2014/10/29 20:54

【対談】私たちが考える、ネオ角打ちデートの楽しみ方【番外編】

 

まるでお洒落なバル!?と見紛うような、スタイリッシュでコンセプチュアルなネオ角打ちがここ数年ブームに。そこで、カップルでぜひ訪れたい“恋に効く”角打ちデートの楽しみ方を、グルメ・ライフスタイル誌『東京カレンダー』編集長の大槻篤さんと、年間1000軒飲み歩くという、グルメキュレーションサイト「メシコレ」キュレーターの塩見なゆさんのおふたりに提案いただいた。

待ち合わせやはしご酒の合間にも。使い勝手よし!のネオ角打ち

待ち合わせにはじまり店選びに至るまで、どれだけ気の利いたデートを演出できるか。それによって女性の男性評価は大きく左右されるもの。角打ちは基本的に、立ち呑みでキャッシュオン(前払い)というその気軽さと明朗会計なシステムが、デートのあらゆるシーンで「使える一軒」として万能っぷりを発揮するという。

大槻 「デートなら待ち合わせに使うのが一番いいんじゃないですかね。イタリア人はアペリティーボ(編集部注:食前酒のこと)をすごく大事にしていて、食事前に1時間くらいバールでしゃべってからレストランに移るんですけど、そんな風に利用するとか。一軒目から立派なところに行っちゃうと気構えちゃいますし、お互いの緊張感もほぐれますよね」

塩見 「待ち合わせには本当に便利。立ち呑み屋さんだと料理も頼まないといけないですから」

大槻 「キャッシュオンだから会計も気にしなくていいし、カフェ感覚で気軽に使えちゃう」

塩見 「私は散々酔っぱらって連れてこられたケースもありますね。お腹いっぱいだけどちょっと呑み足りないねってときとか、2軒目がすぐに決まらないときの“とりあえず”の1軒にも使えて本当に便利なんです」

粋でスマートなネオ角打ちの使い方とは?

ネオ角打ちに位置づけられる酒屋は、酒のセレクトにこだわりを持つ店が多く、それを楽しみに訪れる常連も多い。つい酒のウンチクを語りたくなるものだが、角打ちビギナーは“郷に入れば郷に従え”を心得るべし。店のルールや雰囲気を楽しみながら、酒の知識や好みの幅を広げていくのがベターといえそうだ。

大槻篤さん
グルメ雑誌『東京カレンダー』編集長。「休みの日はサーフィンに行くことが多いのでお酒は控えめ。その代わり平日の酒量が増えている」そう。好きなお酒はウーロンハイ。
http://tokyo-calendar.com/

大槻 「昔ながらのオーセンティックな角打ちって、“地元ルール”が多くないですか?」

塩見 「“オーセンティック”っていう表現、かっこいいですね! 私はいつも『おやじ角打ち』って言っちゃってます(笑)」

大槻 「常連たちの呑み方とか、店によってはタバコも床にバンバン捨てていたりとか、僕もやっていいのかなぁ10年早いかなぁ?って思いながら呑んでるんですが…」

塩見 「たしかに、角打ちって店によって独自のルールがありますよね。ネオ角打ちといわれる店でも、『缶はダメだけど瓶なら(飲んで)いいよ』とか」

大槻 「酒の種類もたくさんあるから、男性が女性にさりげなく好みのお酒を選んであげたらかっこいいですよね。僕だったら過去に呑んだことのあるお酒をおすすめしたいです」

塩見「もしお酒に詳しくなくても、『こんな店があるんだよ』とか『こんなお酒置いてるよ』とか、その程度の情報でも十分。お酒についてはプロであるお店の方に任せてOK。彼女の前でウンチクを語るよりも、お店の方のお話を一緒に聞くほうがおもしろい話が聞けますし、ふたりで楽しめますよね」

付き合い始めにおすすめ!? ネオ角打ちデートを恋の「リトマス試験紙」に

お互いのお酒の嗜好を知ることができたり、さりげなく女性をエスコートできたり、ネオ角打ちにはカップルの仲がより深まるきっかけがたくさんある。恋人のことをもっと知りたいカップルには、まさに打ってつけのデートスポットなのだ。

塩見なゆさん
年間1000軒はしご酒する酒場案内人。食通の厳選グルメキュレーションマガジン「メシコレ」でキュレーターを務めるほか、文筆・広報・外食コンサルなど幅広く活躍中。
http://r.gnavi.co.jp/mecicolle/curator/kanpainayu/

塩見「いろんなものを味わって、自分好みのお酒を探すっていう楽しさが角打ちで分かるんじゃないですかね。どんなにお酒が好きな人でも、最初はワインならピノノワールが好きなのか、メルローが好きなのかわからないですから、それをネオ角打ちで飲み比べてみたり。お酒好きのカップルならそんなデートも楽しめそうですよね」

大槻「相手の酒の好みが分かれば、そのあと食事しに行くレストランも好みのお酒を軸にすれば選びやすい。そういう意味では、ネオ角打ちが恋の“リトマス試験紙”になりそうですよね。相手の好みとか耐久性とかいろいろ知ることができる(笑)」

塩見「女性はヒールを履いていることもあるので、角打ちではさくっと飲んで次に移動ってくらいのほうがちょうどいいかもしれません」

大槻「立ち呑みだから女性をエスコートしやすいですよね。いろいろなきっかけがあるし、使い方次第で男を上げられるんじゃないでしょうか」

[ 文:坂井あやの/撮影:和田真典/撮影協力:銀座君嶋屋 ]


11月11日は「立ち呑みの日」

11月11日は「立ち呑みの日」

2014 立ち呑みの日 11.11 Week 2014 立ち呑みの日 11.11 Week 数字の1が並ぶと人が立ち呑みしているように見えることから、ブログ「酔わせて下町」の藤原法仁氏と、ブログ「居酒屋礼賛」の浜田信郎氏が2010年11月11日に「立ち呑みの日」を制定。毎年、立ち呑みの日を記念したイベントには全国の呑兵衛が集結。

今年は11月11日~17日の期間「立ち呑みウィーク」と題し、都内各所で呑み歩きイベントを開催。詳細、参加方法は公式サイトで確認を。11月11日は、立ち呑みデートで乾杯!

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