【亀戸】“東京一”といわれる藤の名所で優雅な美を感じる幸せ/亀戸天神社

“東京一の藤の名所”として親しまれている「亀戸天神社」。その藤の歴史は、江戸時代にまで遡ります。


亀戸は湿地だったため、初代宮司が水を好む藤を社殿に植えたのが始まりだとか。それ以来、「亀戸天神社」の藤は江戸の名所として親しまれ、五代将軍・綱吉公、八代将軍・吉宗公が訪れたという記録もあるそうです。

藤棚の下には「心字池」があり、水面に映る藤はまた別格の美しさ。藤と「東京スカイツリー(R)」との見事なコラボレーションも魅力の一つです。


青空に映える昼間の美しさとはひと味違い、夜は静寂な雰囲気の中、明かりに照らされる藤の花を眺めることも。ライトアップされた藤は、息を飲むほどの美しさです(2024年のライトアップ実施は未定)。

亀戸天神社
  • 所在地

    東京都江東区亀戸 3-6-1

  • 最寄駅

    亀戸

  • 電話番号

    03-3681-0010

  • 備考

    藤の花の見ごろ:4月上旬~下旬

    ※開花状況は、神社公式インスタグラムでご確認ください

【赤坂】藤の紫色と社殿の朱色が印象的!パワースポットで愛でる藤の花/日枝神社

厄除けや安産、縁結び、商売繁盛、社運隆昌の神様として知られる「日枝神社」は、「大山咋神(おおやまくいのかみ)」を祀る神社です。


江戸時代には、徳川家康公が江戸城を居城とするにあたり「城内鎮守の社」「徳川歴朝の産神」として、また江戸の民からは「江戸郷の総氏神」「江戸の産神」として敬われました。近年は、パワースポットとしても人気を集めています。

藤棚は、本殿に向かって右側にあります。藤の紫色と社殿の朱色との鮮やかなコントラストは美しく、“映えスポット”としてもオススメです。


藤の花の香りに包まれながら、ふと目を向けると背後には高層ビルが!都会の雰囲気の中で見る藤は、またひと味違う良さを感じます。魅力的な撮影場所を探しながら、藤の花と二人のベストショットを残してくださいね。

日枝神社
  • 所在地

    東京都千代田区永田町 2-10-5

  • 最寄駅

    溜池山王

  • 電話番号

    03-3581-2471

  • 備考

    藤の花の見ごろ:4月中旬~下旬

【飯田橋】春の日差しを感じながら、のどかな田園風景の中で藤を堪能!/小石川後楽園

寛永6(1629)年、水戸徳川家の祖である徳川頼房が江戸上屋敷の庭として造り、二代藩主である光圀の代に完成した「小石川後楽園」。都内に現存する大名庭園の中では最古のもので、国の特別史跡・特別名勝に指定されています。


大きな池を中心とした日本庭園の中は、「海の景」「川の景」「山の景」「田園の景」と4つのエリアに分かれているのが特徴です。

「田園の景」に入ると、目の前には美しい藤棚が!のどかな景色の中にある藤は、また別格の良さがあります。都会にいることを忘れてしまうような風景に、心も体もリラックスできるでしょう。


園内にはお食事処もあるので、時間をかけてのんびり散策できるのも魅力です。彼と二人で、和の情緒をゆっくり感じてみてくださいね。

小石川後楽園
  • 所在地

    東京都文京区後楽 1-6-6

  • 最寄駅

    飯田橋

  • 電話番号

    03-3811-3015

  • 備考

    藤の花の見ごろ4月中旬~下旬

【浜松町】藤棚の下は絶好の癒やし空間。アクセスの良さも魅力!/旧芝離宮恩賜庭園

東京に残る江戸初期の大名庭園の一つでもある「旧芝離宮恩賜庭園」。典型的な「池泉を中心とした回遊式泉水庭園」で、池を中心とした庭園の地割りと石組は秀逸です。


JR浜松町駅北口から徒歩1分、都営地下鉄大門駅(B2出口)からも徒歩3分と、アクセスの良さもバツグンです。

藤棚は入口のすぐ近くにあり、3本もの藤の木が庭園に華やかさを添えています。藤棚の下にはベンチがあるので、青空に映える美しい花を眺めながら、ゆっくりとくつろぐことができますよ。


庭園から徒歩8分のところにある「ウォーターズ竹芝」からは水上バスが出ているので、船のプチ旅を楽しみながらお台場や浅草へ行くことも!「旧芝離宮恩賜庭園」を拠点にしたデートプランを考えるのも楽しそうですね♪

旧芝離宮恩賜庭園
  • 所在地

    東京都港区海岸 1丁目

  • 最寄駅

    浜松町

  • 電話番号

    03-3434-4029

  • 備考

    藤の花の見ごろ:4月中旬~下旬

【調布】「千年乃藤」の壮大な美しさを二人でのんびり味わって!/國領神社

万物生命の生成や、その生成力で復活と再生をつかさどる「神産巣日神(かみむすひのかみ)」を祀る「國領(こくりょう)神社」。明治8(1875)年に、國領神社(第六天社)と神明社(八雲神明社・杉森神明社)の二つの神社が合わさり、現在の形となりました。


境内には御神木として藤の木があり、その樹齢は約400~500年といわれています。地元では、この御神木を畏敬の念を込めて「千年乃藤」と呼び親しんでいるそうです。

藤棚は高さ約4m、面積約400m²で、棚一面に薄紫色の花房をつけ、境内を甘い香りで包み込んでいます。空の青さと藤の紫のコントラストは実に美しく、思わずうっとり見とれてしまうほど。比較的小さな境内は、二人でのんびり藤を眺めるのにも最適です。


例年開催されている「国領千年乃藤まつり」は、2024年は4月20日(土)と21日(日)に開催予定です。


藤の開花時期には「千年乃藤」の 御守や絵馬の頒布もあるそうなので、こちらもチェックしてみてくださいね。

國領神社
  • 所在地

    東京都調布市 国領町1-7-1

  • 最寄駅

    布田

  • 電話番号

    042-482-5207

  • 備考

    藤の花の見ごろ:4月中旬~下旬

    ※今後の天候次第で変更あり

【調布】上品な香りに包まれて、白・紫・一重・八重など13品種の藤を満喫!/神代植物公園

神代植物公園」は、調布市の代表的な観光名所「深大寺」エリアにあります。もともとは、東京都の街路樹などを育てるための苗圃でしたが、昭和36(1961)年に都内唯一の植物公園として開園しました。


武蔵野の面影が残る園内では、四季を通じてさまざまな植物を観賞でき、春になると、藤の花が見事な“薄紫のカーテン”を描きます。

特徴的なのは、ノダフジの園芸品種「コクリュウ」や、ヤマフジの園芸品種「シロカピタン」など、その種類の豊富さ。なんと、13品種もの藤の花を観賞することができます。この時期は、ツツジやシャクナゲなども見ごろとなるので、藤と一緒に楽しめるのもポイントです。


都心から離れた自然あふれる園内で、藤の上品な香りに包まれながら、心地よい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

神代植物公園
  • 所在地

    東京都調布市深大寺元町 5-31-10

  • 最寄駅

    調布

  • 電話番号

    042-483-2300

  • 備考

    藤の花の見ごろ4月下旬~5月上旬

文/レッツエンジョイ東京編集部

写真/掲載スポットの運営元などより提供

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本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2024年03月09日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事は2023年03月18日に公開した内容を一部加筆・修正した上で、2024年03月09日に再公開しております。
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