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古代から現代まで、建築における“模型なるもの”を総覧。建築模型がどのような役割を果たしてきたのかを考察する。
日本の歴史をさかのぼると、模型は古くから建築を制作するための手本として、またその時代の建築文化を伝達する媒体としての役割を果たしてきました。現代においては、建築物が完成に至るまでの試行や検討のツールとしてはもちろん、 材料や技術の発展に伴って、建築家自身の思考や表現にも影響を与えてきており、その役割は現在も進化を続けています。
本展では時代や作り手の思考と共にあり方を変えてきた建築模型に着目し、古代から現代における歴史的な文脈の中で、建築模型がどのような役割を果たしてきたのかを考察し、その意義に迫ります。会場には、古墳時代の家形埴輪や江戸時代に制作された延岡城木図といった歴史ある模型をはじめ、現代建築家・磯崎新による「東京都新都庁舎計画」のアンビルト(建てられていない建築)模型や三分一博志による「直島ホール」の風洞実験模型など20点以上を展示します。また会期中には、出展建築家や当施設スタッフが展覧会を案内する「ギャラリーツアー」や、模型制作を体験できるワークショップも予定。詳細は、WHAT MUSEUM公式サイトにて随時発表となります。
【出展建築家(予定)】(敬称略・五十音順)
相田武文、秋吉浩気|VUILD、磯崎新、オンデザインパートナーズ、川口衞、隈研吾+篠原聡子、 SANAA 妹島和世 + 西沢立衛、三分一博志、瀧澤眞弓、noiz、藤森照信、山田紗子、山本理顕 他
【出展協力】
一般社団法人ふるさとの記憶ラボ、「失われた街」模型復元プロジェクト実行委員会 + 気仙沼大島みらいチーム、大分市美術館、公益財団法人福岡文化財団、國學院大學博物館、坂井市教育委員会 丸岡城国宝化推進室、茅野市美術館、東京都現代美術館、武庫川女子大学建築学部 岡崎甚幸学部長、早稲田大学創造理工学部建築学科 小岩正樹研究室
開催場所・
最寄駅
WHAT MUSEUM
天王洲アイル駅
所在地
会場
WHAT MUSEUM1階
開催期間
2022/04/28(木) ~ 2022/10/16(日)
時間
火〜日 11時〜18時(最終入場17時)
料金・費用
一般 1,200円、大学生/専門学校生 700円、高校生以下 無料
※同時開催のOKETA COLLECTION「Mariage −骨董から現代アート−」展(前期)、またはOKETA COLLECTION「YES YOU CAN −アートからみる生きる力−」展(後期)の観覧料を含みます
※チケットは2022年4月上旬より発売開始。 詳細はWHAT MUSEUM公式サイトをご確認ください
※模型保管庫見学(オプション)500円
主催・共催・協力
主催・企画:WHAT MUSEUM
企画協力 :若林拓哉、瀬尾憲司
会場・什器デザイン:萬代基介建築設計事務所
撮影:瀬尾憲司
グラフィックデザイン:SKG
イラスト:Miltata
協力:一般社団法人日本建築学会 建築と模型[若手奨励]特別研究委員会、三宅理一
公式サイト
備考
月曜休館(祝日の場合、翌火曜休館)
※掲載内容が変更となっている場合があります。最新情報については、会場・主催者の公式サイト等でご確認ください。
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