わざわざ泊まりたい！鎌倉のおしゃれで素敵なホテル＆宿5選

鎌倉駅西口から徒歩約2分。「KAMAKURA HOTEL（カマクラホテル）」は、2020年11月にオープンしたばかりのホテル。

“古都 鎌倉の伝統と現代を発信するホテル”をコンセプトにした全16室のコンパクトな施設で、細やかなおもてなしと充実の設備でくつろぎのひとときを演出してくれます。

お部屋は全室ツインで、スタンダードルーム、スーペリアルーム、写真のデラックスツインルームの計3タイプ。料金は1人あたり9,500円～（2名1室利用時）。

鎌倉の景色を望む大きな窓や、ベッドスペースに敷かれた畳など、どのお部屋もゆったりと居心地の良い空間になっています。

一組一組に担当スタッフがつき、宿泊中のすべてをサポートしてくれるのも、少ない客室数ならではの贅沢ポイント。

鎌倉の歴史や知識を熟知しているスタッフばかりなので、滞在中のケアはもちろん、オススメのお店などを紹介してもらうことで、鎌倉デートをより深く楽しむことができます。

また、同ホテルを訪れたらぜひ利用したいのが、宿泊者限定の完全貸切制サウナ。

“お茶”をテーマにしたサウナは、まるで茶室のような雰囲気。通常は水で行うロウリュもお茶を使用し、豊かな香りに包まれながら癒しの“ととのい”体験を楽しめます。

このほか、「日本」にこだわった和酒バーや宿泊者限定の屋上グランピングなどの設備やサービスも充実。“旅館”と“ホテル”が融合したような心地よい空間に、日々の喧騒を忘れてリフレッシュできそうです。

いつもとは違う非日常感を味わいたいなら「ホテルニューカマクラ」がオススメ。

鎌倉駅西口徒歩約2分、横須賀線のホームからも見える好立地にありながら、レトロな雰囲気はまるで大正時代にタイムスリップしたかのよう！

開業当初は「山縣ホテル」という名前で営業していた同ホテルは、当時は珍しい西洋風の洋館で、鎌倉でも有数の宿泊施設として知られています。大正13（1924）年に建てられた本館の外観はほぼその当時のままだそうで、現在は鎌倉市の景観重要建築物にも指定されています。

館内はいたる所にアール・デコ様式の装飾があしらわれ、上品な雰囲気。

客室は本館、新館あわせて全21室あり、すべてデザインもサイズも異なるのが特長です。料金も、2名利用で1室12,100円〜とリーズナブルなのもうれしいポイントです。

本館にある「御成（おなり）」（2名利用、1室17,600円～）は、高い天井が印象的な人気のツインルーム。大きな窓から差し込む日差しも、優雅な気分を高めてくれます。

テーブルランプや洗面台など、細部にまで大正ロマンを思わせるレトロなエッセンスが散りばめられ、どこを切り取っても絵になる空間です。

趣たっぷりの宿で、ノスタルジックなひとときを過ごしてみてはいかが？

鎌倉駅東口から徒歩2分、若宮大路沿いに位置する「ホテルメトロポリタン 鎌倉」。

真心のこもったおもてなしと居心地の良い空間を提供する、2020年4月開業の新ホテルです。

“縁側”に現代のエッセンスを取り入れて設計したというロビー（写真）は、一面に広がる大きな開放的な窓が特長。スタイリッシュでありながらどこか懐かしさもあり、ゆったりとした雰囲気でくつろぐことができます。

12種類もの豊富な客室タイプも同ホテルの魅力。

足元まである大きな窓から古都・鎌倉らしい景色を一望できる写真の「プレミアムコーナーダブル」（2名利用で1室76,400円～）をはじめ、さまざまなお部屋から旅のスタイルに合わせた客室を選べます。料金2名利用で1室17,400円～。

ホットアイマスクやフットケアアイテムなど、旅の疲れを癒してくれるアメニティが充実しているのもうれしいポイントです。

ホテル1階には鎌倉初出店で地元の人からも注目を集めている「Café&Meal MUJI」と「MUJIcom」が入居。さらに、ホテルから徒歩1分の場所には鎌倉彫の歴史や文化が学べる「鎌倉彫会館」などがあり観光スポットも充実しています。

“心魅かれる新たな古都へ”というホテルのテーマどおり、話題のスポットから観光地まで一度に楽しむことができます。

お部屋でのんびり過ごしたいカップルも、アクティブに鎌倉散策を楽しみたいカップルにも、大満足間違いなしのホテルです。

2020年3月にオープンした「源ホテル 鎌倉」は、鎌倉駅東口から徒歩6分ほど、若宮大路沿いにあります。

かつて源頼朝の義弟、北條時房の屋敷があったとされる敷地の一角に位置し、鶴岡八幡宮からもほど近く、古都・鎌倉の歴史を感じられる宿です。

鎌倉では珍しくセルフチェックインを採用。非接触でのチェックインにより、別荘を訪れたような感覚でよりリラックスした時間を過ごせそうです。

全15室の客室には「YORITOMO 頼朝」や「DANNOURA 壇の浦」など、それぞれに鎌倉の歴史にちなんだ名前が付けられています。料金は2名利用で1人あたり5,060円〜。

お部屋は“ジャパニーズモダン”をテーマにしているそうで、シンプルでスタイリッシュな雰囲気。温かみのある木目基調の空間で、のんびりと落ち着いて過ごすことができます。

最大6人まで宿泊可能なファミリータイプのお部屋もあるので、二人旅はもちろんカップル数組でのグループ旅行にもオススメ。ファミリータイプにはコンパクトキッチン付きなので、「鎌倉市農協連即売所」などで手に入れた地の素材で料理するのも楽しそうですね。

最後は鎌倉駅周辺からは少し離れたところにある「亀時間」をご紹介。“鎌倉の暮らしを亀時間で旅する宿”をコンセプトにしたゲストハウスです。

観光客で賑わう鎌倉駅前とは違ってローカルな空気が漂う材木座エリアに位置し、海までも歩いて3分と抜群のロケーションです。宮大工によって建てられた築94年の歴史を持つ古民家を改装した宿は、温もり溢れる雰囲気が漂います。

お部屋は個室2つとドミトリー（相部屋）の2タイプ、全3室。

ゲストハウスのため、トイレやお風呂は共用ですが、個室なら静かにのんびりと二人の時間を過ごすことができます。近くには旧鎌倉地域唯一の銭湯「清水湯」もあります。

最大2人宿泊可能な個室（1室 9,000円〜）は小さな庭に面していて、大きな窓から光が差し込み明るく落ち着いた空間。昔ながらのちゃぶ台やテーブルライトがあり、情緒たっぷり。

宿泊客の集まるラウンジでは月2回、第1・第3土曜限定でバーレストラン「ヨルカメfeat.meCURRY」を営業。

毎回異なるメニューで、ノンベジタリアン、ベジタリアン、両盛りから選べる南インドカレーのプレート”ミールス”や、クレープのようなインドの軽食“ドーサ”などの一品料理を楽しむことができます。

一般的なホテルとは違い、宿泊者同士の出会いや交流もあり、まるでその町で暮らしているような気分を味わえるのがゲストハウスの醍醐味。「亀時間」に宿泊すれば、鎌倉という魅力いっぱいの町がもっと身近に、もっと好きになるはずです。