オトナ女子が「誘ってほしいな！」4月のデートにオススメ映画3選 by トーキョー女子映画部

過去の悲しい出来事がきっかけで代々「音楽禁止」になった一家で、こっそり音楽の道を目指す少年ミゲルの物語。第90回アカデミー賞®で、長編アニメーション賞、主題歌賞“リメンバー・ミー”の2部門を受賞したピクサー最新作で、クオリティーはお墨付き。ひょんなことから主人公が舞い込んだ、ご先祖様がいる死者の国は、とてもカラフルでアーティスティック。主人公が自身のルーツを知るストーリーなので、観た後は自然とお互いの家族の話になるはず。相手の家族についてあまり聞いたことがないなら、きっかけにするのも良さそう。

リメンバー・ミー

公開日：好評劇場公開中

配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン

監督：リー・アンクリッチ、エイドリアン・モリーナ

声の出演：アンソニー・ゴンザレス／ガエル・ガルシア・ベルナル／ベンジャミン・ブラット

野心溢れるルポライターが、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件の謎を解明しようと奔走するうちに、自身も危機的状況に陥っていく様を描く。映像化不可能と言われていた、中村文則の同名ベストセラー小説の映画化作品だが、小説と映画で異なる描写もあり、読書好きのカップルにもオススメ。最後に驚愕の展開があり、お互いにどこで真相に気付いたか話したりと、鑑賞後の会話のネタには困らない。若い層に人気の岩田剛典や山本美月がメインキャストながら、内容は大人向けで見応えも充分。

去年の冬、きみと別れ

公開日：好評劇場公開中

配給：ワーナー・ブラザース映画

監督：瀧本智行

出演：岩田剛典（EXILE / 三代目 J Soul Brothers）／山本美月／斎藤工

第二次世界大戦初期の1940年、ナチス・ドイツの侵攻が進んだイギリスで、苦渋の選択により国を救った、ウィンストン・チャーチル首相の奮闘を描く。堅いイメージがあるが、歴史や政治に詳しくなくても楽しめる人間ドラマとなっている。一見男性好みの作品だが、チャーチルの妻や、リリー・ジェームズが演じるタイプライターも重要な役として描かれており、女性も感情移入しやすい。第90回アカデミー賞®で、ゲイリー・オールドマンが主演男優賞、日本人の辻一弘がメイクアップ＆ヘアスタイリング賞を受賞し話題作なので、誘いやすいのでは？

ウィンストン・チャーチル／ヒトラーから世界を救った男

公開日：好評劇場公開中

配給：ビターズ・エンド、パルコ

監督：ジョー・ライト

出演：ゲイリー・オールドマン／クリスティン・スコット・トーマス／リリー・ジェームズ