4月21日(火)、「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」の報道陣向け内覧会が開催されたので、さっそく編集部が潜入取材。


おさらいしておくと、二子玉川ライズは、多摩川に隣接する二子玉川駅周辺、約11.2ヘクタールの広大な敷地を使った都内最大級の再開発事業。

すでに第1期は開業済みで、エリア内には商業施設やオフィス、地上42階建ての高層タワーを有する住宅エリアのほか、約6.3ヘクタールの公園を隣接させるなど、都市と自然がほどよく調和した街づくりを形成している。

建築物の外装やランドスケープのデザイン監修は世界的デザイナーのテレンス・コンラン卿が率いる「コンラン&パートナーズ」が担当。


その第2期として今回オープンするのが、商業店舗を中心にシネコンやフィットネスクラブ、スタジオホールなどを備えた複合施設の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」だ。

施設面積約21,000平方メートル内に、飲食・カフェ業態が6店舗、物販が7店舗、シネコンなどのサービス・その他店舗が5店舗、合計18店舗が入居する。


スペイン王室御用達のグルメストア「マヨルカ」が初上陸!

今回の内覧会でも特に注目を集めていたのは、日本初出店となるスペイン・マドリッドのグルメストア「Mallorca(マヨルカ)」。スペイン王室も御用達という由緒あるお店で、1931年の創業以来、素材や鮮度、手作りにこだわり、レシピを受け継いでいる。



お店は、本場の味を店内で調理する惣菜やタパスを扱うデリカテッセンのほか、生地に豚のラードを練りこんで焼き上げるスペイン版の菓子パン「エンサイマーダ」や、スペイン産はちみつを使った食パン「パン デ ラ カサ」、ケーキや焼き菓子、生ハムやチーズ、ワイン、オリーブオイルなどが店内にずらりと並ぶ。


本国のレシピで作られる惣菜の数々は店内のキッチンで作られるそうで、さすが本場のグルメお墨付きの料理だけにどのメニューも美味しそうだ。(※写真は内覧会用のメニュー)


併設されているカフェ&バーでは、朝はパンとともにスペイン版オムレツの「トルティージャ」を、昼はタパスとメインディッシュでランチ、夜はタパスなどのおつまみに合わせてワインを楽しむなど、一日を通してさまざまなシーンで利用できるのがうれしい。


「109シネマズ二子玉川」のIMAXデジタルシアターで極上の映画デートを

そして、デートといえば、やっぱり欠かせないのが映画館。二子玉川ライズには、IMAX®でおなじみの「109シネマズ二子玉川」がオープン。

シアター内は10スクリーン、約1665席。全シアターにリクライニング機能と専用テーブル付きのエグゼクティブシート(2Dは2,700円、3Dは3,000円)が設置されている。




さらに、IMAXデジタルシアターには、座り心地抜群の電動リクライニング機能付きグランド・エグゼクティブシート(2D・3Dともに6,000円)が設置され、ラグジュアリーな専用ラウンジまで完備。

特別感いっぱいの中でゆったりと映画を鑑賞できるため、2人の記念日などにはちょっとフンパツして利用してみたい。

また、IMAXデジタルシアターは映像や音響、3D上映システムがさらに進化。

映像は従来よりも被写体が目の前にぐんと迫ってくる感覚を味わえるほか、音響は12.1chのネクスト・ジェネレーション・サウンドシステムを採用。迫力満点の音に360度包まれるなど、体験上映ではまるで映画の中に入り込んだかのような臨場感を楽しめた。

いつもの映画デートよりも、2人のテンションも上がること間違いなしだ。


SC初出店の「シナボン」で、シアトル発のシナモンロールを堪能

映画を見終わって、ちょっと一息つくなら、「シアトルズベストコーヒー」を併設するシナモンロール専門店「CINNABON(シナボン)」へ。




現在、世界56カ国で販売されるこだわりのシナモンロールは、すべて店内で手作り。生地作りからオーブンでの焼き上げまで、目の前でライブ感たっぷりなので、混雑時の待ち時間も飽きることなく並べそう。

焼きたて、アツアツの香り高いシナモンロールを2人でハフハフしながら、映画談議に花を咲かせるのもおすすめだ。


ニューヨーカーに愛される「バビーズ」でパイやバーガーに舌鼓

ニューヨーク・トライベッカで人気のカフェ&レストラン「Bubby’s(バビーズ) 二子玉川」もおしゃれな空間で、ランチやディナーはもちろん、ティータイムの休憩にも使えるのでデートの時にも重宝しそうだ。


各種スイーツの中でもまず試したいのは、看板メニューのアップルパイ。生のリンゴを大ぶりにカットし、自家製の生地の上にのせて約1時間かけてじっくり焼き上げたパイは、生地はサクサク、リンゴはしっとりホクホクでやさしい味わい。大きめのカットサイズなので2人でシェアするのもいいかも。



もうちょっとしっかり食べたい、という時には、ジューシーなパテが自慢のハンバーガーにかぶりつくべし。


体験型ショップ「DIY FACTORY」が関東に初登場!

