2018/1/7 11:00

老舗のお蕎麦に路地裏の古民家カフェetc.デートで行きたい「北千住」のグルメスポット5選

 

下町のイメージがあった北千住はもう過去の話。古き良きお店も数多くありながら、エスニック、レトロなカフェ、北千住で醸造しているビール店など魅力あるお店がたくさん。多くの路線が乗り入れていて、どこからでもアクセスしやすい北千住にある、グルメスポットを紹介します。北千住はノーマークなエリアという二人も、ぜひ足を伸ばして気になるお店をまわってみては!?

110年以上の歴史がある蕎麦屋の地獄そばを食べてみたら実は天国だった/きそば 柏屋

きそば 柏屋外観

北千住駅西口から徒歩3分ほどの千住ほんちょう商店街。100店舗を超えるお店があるそうですが、その中でもダントツに歴史のあるお店が「きそば 柏屋」。

創業は明治37年。つまり110年以上の歴史があり、商店街どころか千住近辺では一番古いお店だそうです。現在の社長で4代目、創業からずっとこの場所。明治から現在に至るまで、地元の人々のお腹を満たしてきました。


きそば 柏屋地獄そば

こちらで、ぜひいただきたいのは「地獄そば」(950円)。名前からして辛そうですが、つゆは普通の蕎麦と同じで辛くありません。つゆに使っているのは鰹節と宗田節。一般的な量の1.5倍を使っているそうで、香りと旨味が違います。具材は海老天、煮玉子、筍、山菜などがたっぷり。地獄要素がまったくないどころか天国です。

ちなみに、このお店の近くには金蔵寺という寺があり、閻魔大王が女性に扮して寺にやってくると蕎麦をお供えする、という逸話にちなんで考えられた蕎麦なんだそう。

老舗の落ち着いた雰囲気でひと息ついて、次はどこへ行こうか・・・と二人で考えながら蕎麦を食べるのもいいものです。



きそば 柏屋
住所:東京都足立区千住2-32
電話番号:03-3881-2807
営業時間:11:00~21:00(L.O.20:30)
定休日:なし



ゆったりした時間が流れる店内で本格フォーはいかが?/ハノイハノイ

ハノイハノイ店内

ここはベトナムなのでは?と思うくらいにベトナム感あふれる外観。普通に街を歩いていたら、なかなか見つけられないと思えるような路地の奥にあるお店が「ハノイハノイ」です。

雑貨とコーヒーのお店としてオープンしてから10年以上。新婚旅行でベトナムを訪れて以来、ベトナムにのめり込んでしまったというオーナー夫婦が、ベトナムをもっと知ってもらいたいという思いから始めたそうです。


ハノイハノイ

お店は戦後すぐくらいに建てられたと言われる民家を利用したもの。靴を脱いで2階に上がると、畳の部屋で年季の入った家具やベトナム雑貨が迎えてくれます(ベトナム雑貨は購入可能)。

誰かの家にお邪魔しているようで、ついついゆっくりしたくなるスペース。「店内」という表現が似つかわしくない、ほっこりとした時間が流れます。


ハノイハノイ

「ベトナムの味そのままです」というメニューの中でも、平日のランチセットはかなりお得。フォーやバインミーなど単品でも注文できますが、セットにすれば飲み物、生春巻き、サラダ、デザートまでついてボリュームたっぷり。

日本ではフォーと言えば鶏のイメージはありますが、ベトナムでは「牛のフォー」(平日ランチセット980円、土日1,296円)が一般的だそう。やさしいスープにほんのり甘味のある牛肉が魅力。テーブルにある調味料で自分好みの味に調整していただきます。

ベトナムのサンドウィッチ「バインミー」(平日ランチセット980円、土日1,080円)も人気で、テイクアウト(680円)もできます。

近くには姉妹店のハノイデラックスがあり、こちらはベトナム屋台のバーのような雰囲気。昼でも夜でも、北千住にいながらベトナムデートの雰囲気を味わってみては?



ハノイハノイ
住所:東京都足立区千住1-28-13
電話番号:03-6803-0788
営業時間:11:30~22:00(L.O.21:00)、日・祝11:30~21:00(L.O.20:00)
定休日:火曜日



デート中のちょっとひと息はココ!自家焙煎のコーヒーが飲めるカフェ/SLOW JET COFFEE

SLOW JET COFFEE店内

北千住駅からは徒歩10分ほど。京成関屋駅や牛田駅も利用できる、千住の住宅街にたたずむ「SLOW JET COFFEE(スロージェットコーヒー)」。築40年のガレージを改装して、2014年にオープンしました。

