2015/8/21 19:44

日本橋から隅田川へ!東京の運河で風を感じるリバークルーズデート

 

今度の休日は、都心を流れる“川”で風を感じるデートはいかが? 日本橋から隅田川、東京湾をめぐるリバークルーズなら、いつもと違った角度から東京の街並みを見られて、ちょっとマンネリ気味なデートも新鮮な気分で楽しめるはず。今回はそんなリバークルーズをライターが体験取材!

世界有数の大都市で、今やコンクリートジャングルと化した街、東京。江戸時代には数多くの運河が流れる「水の都」として栄えたのも今は昔だ。

そんな東京にも、まだ水の都の往時を思い起こさせるアクティビティがあるのをご存じ?

日本橋から船に乗り、都心の川をクルージングする「日本橋クルーズ」は、東京の運河を手軽に体感できるリバークルーズ。

都心にいながら非日常的な世界を感じられるとあって、最近デートにマンネリを感じているカップルにもおすすめのアクティビティだ。


取材当日の昼下がり、クルーズの発着場となる日本橋船着場に到着。

今回のコースは「日本橋・東京港めぐり60分コース」で一人2,000円。予約不要だが、チケットの販売開始時間は、その日によって若干異なるようなのでHPなどでチェックしておくべし。

乗船する船は2隻をつないだ双胴船で、安定性に優れているとか。全席自由席で、船内への飲食物の持ち込みもOK。ただしゴミは必ず持ち帰ること。

オープンエアの船なので、風を感じられて気持ちがいい反面、雨天の場合は運休になるので事前に天気を確認しておこう。


船の最後部にはお手洗いも完備。中はかなり広くて洗面と鏡までついていて、ちょっと贅沢な気分。船の上で髪型やメイクが崩れても、お化粧直しできるので女性も安心!


出発時間になると、ガイドさんが船尾でマイクを片手に話し始める。ここから1時間の船旅がスタート!



まずは日本橋をくぐる。古くは412年前に木で作られた橋が最初だそうで、現在の橋は明治44年に石造りで架け替えられている。橋の下側がガタガタしているのは、関東大震災の傷痕なのだとか。


首都高の高架下を進むと、「江戸橋」が見える。橋の上には昭和通りが走っている。


日本橋川の首都高の下を抜けて見えてきたのは「湊橋」。この辺りは昔、新堀河岸と呼ばれ、江戸に入る廻船の中心として賑わっていたという。その関係から、ミツカンなどの醤油関係の問屋が今も多く残っているのだとか。


日本橋川の分流である亀島川との接続点にある日本橋水門が右手に見える。こちらには行かず隅田川方面に進路を取る。


見えてきたのは「豊海橋」。白と青の橋色が美しい。この先は隅田川に合流する。船が揺れるとのアナウンスが入り、少し体に力が入る。


隅田川に合流して右に進路を取ると見えてくるのが「永代橋」。赤穂浪士の討ち入りの際、浪士たちが吉良上野介の首を掲げて渡った橋としても知られる橋だ。

合流時に船がグラッと揺れるが、往来する船も増えるこの付近では波も立ちやすいのだとか。船に弱い人は事前に酔い止めを飲んでおくといいかも。

永代橋を過ぎると、視界がパッと開けて川が左右に分岐する地点へ。その真ん中にそびえるのは佃島の高層マンション群だ。

風も感じられて開放的で気持ちの良い場所。こんな景色が都心で気軽に味わえるなんて。デートで来ていても、思わず会話も忘れて景色に見入ってしまいそうだ。

進行方向の左手、晴海運河方面に船を進める途中、自家用らしき船でデート(?)するカップルに遭遇。風を切って船を走らせる姿が心地よさそう。


佃水門にさしかかり、ここから朝潮運河に入る。狭い水門をくぐれるのか不安になったが、杞憂だった。水門をくぐるという、ふだんなかなかない体験に思いもよらず興奮!