この春から2人で新生活を始める、というカップルにおすすめのショップも多彩だ。

関東初出店となる「DIY FACTORY FUTAKOTAMAGAWA」は、インテリアにこだわりがあってDIYに興味のあるカップルにはたまらない空間なはず。
※この店舗は閉店しました



DIYツールの販売会社がプロデュースするこのお店は、工具や塗料などDIYアイテムを販売するかたわら、店内にワークスペースを備え、工具を購入する前に実際に使うことができるのが特徴。定期的にワークショップが開催されるなど、初心者でも気軽にDIY体験を楽しめるのがうれしい。



最近では「溶接女子」なる女性もじわじわ増えているとかで、大阪の店舗でも特に女性の参加者が多いというのが溶接体験。金属プレートを自分で溶接してネームプレートを作るワークショップを通して、ハマる人も少なくないんだそう。

2人の新生活に、お互いに何か手作りしたものをプレゼントし合うのもいいかもしれない。


モード×スポーツMixのセレクトショップ「アンルート」の2号店

この春、共通の趣味として2人でランニングを始めようと考えているアクティブなカップルには、ユナイテッドアローズが手がける「EN ROUTE(アンルート)」へ足を運んでみては。


銀座店に続く2号店となるこちらの店内には、シンプルモードなファッションアイテムと、スポーツウエアをメンズ・レディスともに展開。



店内にはなんとランニングステーションも完備し、ショッピングだけでなくランニングの拠点として利用することも可能。

しかもランステは朝8時から営業、ビジター利用できるので利便性も高い。休日は多摩川沿いで「ランニングデート」してみるのもおすすめだ。


新しい“ファミレス”「100本のスプーン」で思い思いの時間を

スープストックトーキョーを手がける(株)スマイルズが展開する「100本のスプーン」は、新しい形の「ファミリーレストラン」。

「家族でゆっくりと食卓を囲む時間」を提供するというこのお店では、ほぼすべての料理メニューやドリンクで大小の2サイズが用意され、子供も大人と同じメニューを楽しめるのがおもしろい。


ガラス張りで開放感たっぷりのお店はテーブル席のほか、プライベート感のあるボックスシートなどがあり、さまざまなシーンに合わせて使えそう。

ミニサイズのソファやイス、はしごがついたハイスツールなども用意され、子供も喜ぶこと間違いなし。店内には赤ちゃん連れのママのために、授乳室も設けられている。

もちろん、お店は大人同士でも楽しめるので、「いつか自分たちの家族と一緒に…」なんて思いを胸に、デートでも利用してみたい。


ちなみに、店内のシャンデリアは、お店の名前ともなっているスプーンを、職人がなんと1300本(!)もつなぎ合わせたという力作。実はこれ、今までスープストックで使っていた柳宗理のシルバースプーンを再利用しているのだとか。


多摩川周辺の地形をイメージした屋上空間でのんびり休憩できる


たっぷり遊んで、たっぷり食べたあとは、緑化された建物の上階に上がり、2人でのんびり散歩してみるのもおすすめ。多摩川方面が一望できるオープンデッキもあるので、川の向こうに沈む夕日を眺めるのもロマンチックだ。


この日は公開されなかったものの、5月3日(日・祝)にはTSUTAYAの生活提案型の家電ショップ「蔦屋家電」や、渋谷で人気の飲食店「GOOD MEALS SHOP」、グリーンライフを提案するボタニカルショップ「SOLSO HOME」など楽しみなお店が続々登場する予定。


この春、もっとも話題になりそうな新名所「二子玉川ライズ」で、2人の新生活をスタートさせてみては?



二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット
所在地:東京都世田谷区玉川2-21-1
電話番号:03-3709-9109
最寄駅:二子玉川

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※本記事内の情報は2015年04月23日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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※2022年3月8日情報更新。