春を満喫！横浜みなとみらい「お花見デート」プラン3選[2016年版]

桜木町から横浜赤レンガ倉庫方面へ延びる、海の上の遊歩道「汽車道」。昔、赤レンガ倉庫までの汽車が走っていたのがその名の由来で、レールや橋梁、木目の歩道は当時の面影を残している。

汽車道沿いには桜の木が植えられており、横浜ランドマークタワーや「よこはまコスモワールド」の大観覧車をバックにダイナミックな景色を見ることができる。夜になれば、近代的な夜景と桜のコラボレーションを楽しむことも。横浜で桜と夜景を一緒に眺められる、貴重なスポットだ。

さらに、この時期のみなとみらいは花ざんまい！「横浜赤レンガ倉庫」では、約80種類の草花が咲き誇る「FLOWER GARDEN2016」が4月2日(土)～4月24日(日)まで開催される。

今年10回目の開催となるこのイベント、今年のテーマは「イースター（復活祭）」。花畑には赤レンガ倉庫創設105周年を祝って、105体のイースターバニーが登場する。

期間中は毎日18時のライトアップに合わせ、入口に飾られた大きなウェルカムエッグをスクリーンに、プロジェクションマッピングも実施。幻想的な演出は、夜のデートにもぴったり。心地よい潮風を感じながら、ロマンチックな みなとみらいデートを楽しもう。

横浜ベイブリッジを望む絶好のロケーションの「港の見える丘公園」は、デートスポットとしても人気の公園。園内には、約10本と本数は少ないものの枝振りのよい見事な桜が咲き誇る。大佛次郎記念館、神奈川近代文学館、霧笛橋など、異国情緒漂う建物と桜の景観を楽しめるのも、このスポットならでは。

公園の南側にある「大佛次郎記念館」では3月20日(日)～4月10日(日)まで、館内の和室を特別に公開中。畳に座って庭や公園の桜をゆったりと眺めることができる。室内には、大佛次郎が詠んだ春の俳句のパネル展示も。横浜ゆかりの作家「大佛次郎」に想いをはせながら、春のひとときを過ごしてみては？

また、3月17日(木)～7月10日(日)までは、磯貝宏國コレクション vol.2 「鞍馬天狗ワンダーランド ‐昭和のあそび」も開催中。「鞍馬天狗」のコレクター磯貝宏國氏のコレクションから、昭和のおもちゃを中心に展示している。実際に遊べるコーナーもあるので、二人で童心に返って、懐かしくて新しい“昭和のあそび”を体験するのも楽しそう。

※「港の見える丘公園」は3月31日まで、緑化工事に伴い園内が一部閉鎖となります。

※「大佛次郎記念館」の和室公開は、一般のご利用がある場合はご覧いただけません。公開日は記念館までお問い合わせください。

横浜市の南部を流れる「大岡川」の両岸は、約800本のソメイヨシノが一斉に満開になると、見事な「桜ロード」になる。4月2日(土)～4月3日(日)は「大岡川桜まつり」のボンボリや屋台も繰り出して、下町らしいにぎやかさに。

かつては寄席や芝居小屋が立ち並び、連日華やいだ横浜の町。大岡川からほど近い「横浜にぎわい寄席（よせ）」では、落語、漫才、大道芸など、大衆芸能が気軽に楽しめる。入退場は自由でひと演目は15～20分程度なので、ふらりと立ち寄ることも可能。桜がてらに寄席で笑いも楽しむ、粋なデートプランはいかが？

お酒好きなカップルなら、日が暮れたら小さなお店が集まっている野毛で一杯、その後に川辺を散策する夜桜デートもおすすめ。ボンボリの灯りに明るく照らされた桜が川面にゆれて、昼とは一転して落ち着いた雰囲気に。今だけの風情ある景色を堪能して。