清月橋をくぐると、晴海アイランドトリトンスクエアと勝どき駅を結ぶトリトンブリッジが見える。中は動く歩道になっているみたい。


建設中の橋を過ぎたところに、東京消防庁の船「みやこどり号」が!乗船員がこちらに手を振ってくれたので、ここでもちょっとテンションが上がってしまった。


朝潮運河から東京湾へ出ると、楽しみにしていたレインボーブリッジが目の前に見えて壮観! 爽やかに吹き抜ける潮風が心地よく、しばしその景色に見とれてしまうはず。


このあたりで隅田川上流に向かってUターン。デートの定番スポットである東京タワーの姿も!


竹芝の辺りにはレストランクルーズ船が停泊。まだ付き合って日の浅いカップルなら「今度はあれに乗ろうか」などと、次のデートの約束につなげるのも得策かも。


築地大橋の後ろに見えるのは東京スカイツリー®! 川面からこの築地大橋とスカイツリーをセットで眺められるのは、クルーズならではの魅力。この景色だけでとても贅沢な気分になれる。


船からなら築地市場の船着き場も見ることができる。昔は東京湾から船での荷揚げで栄えたが、今ではトラックでの輸送物の方が多いのだとか。時代の流れを感じさせられる。


築地と月島を結んでいる勝鬨橋(かちどきばし)。かつては隅田川を通る大型船も通せる可動橋だったが、昭和45年の開閉を最後に今は開かずの橋となっているそう。

ちなみに橋の内部を見学できる予約制ツアーもあるようなので、地上に戻ったらこちらにも出かけてみては? 夜のライトアップもきれいなので、デートにおすすめのスポットだ。

さらに進むと目の前には佃大橋、右奥には大川端リバーシティが見えてくる。佃島から晴海運河、東京湾をぐるっと回って、先ほど分岐した地点に戻ってきたようだ。


佃大橋を超えて右手に見える佃公園には、こんな建物が。ここにはもともと江戸時代に建てられた灯台があったそうで、公園整備の際に灯台跡としてモニュメントが作られたのだとか。ちなみに、現在はトイレになっている。


中央大橋のたもとには、水面の水位観測のための不思議な建造物が。こういう珍しい形の建造物を発見するのもなかなか楽しい。


中央大橋の手前で隅田川に流れ込む亀島川に進路変更。この亀島川は日本橋川から分かれ、現在の八丁堀付近を通っている川だ。


この地域は江戸時代に酒問屋や米穀問屋も多く、町屋も開けていたそうで、新亀島橋の欄干に描かれた「廻船の荷下し」が往時をしのばせる。


日本橋水門から日本橋川に戻ると、鎧橋の上には東京証券取引所が見える。

このあたりから再び首都高の下に入り、元来たルートを逆に進んでいく。いよいよゴールも近い!

ついに日本橋に到着! 写真は欄干中央にある麒麟のブロンズ像。麒麟像は映画のロケ地としても有名だ。


橋の四隅には獅子像が橋の守護として鎮座。ちなみにこの獅子像、実は橋の両端以外にも隠されているそうで、獅子(4×4)=16、日本(二本)の橋なので16×2=で32頭とか、橋(8×4)=32頭いるのだという、洒落のような本当の話があるとか。

実際に32頭の獅子が日本橋のどこかに刻まれているとのことなので、二人で一緒に探してみるのもおもしろいかも?

いつもとは違った角度から東京を楽しめるリバークルーズデート。川面に吹く心地よい東京の風を、二人で思う存分味わってみては?


「日本橋クルーズ」
【開催日】毎日運航
【出航時間】開催日により異なる
【料金】<日本橋クルーズ>60分コース(日本橋・東京港めぐり)大人2,000円、45分コース(日本橋・隅田川めぐり)大人1,500円 <神田川クルーズ>ぐるり1周90分コース(日本橋・神田川)大人2,500円、ほか
※チケットは当日販売のみ。各便(40名~60名)定員での締切。満員の場合は乗船できない場合あり。

今回紹介したお店の情報

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日本橋観光桟橋詳細を見る
住所 東京都中央区日本橋1-9
最寄駅 三越前 / 日本橋
※2015年8月21日時点の情報です。イベントの情報、内容等は変更になる場合があります。

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