな影響を与えた、特筆すべき二人の天才画家の軌跡を堪能することができる展覧会です。
※会期中、一部展示替えを行います。(前期展示 5/20(土)~6/18(日)、後期展示 6/20(火)~7/17(月・祝))
※文中のうち、所蔵先表記のない作品はすべて山種美術館所蔵です。
開催場所・
最寄駅
山種美術館
恵比寿駅
所在地
開催期間
2023/05/20(土) ~ 2023/07/17(月・祝)
時間
開始 10:00 / 終了 17:00
(入館は16:30まで)
料金・費用
一般1400円、大学生・高校生1100円、中学生以下無料 (付添者の同伴が必要です)
※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)一般1200円、左記いずれかのうち大学生・高校生1000円
※きもの特典:きものでご来館のお客様は、一般200円引き、大学生・高校生100円引きの料金となります。
※複数の割引・特典の併用はできません。
主催・共催・協力
主催:山種美術館、日本経済新聞社
問い合わせ
ハローダイヤル
050-5541-8600
備考:電話受付時間:9:00~20:00
公式サイト
備考
休館日:月曜日 [但し、7/17(月・祝)は開館]
※掲載内容が変更となっている場合があります。最新情報については、会場・主催者の公式サイト等でご確認ください。
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