【1】ホテル椿山荘東京(目白)/贅沢ディナーブッフェと蛍観賞をどうぞ

ホテル椿山荘東京

都心にありながら、さながら森のような豊かな庭園の中に立つ「ホテル椿山荘東京」。四季の移り変わりを肌で感じられる広大な庭では、初夏になるとゲンジボタルの姿を見ることができます。

自生の蛍の羽化率が1%と言われるなか、専門家の指導のもと生育環境を整えているこちらでは、羽化率はなんと80%にも上るそう。


ホテル椿山荘東京

現在は、蛍観賞イベント「ほたるの夕べ ディナーブッフェ2019 ~記憶に残る、特別な日~」が開催されています(7月7日(日)まで、要事前予約)。

手の込んだホテル特製のディナーブッフェで思う存分お腹が満たされた後は、美しい庭園で蛍を観賞。その夜は、イベントの名の通り“記憶に残る特別な日”となること間違いなしです。


ホテル椿山荘東京「ほたるの夕べ ディナーブッフェ2019 〜記憶に残る、特別な日〜」
開催場所:ホテル椿山荘東京
開催日時:2019年5月17日(金)~7月7日(日) 食事は19:00~21:00 ※受付は食事開始の30分前に開始、時間は日によって前後する場合あり。予約時に要確認(イベント詳細については公式サイトをご確認ください)
料金:中学生以上9,800円(月~木)・10,500円(金~日)、小学生4,500円、幼児(3歳~)2,500円
電話番号:03-3943-1140(イベント予約専用番号 9:00〜20:00)
最寄駅:目白、江戸川橋、早稲田




【2】足立区生物園(竹ノ塚)/生態の解説を聞きながら蛍を愛でる

足立区生物園

足立区保木間にある「足立区生物園」は、自然の生き物たちとのふれあいの場。生き物についての工夫をこらした展示やイベントが開催され、解説員による生き物の解説を気軽に聞くことができるコーナーもあります。

昔は天然の蛍が生息していたという足立区。都市化にともない、天然の環境で暮らすのが難しくなった現在でも自然について関心をもつきっかけとなるべく、足立区生物園では蛍の飼育を40年以上も続けています。


足立区生物園

6月6日(木)~9日(日)の4日間限定で開催されるイベント「ホタルの夕べ」では、屋外の庭園にある昆虫ドーム内で500匹を超えるゲンジボタルを観賞することができます。

特設テントでは蛍の飼育方法や生態の解説を聞けるほか、珍しい南方の陸生ホタル、オオシママドボタルの幼虫の展示も見られるそう。

蛍について詳しく知ることのできるいい機会なので、生き物好きカップルは、ぜひ足を運んでみてくださいね。


足立区生物園「ホタルの夕べ」
開催場所:足立区生物園
開催日時:2019年 6月6日(木)~9日(日)19:00~21:00(最終入園は20:30) ※生物園の夜間開園は18:00~21:00(昼の部で入園された方は再入園可能)
入園料:大人300円、小人150円
通常開園時間:9:30〜17:00(2〜10月)、9:30〜16:30(11〜1月)
休園日:月曜 ※休日および都民の日(10月1日)は開園し翌平日に休園、12月29日~1月1日
電話番号:03-3884-5577
最寄駅:竹ノ塚




【3】ほたる公園・玉川上水青梅橋付近(福生)/深い闇の中で水辺に漂う蛍の姿を楽しめる

ほたる公園・玉川上水青梅橋付近

地元住民の手によるお祭りとしてその伝統を引き継ぎ、2019年で54回目を迎える「福生ほたる祭」は6月15日(土)に開催。会場となるほたる公園や玉川上水青梅橋付近では、地域の方々が手をかけて丁寧に育てたゲンジボタルが水辺を飛び交う、幻想的な光景を楽しめます。

つくられた空間ではなく、屋外の水辺という天然環境に近いところで蛍が舞う様子を楽しめるのは、緑豊かな自然が残る福生ならでは。


ほたる公園・玉川上水青梅橋付近

会場周辺には模擬店が数多く並ぶのも楽しみの一つ。特設ステージでは催し物も開催され、にぎやかです。

日が落ちる少し前に訪れて、蛍を待ちつつ食べ歩きしながらのデートも楽しそう。夏の夕方のお祭り気分は、二人の仲をさらに盛り上げてくれるはずです♡


「福生ほたる祭」
開催場所:ほたる公園・玉川上水青梅橋付近
開催日時:2019年6月15日(土)13:00~21:00 ※小雨決行。中止の場合は翌日に順延
電話番号:042-530-2341(福生市観光案内所)
最寄駅:牛浜、熊川




【4】夕やけ小やけふれあいの里(八王子)/童謡『夕焼小焼』のモデルとなった町でゲンジボタルとヘイケボタルを観賞

夕やけ小やけふれあいの里

八王子にある自然体験型レクリエーション施設「夕やけ小やけふれあいの里」では、季節に合わせたイベントが随時開催されており、春夏秋冬を通して自然と触れ合うことができます。

