現地のような空気感と骨太な料理が魅力/ル ブション オガサワラ

ル ブション オガサワラ 店内

フランスのリヨンにある郷土料理を出すお店を「ブション」と呼ぶそう。そんなリヨンの街角にある「ブション」を切り取ってきたようなお店が「ル ブション オガサワラ」。オーナーシェフの小笠原さんの人柄そのままの、オープンで飾らない雰囲気が魅力です。

カウンターがメインのこのお店なら、カウンター席に苦手意識のある人でもその醍醐味を味わえるはず。コの字型のカウンター席はオープンとともに徐々に埋まっていき、あっと言う間に満席に。予約は必須です!!


ル ブション オガサワラ テーブル席

奥には、半個室として利用できるテーブル席も。アクセントになっている黄色のランチョンマットが明るく、楽しい空気を漂わせています。

ちなみに、深夜3時まで営業しているのもこの店の特徴の一つ。24時になると、照明はぐっとおさえてムーディーな雰囲気に様変わり(24時以降は喫煙可)。2軒目、3軒目に訪れて、大人な夜を過ごすのも楽しそう。


ル ブション オガサワラ 生牡蠣

料理はどれも気前のいいポーション♪カップルでシェアしても大満足のボリュームです。カキ好きにはたまらない、兵庫県赤穂産「生牡蠣(6個)」(1,500円・税抜)は、レモンかオリジナルのビネガーとともに。前菜は他に、半熟卵を絡めていただく「リヨン定番・サラダ リヨネーズ」(980円・税抜)もおすすめ。


ル ブション オガサワラ 大きい自家製ソーセージのグリエ

メイン料理の「大きい自家製ソーセージのグリエ」(1,800円・税抜)は、ワインがすすむ一皿。粗挽き肉の食感とコリコリとした軟骨のアクセント、スパイスの香りが食欲を刺激します。ワインはグラス(800円~・税抜)が赤白それぞれ6種類あり、飲み比べも楽しそう。


LE BOUCHON OGASAWARA(ル ブション オガサワラ)
住所:東京都渋谷区円山町13-16 BNKビル1F
電話番号:03-6427-0327
営業時間:18:00~翌3:00
定休日:水曜、月1回不定休
最寄り駅:神泉





寿司屋のカウンター席のような落ち着いた佇まい/ぽつらぽつら

ぽつらぽつら 店内

落ち着いた空間で、静かに語り合いたい二人におすすめなのが「ぽつらぽつら」。飲食店が立ち並ぶ通りに面した全面ガラス張りのファサードが、ひと際目を引きます。飲み屋街とは一線を画した、ちょっとこだわりのある大人が集う神泉らしい夜が過ごせるお店です。

L字型のカウンター席は、お寿司屋さんのような凛とした上品な設え。料理人の手元も見える席なので、料理が作り出されるライブ感や臨場感を楽しめるのもポイント。どんな料理に仕上がっていくのか、二人で想像しながら待つというのもいいですね。


ぽつらぽつら 野菜のテリーヌ

「うみとはたけ」をテーマに掲げた料理は、旬を感じられるものばかり。たまプラーザにある直売所や、あざみ野の農家さんから直接仕入れた朝採れの野菜は絶品です。

おすすめは、フレンチドレッシングでいただく「野菜のテリーヌ」(600円・税抜)。ついつい写真に収めたくなる色鮮やかなパレットのような美しさで、彼女もきっと喜ぶはず。


ぽつらぽつら 真ダコと自家製ドライトマトの炊き込みごはん

築地と川崎の北部市場で仕入れた魚介類を使ったメニューも充実。「真ダコと自家製ドライトマトの炊き込みごはん」(1合1,800円・税抜)は〆の一品に。シンプルな鰹ダシと、うま味が詰まったドライトマトの組み合わせは他では味わえません。

そして、国内屈指と言われる日本ワインの品ぞろえにも注目を!グラス(800円~・税抜)とボトル(4,800円~・税抜)の用意があり、その数は約80種類。最近は、北海道産の白ワインが秀逸でおすすめだとか。国産ワインの魅力を二人で体験してみて。


ぽつらぽつら
住所:東京都渋谷区円山町22-11 堀内ビル1F
電話番号:03-5456-4512
営業時間:18:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:不定休
最寄り駅:神泉





約500種類のワインが並ぶ、ワイン好きが集う店/神泉 遠藤利三郎商店

神泉 遠藤利三郎商店 外観

ワインセラーのあるマンションとして有名な「ワインアパートメント」の1階にある「神泉 遠藤利三郎」は、ワイン好きなら押さえておきたい一軒です。橋本夕紀夫さんによる空間デザインは、滑車を印象的に取り入れたイノベーティブな雰囲気で、どこを撮っても絵になります。


神泉 遠藤利三郎商店 店内

1階はカウンター席とワイン樽をアレンジしたテーブル席、2階はパーティールームとして団体も利用できるテーブル席があります。

フランスを中心に世界中の銘醸地から選りすぐった約500種類のワインが、壁一面に隙間なく並ぶさまは圧巻!どの席に座っても、ワインを身近に感じられます。シニアソムリエの齋藤さんを筆頭にホールスタッフは全員ソムリエなので、気軽にワイン談義を楽しんで。

「いろんなワインを試したい」「お酒は強くないけれど飲みたい」という二人にうれしいのが、テイスティングサイズの少量ワイン(400円~)があること!気軽に飲み比べできるので、会話も弾みそうです♪


