2015/11/13 10:00

江戸・明治にタイムスリップ!和の食文化を楽しむ東京の老舗4選

 

ごはんと味噌汁のように日常的な和食もいいけど、歴史ある老舗の銘店でいただく和食も乙なもの。老舗はどこも建物にも風情があって、お店に入る前から気分もアガります。長く愛されてきた、由緒ある「和のごはん」で、タイムトリップ気分を味わいましょう♪


200年を超えてなお愛される「駒形どぜう」はヘルシーな江戸庶民の味!


浅草駅から隅田川沿いを走る江戸通りを蔵前駅方面に直進すると、5分ほどで右手に見えてくる江戸の風情あふれる商家造りのお店、それが「駒形どぜう」だ。店内で、ネギがたっぷり乗せられたどぜうなべがいただける。

独自の下ごしらえをしたどじょうはカルシウム、鉄分、コラーゲンが豊富で、ヘルシーな「江戸の庶民の味」だ。今や、世界が注目する和食のひとつと言える。


1階は、創業当時の様子をそのままに残した「入れ込み座敷」。籐畳の上に並ぶ「かな板」が、鍋を置くためのテーブルになっている。また、中庭を眺めて、江戸の風情をゆっくり楽しむこともできる。

駒形どぜう浅草本店


歓楽街・吉原の歴史に名を残す貴重な料亭「桜なべ中江」の桜鍋でコラーゲン補給!


1905年、吉原大門にて開業した「桜なべ中江」。桜鍋とは、馬肉(桜肉)を使った鍋料理のこと。
明治の頃、遊ぶお金を用立てるために吉原の客たちが近くの商家に売っていった馬を使って始めた料理だという由来があるのだそう。宵越しの金は持たない、江戸っ子らしいエピソードだ。

街には、かつての「吉原」の面影はすでにない。しかし、築90年の風情ある大正建築は国の有形文化財にも指定されており、店内には武者小路実篤の書をはじめ、歴史を感じさせる品々が展示されている。


馬肉は低カロリー・低脂肪というだけでなく、肌の潤いを守るコラーゲンも豊富に含まれている。そのためか、代々の女将は「肌がキレイで年を取らない」と評判なのだそう! 美しさの秘密をぜひ味わってみて。

桜なべ中江


江戸っ子が愛するグルメの代表格「かんだやぶそば」

粋な江戸っ子たちに愛されてきたグルメと言えば「そば」。食通で知られる作家の池波正太郎もよく通ったという「かんだやぶそば」は、その代表格だ。「やぶそば」は更科蕎麦、砂場蕎麦と並び「江戸三大蕎麦」と称されており、食欲をそそる辛口のそばつゆが特徴。そば通を気取るなら、あえて「鴨ぬき」「天ぬき」などのメニューにもチャレンジしてみたい。

神田にある店舗は改装を経ているものの、店内に響く女将さんの声に「これぞやぶそば!」とうれしくなる古くからの常連客は多い。変わらない美味しさとおもてなしこそが、長く愛されつづける理由だろう。

日本そば かんだやぶそば本店


たっぷりとろろ芋と麦ごはんの優しい味を楽しむ「浅草むぎとろ」はヘルシーだけど満腹感あり♪


1929年の創業以来、隅田川と駒形堂を望む浅草でむぎとろ料理を提供しつづけている「浅草むぎとろ」。

むぎとろとは、ほかほかの麦のごはんに秘伝のだし汁で溶いたとろろ芋をたっぷりかけていただく料理のこと。粘りが強く甘みもある国産の大和芋を100%使用。食物繊維が豊富でヘルシーかつ満腹感もあり、女性にうれしいメニューだ。


この時期のおすすめは、季節限定の「とろろ鍋」コース(飲み放題付き1人8,000円、2人以上予約)。とろろ尽くしの鍋料理に、心も体もしっかり温まりそう! 観光客の多い土地柄ゆえ、店先にはおみやげも。沖縄産黒糖と大和芋を使った「とろりんとう」は、ふんわり食感とまろやかな風味が癖になる一品だ。

浅草むぎとろ

デートはもちろん、他県や海外からのゲストを迎える時にも必ず喜ばれるお店ばかり。めまぐるしく変化する大都市、東京で変わらず愛されてきた老舗の和食を堪能してみては。



ライター:根本暖子

※2015年11月時点の情報です。掲載内容等は変更になる場合があります。


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