施設内を流れる北浅川には蛍が自生し、さらに2017年より園内の小川でも蛍が育成されています。初夏の季節は19:30を過ぎた頃から、蛍が飛び交う光景が見られますよ。


夕やけ小やけふれあいの里

6月8日(土)~23日(日)は「ホタルの夕べ」として、18:00~20:45の間、園内が開放されます。

小川近くの芝生広場にレジャーシートを広げ、日が暮れ蛍が現れるのをゆったりと待つことができます。周辺の水車もレトロで風情たっぷり。三脚を立てての撮影も可能なので、蛍には直接光をあてないように注意して、とっておきの一枚を収めてくださいね。


夕やけ小やけふれあいの里「ホタルの夕べ」
開催場所:夕やけ小やけふれあいの里
開催日時:2019年6月8日(土)~23日(日)18:00~20:45
観賞料:大人100円、子ども50円
休園日:無休
電話番号:042-652-3072
最寄駅:高尾




【5】よみうりランド内「聖地公園」(稲城)/「蛍の光」と「青森ねぶたの灯り」の両方を楽しめる

よみうりランド内「聖地公園」

よみうりランド内の「聖地公園」では、近年あまり見ることができなくなった蛍の姿を取り戻すため、2009年から蛍が住める環境整備を行っています。

見頃のシーズンになると、園内の小川でゲンジボタルやヘイケボタルが淡い光を放ちながら飛び交う様子が見られますよ。


よみうりランド内「聖地公園」

6月1日(土)~23日(日)の金土日および6月29日(土)〜7月1日(月)には、2019年で第11回となる蛍観賞イベント「ほたる・ねぶたの宵」が開催されます。

展示の見所は、幅7m×奥行き5m×高さ2.5mという迫力満点の大きなねぶた「降臨 鹿島大明神」。それ以外にも、ねぶた面2つとねぶた人形4つが展示されます。

蛍の淡い光と、迫力満点のねぶたの灯り。対照的な2つの光をどちらも楽しむことができるのは、よみうりランドだけ。日中に遊園地で思いきり遊んだ後、夜はムードたっぷりの演出に酔いしれてみては?


よみうりランド「ほたる・ねぶたの宵」
開催場所:よみうりランド内「聖地公園」
開催日時:2019年6月1日(土)~23日(日)の金土日および6月29日(土)〜7月1日(月)
入場料:高校生以上500円、中学生以下無料
休園日:不定休(2019年6月18日〜20日、6月25日〜28日は休園)
電話番号:044-966-1111
最寄駅:京王よみうりランド、読売ランド前




【6】おとめ山公園(高田馬場)/都会のど真ん中にある江戸時代からの蛍の名所

おとめ山公園

高田馬場駅より徒歩8分ほどの場所に位置する「おとめ山公園」では、季節になると園内の蛍飼育舎内において、蛍を見ることができます。

「落合蛍を育てる会」の人々の尽力により、20mほどの金網で囲われている蛍飼育舎内は、蛍が好む生育環境に整えられています。施設内には小川があり、ゆくゆくは自然の環境の中で幼虫が自力で生息し、やがて成虫の蛍となって上がってくることができるような環境づくりがされているのだそうです。


おとめ山公園

毎年7月上旬になると、普段は夜間利用ができない蛍飼育舎が開放され、蛍が観賞できるイベントが開催されます(開催日に関しては、蛍の成長度合いを見て6月上旬に決定)。

蛍飼育舎では、成長途中の幼虫についての展示による説明を見ながら、実際に飛び交う蛍を歩いて観賞することができますよ。

イベント当日は模擬店なども出店。大都会の真ん中で蛍の姿を見つつ、自然について二人で考えるいい機会になるかもしれませんね。


新宿区立おとめ山公園「ホタル観賞の夕べと夜のおとめ山公園」
開催場所:新宿区立おとめ山公園
開催日時:2019年7月上旬の2日間(6月上旬に日程確定)19:00〜21:00
入園料:無料
休園日:無休
電話番号:03-3951-9196(落合第一特別出張所)
最寄駅:高田馬場




【7】成木川(青梅)/清流で眺める蛍にうっとり♡

青梅市成木

青梅市北部を流れ、入間川から荒川へと注ぐ清流・成木川では、初夏になるとその流域で、数多くのゲンジボタルを見ることができます。午後8時頃から飛び始めるそうですよ。

6月22日(土)には蛍の観賞イベント「蛍を見る夕べ」が開催されます(雨天・荒天中止)。


青梅市成木

イベント当日は、蛍が観賞できるエリアはすべて車両通行止めになるので、安全にゆっくりと観賞できるのがうれしいところ。自然いっぱいの澄んだ空気のなか観察できる蛍の姿は、やっぱりいいものです。

周辺の温泉宿を予約して、風情あるお泊りデートを楽しむのもいいですね♪


成木川「蛍を見る夕べ」
開催場所:大多摩霊園入口滝坂橋周辺
開催日時:2019年6月22日(土)
電話番号:0428-24-2481(青梅市観光協会)、0428-20-0011(青梅観光案内所)
最寄駅:東青梅(イベント当日は、駅から臨時直通バスあり)



取材・文/aica

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