神泉 遠藤利三郎商店 新潟県産 寒ブリの燻製 大根のサラダ 柿のソース

シドニーで研鑽を積んだ泉シェフが作る料理は、季節感も楽しめる本物志向のメニュー。「新潟県産 寒ブリの燻製 大根のサラダ 柿のソース」(1,680円)は、ぶり大根からヒントを得たもので、彩りの良さもポイント。


神泉 遠藤利三郎商店 新潟県産 熊本県産 和牛「和王」A4ウチモモのロースト 黒胡椒のソース

ワインとじっくり味わいたいメインディッシュは、「熊本県産 和牛「和王」A4ウチモモのロースト 黒胡椒のソース」(3,850円)。肉汁を閉じ込めるように丁寧に火入れした赤身肉を、黒コショウをきかせた赤ワインベースのソースで。付け合わせの野菜もたっぷりで、女子に喜ばれる一皿です。


神泉 遠藤利三郎商店
住所:東京都渋谷区神泉町11-9 ワインアパートメント1F
電話番号:03-6455-3460
営業時間:18:00~24:00(フードL.O.23:00、ドリンクL.O.23:30)、金・土・祝前日 18:00~24:30(フードL.O.23:00、ドリンクL.O.24:00)、日・祝 18:00~23:30(フードL.O.22:30、ドリンクL.O.23:00)
定休日:日曜不定休
最寄り駅:神泉





温もりが心地いいシェフズテーブルのような空間/アンシャンテ

アンシャンテ 外観

神泉駅から徒歩1分足らずの場所にある「アンシャンテ」。お店は、ビストロには珍しい白い大きなちょうちんが目印。細い路地にあり、駅チカながら隠れ家のような“おこもり感”があるのが特徴です。


アンシャンテ 店内

こぢんまりした店内は、L字型のカウンター席を中心にしたシェフズテーブルのような空間。シェフとの距離が近いので、メニューにない料理のリクエストやワインの好みなど、初めての訪問でもコミュニケーションを取りながら楽しむのがおすすめのスタイル。

二人の会話に集中したい時は、当日でもオーダーOKのコース料理(3,500円~)を楽しむのも手。居心地がよく、〆のデザートも手作りのものがいただけるので、長居するお客さんも多いそう。


アンシャンテ おまかせ前菜3種盛り合わせ

二人でシェアしたい「おまかせ前菜3種盛り合わせ」(1,400円・税抜)。この日は、タコとアボカドのサラダ、自家製スモークサーモン、鶏の白レバームースを中心に、ピクルスやオリーブもトッピングされたお得なメニュー。オーナーシェフの佐藤さんはソムリエでもあるので、料理とワインの相性の良さは格別です!


アンシャンテ いわしとじゃがいものミルフィーユ

白ワインとのマリアージュも楽しい「いわしとじゃがいものミルフィーユ」(1,300円・税抜)は、トリュフオイルの香りがリッチな一皿。キレイな層をつくる断面は、インスタ映えする“萌え断”かも。

ワインは、グラス(700円~・税抜)かボトル(3,500円~・税抜)をお好みで。コスパが高く、一度訪れると二度、三度と通いたくなるお店です。


enchanté(アンシャンテ)
住所:東京都渋谷区円山町17-2
電話番号:03-3463-5809
営業時間:17:00~翌2:00(L.O.24:30)
定休日:日曜
最寄り駅:神泉





自然派ワインとイタリア郷土料理でにぎやかな宴/アウレリオ

アウレリオ 店内

円山町の中で最も静かなエリアにある「アウレリオ」。大きなガラス窓から店内で楽しそうに過ごすお客さんの姿が見えると、引き寄せられるようにドアを開けてしまいそう。

常連のほとんどがリピートするというカウンター席は、スタッフや隣席との距離感も心地よく、カジュアルな店の雰囲気を存分に楽しめる特等席です。活気ある店内で二人肩を並べていると、自然と距離が近くなっていることを実感できるはず。


アウレリオ 外観

平日でも19時ごろには満席になることが多いので、予約しておくとスマート。テーブル席もあり、5名以上で利用する場合はコース料理(3,500円~、要予約)をオーダーできます。


アウレリオ ポテトサラダ

“とりあえず”の一皿には「ポテトサラダ」(550円)を。デザートワインを使った自家製マヨネーズで仕上げているので、お酒に合うのは言わずもがな。半熟卵とチーズが、おつまみの定番をワンランク格上げしてくれます。


トリッパの白ワイン煮込み ジュリアーナ風
タリアテッレ ボロネーゼ

シェフの鈴木さんが修業していた北イタリアのアレンジで楽しむ「トリッパの白ワイン煮込み ジュリアーナ風」(1,000円)。シナモンとクローブの香り、野菜の自然な甘みがポイントです♪ 常時、手打ちパスタをいただけるのも特徴の一つで、「タリアテッレ ボロネーゼ」(1,100円)は、定番人気の一皿です。

オーナーでソムリエの大本さんセレクトのナチュラルワインは約200種類。「料理はもちろん、気分や雰囲気に合わせたワインを」と大本さん。グラス(800円~)でも20種類ほどが楽しめるので、自然派ワインに親しみたい二人には最適です。


AURELIO(アウレリオ)
住所:東京都渋谷区円山町16-1
電話番号:03-6755-6037
営業時間:17:00〜L.O.24:00
定休日:日曜
最寄り駅:神泉



取材・文/近藤 由美
※2018年2月7日時点の情報です。価格は税込。情報、内容等は変更になる場合があります。

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※本記事内の情報は2018年02月07日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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