改装といっても、地面や壁、窓枠などはほぼそのまま。にも関わらず、この店のために建てられたのではないかと思うくらい、すべてがなじんで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。周囲は特に目立った建物もない住宅街のため、地元の方たちがよく訪れるとか。


マーサーブランチ ギンザテラス店内

店名の“SLOW”は1杯ずつ丁寧に淹れるドリップ、“JET”は深煎り豆を高速抽出するエスプレッソをイメージしています。

店内で焙煎している豆を使った「ブレンドコーヒー」(410円)は、すっきりとして適度な酸味があり、いくらでも飲めてしまいそう。「ポーチドエッグと厚切りハムのチーズソースワッフル」(730円)など、充実のランチメニューも絶品です。

デートの合間にちょっとひと息、と思っていても、スローな時間が流れる店内でコーヒーを飲んでいると、時間が経つのを忘れてしまうかも?



SLOW JET COFFEE
住所:東京都足立区千住東1-29-12
電話番号:03-3888-8278
営業時間:月〜土7:00~23:00(L.O.22:30)※20:00以降はSLOW BAR、日・祝7:00~20:00(L.O.19:30)
定休日:なし




ディナーデートにも!築70年近い路地裏の古民家カフェ/カフェ・わかば堂

カフェ・わかば堂店内

居酒屋が立ち並ぶ通りから1本入ったところに、ひっそりとたたずむ「カフェ・わかば堂」。ここは本当に北千住?と思ってしまう、築70年近い古民家を改装した、店内にはアンティークも並ぶレトロ感あるお店です。

席は1階と2階にありますが、もともとは古民家。席数は30席ほどなのですぐに満席に。特に週末は混み合うため、場合によっては並ぶこともあるそうです。平日であれば、比較的席には余裕があるとか。


カフェ・わかば堂わかば堂の前菜盛り合わせ

店名にはカフェとありますが、料理のメニューは豊富。特に夜はレストランのような使い方もでき、パスタや天然酵母で作った生地のピザなどイタリアンベースの料理が味わえます。

「わかば堂の前菜盛り合わせ」(1,188円)はボリュームもあるので、彼とシェアするのもアリ。具材が日替わりで提供される「本日のキッシュ」(648円)も人気の一品。リーズナブルで見た目も美しい料理は選ぶのも迷ってしまいます。

カクテルやワインなどお酒の種類も多いので、北千住デートの一日を締める1杯を飲みに訪れてみてはいかが?



カフェ・わかば堂
住所:東京都足立区千住1-31-8
電話番号:03-3870-6766
営業時間:月〜土12:00~24:00(L.O.23:00)、日・祝12:00〜21:00(L.O.20:00)
定休日:なし




ビール好きカップルにオススメ!醸造設備を見ながらビールが飲める/さかづきBrewing

さかづきBrewing店内

北千住駅西口から徒歩3分の「さかづきBrewing(サカヅキブルーイング)」は、店内で醸造したビールを飲めるお店。「北千住はすべての世代に活気がある」と言う代表の金山尚子さんが、店内でビールを醸造しています。その醸造設備を見ながらビールを飲むことができるのも、この店の魅力の一つ。

16時の開店から30分もすればカウンターは満席に。店内も明るく入りやすい雰囲気だからか、訪れる方の年代もさまざま。全方位的に人気があるのがよくわかります。


銀座 ポルトファーロ店内

ビールは店内で醸造している4〜7種類とスーパードライを常時提供。麦芽の旨味がしっかり感じられ、口当たりのやさしい「風月ペールエール」(540円)で乾杯!

サクサクとした衣の「フィッシュ&チップス」(750円)は間違いない組み合わせですが、驚くほどやわらかい「合鴨の燻製」(850円)もオススメです。

ビールのことが詳しくないカップルも、メニューにわかりやすい説明があるので大丈夫。迷ったら店員さんに聞いてみましょう。

一期一会かもしれない限定ビールもあるので、何度通っても新しい味わいに出合えそう。「また北千住に来てみたい!」と思えるようなお店です。



さかづきBrewing
住所:東京都足立区千住旭町11-10
電話番号:03-5284-9432
営業時間:水〜金16:00~22:30(L.O.22:00)、土13:00~22:30(L.O.22:00)、日13:00~21:30(L.O.21:00)
定休日:月・火




富江弘幸さん

◆取材・文/富江弘幸


主にビールについて執筆している元川越在住のライター。さまざまなメディアに寄稿し、その原稿料でまたビールを飲む日々を過ごしている。著書に『BEER CALENDAR』(ワイン王国)。

Website:ビールと本と旅とおもしろいこと
Twitter:@hiroyukitomie


※2018年1月7日時点の情報です。価格は税込。情報、内容等は変更になる場合があります。

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