18歳以上限定の水族館イベントでオトナの夜を…まったり心ゆるむワークショップで癒しデート♪

デートスポットとしても人気の東京スカイツリータウン（R）内にある「すみだ水族館」。実は、毎週水曜日の19時半から、18歳以上限定のワークショップが行われているのを知っていました？中でもかわいらしいペンギンを双眼鏡で観察できる「ペンギンワッチ」は、いつも抽選になってしまうほどの人気なのだとか。今回は、落ち着いた雰囲気の中、彼と二人でゆっくり癒しデートをできるこのワークショップをレポートします。

「ペンギンワッチ」がスタートするのは19時半から。仕事を早めに切り上げて、彼と待ち合わせましょう♡ 入口で入場券（大人2,050円）を買って中へ入ります。水族館の飼育スタッフさんから30分間も案内してもらえるのに、入場料以外に費用がかからないなんてステキ。

集合場所のインフォメーションへ行き、参加者識別用のケミカルライトをもらいます。館内はかなり暗めに設定されていて、このライトが目印になります。

軽く折り曲げると発光します。手首に巻くのですが、自分で着けるのは難しいので彼と着け合いするのがオススメ♡暗い所でもはぐれなくて済みそうです。

参加者がそろったら各ペアに1つずつ双眼鏡が渡され、ガイド役の飼育スタッフさんからピントの合わせ方などのレクチャーがあります。

貸し出されるのはスワロフスキー・オプティック社の高性能な双眼鏡で、世界中のバードウォッチャーやネイチャーガイドが愛用しているのだそう。

レクチャーが終わったら、いよいよガイドツアーがスタート♪飼育スタッフさんについて歩き、ペンギンたちが暮らすプール型水槽を1周します。まずは、ゆるやかなスロープをのぼって、日本最大級の屋内水槽を見下ろします。

肉眼でもペンギンは見えますが、距離がある上に夜の館内はかなり暗く、細部まではわかりません。それが双眼鏡をのぞいてみてびっくり！

下にいるペンギンたちの姿が、大きくクリアに迫ってくるんです。かなりズームにしても視界は明るく、直接照明を見ないようにと注意されたのも納得です。

ちなみに、同館にいるペンギンはすべてマゼランペンギン。胸元の黒い2本のラインがトレードマークです。

「ペンギンワッチ」が行われる時間帯は、ペンギンたちのお休みタイム。多くは陸に上がって立ったまま眠っているので、目をつぶった顔やウトウトしている様子をつぶさにキャッチできますよ。双眼鏡越しにスマホなどで撮影すれば、驚くような写真が撮れちゃいます♪

普段、なかなか見られないかわいらしいペンギンの姿を大好きな人と一緒に眺めれば、仕事の疲れも吹き飛んでしまうこと間違いありません！

ガイドのトークもハイレベル。飼育スタッフならではの視点で、ペンギンたちの生態や恋愛事情をおもしろおかしくお話してくれます。浮気や三角関係もあるけど、子どもが産まれるとなかなか別れないんだそう。「人間みたいだね」なんて彼とも盛り上がれそう♡

解説を聞きながら水槽を一周する間には、オットセイにも会えますよ。ぐるりとまわってきたら、今度はペンギンたちを間近でウォッチング♪

オットセイの大きな鳴き声で目を覚ましたのか、好奇心旺盛な子がバシャバシャと泳いで近づいてきました♪ 手を振るとクリクリした目で追いかけて、超キュート♡夜でもふれあいが楽しめるんですね。

近くのペンギンに双眼鏡を向けてみると、すごい臨場感。羽の質感までリアルで、目の前にいるような錯覚に陥ります。

あまりの性能の高さに双眼鏡の値段を聞いてみたら・・・びっくりするほどの価格！どうりでよく見えるワケです。大人限定の魅力はこんなところにもあったんですね。なんて贅沢！

ペンギンたちをじっくり観察していると、じっと寄り添っていたり、並んで腹ばいになっていたり、互いに羽づくろいしていたり、仲睦まじいカップルがたくさんいることに気づきます。

聞けばマゼランペンギンの離婚率は、わずか3％程度なんだとか。じっくり観察すれば、円満カップルのヒントを見つけられるかも？

「ペンギンワッチ」の定員は4組8名（※1組2名）と小人数なので、質問も気軽にできちゃいます。飼育スタッフさんは55羽（2018年1月現在）のペンギンたちすべてを見分けられるので、気になるペンギンを見つけたら名前や性格を聞いてみるのも楽しいですよ。

最後の解説が終わったら、30分間のワークショップは終了。飼育スタッフさんに双眼鏡を返して解散となります。平日の夜は子どもがほとんどおらず、館内は静か。解散後も、ほとんどの人が閉館まで観賞していくそうです。

ペンギンはこれから繁殖期の春に向けて、恋が一気に加速していきます。愛にあふれるペンギンたちの姿を見れば、二人の仲ももっと深まるはず！心がゆるむデートができるこのワークショップに、ぜひ彼と訪れてみてください。