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長谷川町子の歌舞伎愛とギャグがたっぷりと詰まった歌舞伎のパロディ漫画を展示。家庭漫画とは一線を画す新たな才能を感じる作品。
長谷川町子は毎月欠かさず歌舞伎を観に行くほどの歌舞伎通でした。歌舞伎好きが高じて1952(昭和27)年から約4年間に、雑誌『週刊朝日』、『週刊朝日別冊』、『文藝春秋漫画読本』に歌舞伎シリーズ作品16作品を発表しました。これらは演目をアレンジしたパロディ漫画で、原作から大きく展開も変えてギャグを盛り込み親しみやすく漫画に仕立て上げています。しかし、一方で端々に歌舞伎への造詣の深さが感じられ、町子の新たな才能を感じさせる作品でもあります。
本展では、単行本未収録を含む一連の歌舞伎シリーズの原画をすべて公開しその全貌に迫るとともに、当時の雑誌で紹介された町子の歌舞伎見学の様子や歌舞伎俳優との対談の記事、プライベートでも親交のあった九代目市川海老蔵(十一代目市川團十郎)との関係などを紹介。また、「サザエさん」や「いじわるばあさん」など他の作品に描かれた歌舞伎をテーマにした作品もあわせて展示されます。町子の歌舞伎愛を存分に感じていただきながら町子ならではの歌舞伎ワールドが楽しめる機会です。
開催場所・
最寄駅
長谷川町子記念館
桜新町駅
所在地
開催期間
2022/04/23(土) ~ 2022/07/24(日)
時間
開始 10:00 / 終了 17:30
受付終了16:30
料金・費用
一般 900円 / 65歳以上 800円 / 大学生・高校生 500円 / 中学生・小学生 400円
※上記料金にて美術館と記念館の両方をみることが出来ます。
問い合わせ
長谷川町子美術館・記念館
03-3701-8766
公式サイト
備考
休館日:月曜日(祝日の場合は、その翌日)、展示替期間、年末年始
※掲載内容が変更となっている場合があります。最新情報については、会場・主催者の公式サイト等でご確認ください。
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