雨の日にもぴったり！100円で楽しめる渋谷の「温室植物園」でボタニカルなデート

渋谷駅から歩いて10分ちょっと。渋谷区の施設「渋谷区ふれあい植物センター」にやって来ました。 なんと、日本で一番小さな植物園なんだそう。入口もこぢんまりとしています。

そして入園料は、100円ぽっきり！

受付で入園料を払って中へ入ると、キレイな魚や水生植物が飼育されている水槽の横に、華やかなペーパーフラワーの飾り付けが。手作り感あふれるディスプレイに、思わずほっこり♡

そして、気持ちだけでなく体もすぐに温まるはず。ここは、渋谷清掃工場でゴミを燃やすときに生まれる電力を利用した、温室型の植物園なんです。

ガラス張りの温室は明るく、上着を脱がないと汗ばんでくるほどポカポカ。常夏気分を味わえます♪

園内は3フロアに分かれていて、1階ではバナナ、パパイヤ、マンゴー、バオバブといった熱帯植物を中心に、約200種類の植物が生い茂っています。

色あざやかなブーゲンビリアやヒスイカズラ、果実がミッキーマウスの顔のように見えるミッキーマウスツリーなど、季節によってさまざまな花が見られるのも魅力です。

童謡「春の小川」のモデルとなった渋谷区内の小川をイメージしたせせらぎも。ヘイケボタルが飼育されていて、夏にはホタルの観賞会が開かれます。

熱帯植物の大きな葉っぱ、色あざやかな花、心地いい水音。自然とリラックスできて、癒されます。

弧を描くように備え付けられた階段で、2階へ。木々を見下ろしながらのんびり歩くのは気持ちが良く、自然と心が晴れていくよう。

階段をのぼったところには、鉢植えのサボテンやアロエなどの多肉植物がずらり。いろいろな種類があって、彼との会話もはずみそう♡

図書コーナーには、植物や園芸の本ばかりが約700冊そろっています。イラストや写真をふんだんに盛り込んだ図鑑も多いので、パラパラとめくるだけでも楽しめますよ。

毎月違う内容が楽しめる企画展示も人気。この日は、落ち葉のプールが用意されていました。大人も童心にかえってはしゃいでしまいそう♪

はしゃぎ疲れても大丈夫。ゆったり落ち着ける休憩コーナーがあるんです。無料で利用できる麦茶のサーバーまであり、至れり尽くせり。緑あふれる空間と穏やかに流れる時間に、渋谷だと忘れてしまいそうになるほど。

吹き抜けの横にある席は、開放感たっぷり。1階を見下ろしながら、二人でまったり過ごすのに最適です♡

3階には山手線も見える小さなルーフバルコニーがあって、鉢植えのハーブが並んでいます。暖かい季節にはさまざまな種類があり、さわったり、香りを楽しんだりできます。

松ぼっくりやどんぐりなど、さまざまな木の実や種を手に取れるコーナーも。アットホームな空間で楽しく自然とふれあえば、きっと二人の笑顔も増えるはずです♡

二人でまったりとしたひとときを過ごすのにオススメの渋谷区ふれあい植物センター。

駅からお散歩気分で歩いていけるので、渋谷デートの途中で足を運んでみてもいいですね。 アットホームな雰囲気でリラックスできるし、次のデートは渋谷のオアシスにでかけてみてはいかが？

取材・文／佐々木 志野
※2018年2月21日時点の情報です。価格は税込。情報、内容等は変更になる場合があります。