【おでかけ時のポイント】

・居住地やおでかけ先の都道府県の要請に従って行動しましょう
・体調に不安を感じるときは外出を控えましょう
・なるべく少人数で空いている時間に行きましょう
・周囲の人との距離をできるだけ保つようにしましょう
・マスクを着用し、手洗いは小まめに行いましょう


近年の改修で魅力を増した都会のオアシス/新宿中央公園

新宿中央公園レポ

「新宿中央公園」は、1968年に都立公園として開園。1975年に東京都から新宿区に移管されて区立公園となりました。

新宿駅から行くなら、西口方面に出て「東京都庁・中央公園方面」と書かれた案内板に従って地下通路を行きましょう。通路を抜けた少し先で公園通りを渡れば到着です。歩いて10分ほど。初めてでも迷わず行ける簡単なルートなのでご安心を。


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入園料は無料で、常時開園。約8.8haと、新宿区立の公園としては最大の面積を誇ります。近くにホテルが多いため、外国人観光客を含む旅行者も多く訪れます。


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広い敷地は、運動場でスポーツが楽しめる東エリア、遊具が充実した子ども向けの西エリア、水と緑があふれる憩いの北エリアの3つで構成されています。

今回は、敷地の半分以上を占める北エリアを5つのポイントに分けてご紹介します!


ポイント1:テラスでまったりできる「SHUKNOVA」

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近年、北エリアには新スポットが続々誕生。2020年7月にカフェとレストラン、アウトドアフィットネスクラブが入った交流拠点施設「SHUKNOVA(シュクノバ)」が開業。2021年3月には新宿副都心の景色を一望できる「眺望のもり」が登場しました。


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「SHUKNOVA」の2階には風通しの良いテラス席が設けられていて、外階段を使って気軽に上がれるようになっています。平日は7時から21時まで、土日祝日は8時から18時まで、誰でも無料で使うことができます。


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屋根付きなので強い日差しを避けられ、小降りなら雨も気になりません。文庫本を読む人、ノートPCで作業するノマドワーカーなど、さまざまな人が思い思いの時間を過ごしています。

デートなら1階の「スターバックス」でドーナツやドリンクをテイクアウト、園内の木々を眺めながら二人でゆっくりいただくのがオススメ!


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ミニテーブルが設けられたスタンディングスペースもあるので、席が埋まっている場合はここから眼下に広がる「芝生広場」を眺めながらでも良いでしょう。


ポイント2:ひなたぼっこしたくなる「芝生広場」

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「芝生広場」はピクニックやひなたぼっこを楽しむのに最高の場所。長時間の独占はNGですが、座ったり寝転がったりして青空を眺め、日光浴などを楽しめます。

高層ビル群に囲まれて芝生でくつろぐのは、なんとも不思議な気分。豪華な建物鑑賞で会話も弾みそう♡

観賞用の「魅せる芝生」エリアは立ち入り禁止ですが、青々とした芝生は見るだけでも心が洗われる美しさです。


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新宿区の平和都市宣言を記念する「平和の鐘」があり、10時、12時、15時、17時には音楽が流れます。


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広場といっても適度に木が植えられていて、簡単に木陰に移動できるのがうれしいところ。「デッキテラス」に腰かけて涼むのも良いですね。※2022年6月1日~7月18日の期間、芝生養生に伴い芝生広場は全面閉鎖となります。7月18日以降も養生のために閉鎖される場合がございます。詳しくは公園公式HPをご確認ください。


ポイント3:新宿副都心のビル群を一望できる「眺望のもり」

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西側の「芝生広場」の隣には、2021年3月に誕生した「眺望のもり」があります。利用可能時間は6時~20時。ベンチが階段状に設けられていて、高層ビルが林立する副都心らしい景色を満喫しながら休憩できるスポットです。

「SHUKNOVA」のテラス席もそうですが、向かい合わずに休憩できるので、緊張する初デートにもオススメ♡


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上の展望テラスにもベンチが用意されています。

公園に面して建つ「ハイアットリージェンシー東京」や「東京都庁第一本庁舎」はもちろん、奥には「京王プラザホテル」や斬新なデザインが際立つ「東京モード学園」のビルも見ることができ、盛り上がること間違いなし!


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迫力あるコンクリートジャングルの手前に見えるのは、優美な「新宿白糸の滝」。この前で都庁をバックに記念撮影する人が多いのだとか。8時~22時に水が流れています。


ポイント4:落差5mの滝がシンボルの「水の広場」

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新宿副都心4号線、通称「中央通り」の突き当たりにある「水の広場」は、同園のシンボルともいえる場所。

舗装され広々としたスペースは、野外映画会やフリーマーケットなどのイベント会場に使われています。


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ちなみに、都庁前駅のA5出口から出ると「水の広場」の脇に出ます。緑の木々に囲まれた広場の全景を見渡すことができ、奥にある「新宿ナイアガラの滝」も目に入るでしょう。


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落差5m、幅38mの「ナイアガラの滝」は、老朽化が目立ち始めた噴水を取り壊して1982年に新設されたもの。近づくとなかなか迫力があり、水流が起こす風や水しぶきを感じられます。なお、「新宿白糸の滝」はちょうどこの裏側に位置しています。


ポイント5:森林浴と散策を満喫「区民の森」

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「水の広場」から、「芝生広場」と反対側にある階段をのぼると、緑豊かな「区民の森」が広がっています。木々の間を縫うように散策路が整備されていて、森林浴にピッタリ。


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散策するなら、ちょっと階段をのぼって「富士見台」に寄ってみて。かつてこの地にあった淀橋浄水場時代に建てられた六角堂がありますよ。


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生い茂る木々で富士山を望むことはできませんが、鳥のさえずりや木々のざわめきに癒やされるはず。緊張もほぐれ、リラックスした楽しい時間が過ごせそう。


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歩き疲れたら、テーブルと椅子が用意された「ランチコーナー」でひと休み。11時から15時まで利用できます。木洩れ陽が揺れる開放的なスペースは、まるでオープンカフェ!さわやかに公園ランチしたい時に役立ちそうです。


まとめ

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無料で楽しめる「東京都庁展望室」(現在は休室)がすぐ近くにあり、隣接する「熊野神社」には園内から気軽にアクセス可能。近場と組み合わせていろんなプランが楽しめる「新宿中央公園」、晴れの日の屋外デートでぜひ訪れてみて。



新宿中央公園
所在地:東京都新宿区西新宿2-11
電話番号:03-3342-4509(9:00〜17:00)
最寄駅:都庁前/西新宿/新宿


取材・文・写真/佐々木志野


※2021年4月30日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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